『ジャンプチ』、ジャンプフェスタ2023に初出展!出展のいきさつや今後のキャラ実装について、プロデューサーに聞いてみた
「週刊少年ジャンプ」の人気キャラクターが大集合する『ジャンプチ ヒーローズ』(以下『ジャンプチ』)がこのたび、2022年12月17日(土)〜18日(日)にかけて開催された「ジャンプフェスタ2023」に出展した。
「ジャンプフェスタ」は「週刊少年ジャンプ」をはじめとする、「ジャンプ」系漫画の祭典。毎年さまざまなニュースが解禁されるほか、漫画作品や関連ゲームの展示が多数行われている。
『ジャンプチ』は2018年にリリースされたゲームだが、今回が満を持しての初出展。この記事ではその様子をレポートするほか、プロデューサー陣へのGameWith独占インタビューについても掲載する。
なんとここだけの情報として、1月参戦予定の「僕とロボコ」に次ぐ新たな作品の存在についてこっそり教えてもらうことができた。『ジャンプチ』ファンはぜひ読んでいってほしい。
▶『ジャンプチ ヒーローズ』のゲーム詳細はこちら▶『ジャンプチ ヒーローズ』攻略wikiはこちら『ジャンプチ』ブースレポート!なんだこの「でっかいスマホ」は!?
会場のざっくり中央に位置していた『ジャンプチ』ブースは、アプリのイメージカラーでもある赤色で作られ、遠巻きにも目立っていた。
そのせいかはわからないが、まず目に入ったのはなんともすごい長蛇の列。彼らのお目当ては……
なんと、1メートルほどもある巨大スマートフォン! この端末で『ジャンプチ』を遊ぶことができるのだ。
ふだん手のひらサイズで遊んでいるゲームをこんな大きな画面でプレイできるのは、めったにない機会。さっそく触らせてもらうことにした。
実際に触ってみると、まさに『ジャンプチ』そのもの。擬似的な仕組みではなく、実際に『ジャンプチ』アプリそのものを稼働させているとのことだ。
そもそも漫画のコマを使った演出が特徴のゲームだが、このサイズになると「実際の単行本レベル?」と思うほど大きく表示され、迫力がスゴい。
プレイが終わるとガチャを引くことが可能だが、ガチャといってもここで引けるのはガチャ(物理)。でっかいスマホの隣りに位置する機体に、メダルを入れて回す。
そうそうこの、回すときの重みがガチャ(物理)の楽しみなんだよな……と懐かしい気持ちになった。ちなみに中身は『ジャンプチ』登場キャラのステッカー。他にもAirPodsProケースやミニ巾着など日常使いもできるグッズがあったそうだが、手に入れることは叶わず……。
そのほかブースにはフォトスポットや間違い探しコーナーがあり、どちらも多くの人で賑わっていた。
さらに壁面にはメインキャラたちの必殺ワザシーンが掲載されており、まさに隅々まで『ジャンプチ』を味わうことのできる、気合の入った展示になっていた。
プロデューサー陣独占インタビュー! こっそり「新キャラのウワサ」も!?
実は今回の取材で、GameWith編集部は『ジャンプチ』プロデューサーを務める藤川翔さん、アシスタントプロデューサーを務める浜崎友里菜さんの両名にインタビューを行うことができた。
以下ではその内容をお届けしていこう。ここでしか聞けない話もいくつかお話しいただけたので、要チェック。
ゲームの流れそのままの展示ブース
ーーインタビュー前にブースを見せていただきましたが、大盛況でしたね。『ジャンプチ』プレイヤー以外の方も多く来られていたように見えます。
藤川 ありがたいことに開場からずっと列が途切れず、多くの方にお楽しみいただけているようでした。おっしゃる通り、この展示で『ジャンプチ』に初めて触れた方も多いようで、非常に嬉しく思います。
浜崎 『ジャンプチ』を知らない方でも、単純に巨大スマホで楽しく遊べることや、ブース内にたくさんのキャラがいて自分の好きなキャラに会えるといった感じで「ジャンプが好き」という方に楽しんでもらえていると思います。
ーー目玉とも言える巨大スマートフォンからガチャ、フォトスポットなど、来訪者を楽しませようとする仕掛けが所狭しと並んでいましたね。どのようなコンセプトで展示内容を考えられたのでしょうか?
浜崎 「ゲームと同じ流れを体験できる」ことをめざして展示内容を用意しました。ジャンプフェスタでは『ジャンプチ』ユーザーではない方もいらっしゃると思ったので、まずはゲームそのものを遊んでほしいと思い、試遊としてあの巨大スマートフォンを用意しました。
そしてゲームではプレイした報酬でルビーやガチャチケットを手に入れてガチャを引くという流れがあるように、ブースでも試遊をしたらメダルがもらえて、実際のガチャに進んでもらう、というようにしています。
浜崎 加えて、ブースでは最後に自分が「マイシップ」に乗船して撮影できるフォトスポットも用意しました。実際のゲーム内での「マイシップ」は1日のプレイ結果としてマイシップポイントが溜まり、そのポイントで船を成長させていくという機能なのですが、ユーザーさんの中では自分のマイシップをスクショで撮ってSNSにあげてくださる方もいるので、今回は是非自分も一緒に乗船して写真を撮って欲しいという想いからマイシップのフォトスポットを用意しました。
ユーザーじゃない方からしてもジャンプの歴代作品の様々なキャラと一緒に写真を撮れるのは『ジャンプチ』だけなので、楽しんでもらえるのではと思っていました。
ーーたしかに、「プレイしたらガチャ」というのはスマホゲームプレイヤーにとっては自然な流れですね。それにしても、スマホゲームのガチャのノリで本物のガチャガチャが設置されている例は初めて見たかもしれません(笑)。
浜崎 また、ブースデザインについても「ジャンプらしさは出しつつも、『ジャンプチ』の要素も入れ込む」という方向性で考えていました。
ブース全体の色については、ジャンプらしい赤をベースにしつつも、メイン看板には『ジャンプチ』の属性色である赤・青・黄・緑の色を入れています。周りに意外と赤系のブースがなかったことで、結果的に『ジャンプチ』ブースが目立っていて良かったなと思いました(笑)。
また、『ジャンプチ』登場キャラの集合絵をメイン看板とブース奥の壁一面に掲載することで、『ジャンプチ』の特徴である歴代作品のキャラがいることを訴求できるようにしました。SNSでも「このキャラがいる!」という風に壁面の写真をあげてくれている人を見かけたので、やって良かったなと思います。
「ジャンプフェスタ」出展の経緯
ーー『ジャンプチ』としては初めてのオフラインイベントになるでしょうか?
藤川 厳密には初期に小規模なファンミーティングを行ったことはあるのですが、それを除けば初めてです。
ーー『ジャンプチ』プレイヤーに「ジャンプ」好きが多いことを考えると、「ジャンプフェスタ」への参戦は待ち望まれていたと思います。どのような経緯で「ジャンプフェスタ」への出展が決まったのでしょうか。
藤川 本当はこれ以前にももっとたくさんオフラインイベントを開きたかったのですが、その矢先にコロナ禍が始まってしまい、なかなか開催するチャンスがありませんでした。
最近になってようやく収束しはじめてきたところにお声がけをいただいて、「満を持して」という気持ちで出展させていただきました。
新キャラクター「ロボコ」参戦!そしてその次にも…!?
ーー登場キャラクターが1,010体に達し、世界記録を塗り替えたことも記憶に新しいです。そんな矢先に『僕とロボコ』から「ロボコ」の参戦が発表されて、ファンの間では激震が走りました。ここまで新しい作品は『ジャンプチ』に登場していなかったですよね?
藤川 「ロボコ」の実装はアニメ放送初日に発表したこともあって、注目していただけたかなと思います。連載中の作品が実装されることも久しぶりなので、プレイヤーのみなさんが驚かれたことはよくわかります。特に作者の宮崎先生が『ジャンプチ』のヘビーユーザーだったこともあり「ぜひ『ジャンプチ』に出して欲しい」というご要望も頂けて実装が決まりましたね。
そして、せっかくこのようなインタビューの場を設けていただいたのでこっそり新しい情報を言っちゃいますと、実は、さらにその次に実装が決まっている作品についても着々と準備を進めています。
ーー次に実装する作品! それは、いままさに「週刊少年ジャンプ」で連載している、新しい作品ということでしょうか……!?
藤川 詳しくは話せませんが、そのとおりです。「僕とロボコ」もそうですが、これまでの『ジャンプチ』の追加作品の中ではかなり異例な新しめの作品でして、私個人としてはもうこっそりGameWithさん言っちゃいたいくらいですが、本当にまだ言えないので今日はこの辺で勘弁してください(苦笑)。
実装はもう少し先にはなりますが、ぜひお楽しみにお待ちください。
さらなるユーザーとのコミュニケーションを
ーー「ロボコ」に次いでいよいよ新しい作品が参戦してくるとなると、ファンにとっても相当嬉しいニュースだと思います。あの作品かこの作品かと妄想がはかどりますね……! 最後に、プレイヤーのみなさんに一言お願いします。
浜崎 今回のジャンプフェスタに関しては、自分としては『ジャンプチ』チームに入って初めてのオフラインイベントで、ユーザーさんのリアクションを生で感じ取ることができてとても新鮮に感じています。
時間によっては『ジャンプチ』ブースも寂しくなる時間ができるかな…と思っていたら予想を反して絶えず長蛇の列ができていて、大変嬉しく感じています。エンタメに関わる者として『ジャンプチ』を通して「楽しい」だったり「ワクワク」を感じていただきたいと思っているので、今回それを提供できたという実感を抱いており、ブース出展としては成功したのではと思っています。
『ジャンプチ』はこれから5周年を迎えようとしおり、今色々と仕込んでいる最中です。先ほど話した新規作品の実装もそうですが、5年経ってもまだまだプチ友のみなさんに楽しんでいただけるよう頑張ってまいりますので、ぜひこれからも応援よろしくお願いします。
藤川 いつも『ジャンプチ』をプレイしていただいて本当にありがとうございます。普段なかなかコミュニケーションが取れておらず、そのことで多くのコメントをいただいております。
私自身、もっとコミュニケーションを取りたいと考えてはいるのですが、生放送やイベントを予定しつつも、このご時世で実施できなかったこともあり、もどかしい思いを抱えています。
しかし、コロナ禍がようやく収まってきたこともあって、これからはどうユーザーのみなさんと向き合っていくかをしっかり考えていく予定でおりますし、今回出展した「ジャンプフェスタ」もそのきっかけの1つとなれば良いなと思っています(私自身が直接皆さんと触れ合うこと自体はできませんでしたが)。
たくさんのお声を頂いているからこそ、もっともっとしっかりとユーザーさんに楽しんで遊んで頂けるように改善していきたい、チーム一同変わっていきたい、と思っておりますので、ぜひ今後とも『ジャンプチ』をよろしくお願いいたします。
▲その他ゲームの配信日はコチラから!原作カットを使ったド派手な演出も!『ジャンプチ ヒーローズ』とは
「週刊少年ジャンプ」創刊50周年を記念して、2018年3月にリリースされた『ジャンプチ ヒーローズ』。本作は「ジャンプ」の三大原則である「友情・努力・勝利」を体感できるパズルRPGだ。
バトルは、キャラクター4人編成で進行。同じ色の「プチ」を繋げて消すことで攻撃する。
長く連鎖させたり、キャラと同じ属性のプチを消したりすることでダメージが増加していくのがポイント。いかに効率よく攻撃できるかが重要だ。
一度に7連鎖すると、キャラの顔アイコンが描かれた「必殺プチ」を生み出せる。これを消すことで、原作カットを使ったド派手な必殺ワザを繰り出し、敵に大ダメージを与えることが可能。
キャラクターの登場シーンでは漫画のカットをそのまま使用した、「ジャンプ」公式アプリならではの熱い演出で盛り上げてくれることも。
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基本情報
タイトル名 | ジャンプチ ヒーローズ |
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会社 | LINE株式会社 (開発:ワンダープラネット) |
ジャンル | 友情・努力・勝利!体感プチプチRPG |
対応OS | iPhone,Android |
公式サイト | 『ジャンプチ ヒーローズ』公式サイト |
公式Twitter | 『ジャンプチ ヒーローズ』公式Twitter |
©JUMP 50th Anniversary ©LINE Corporation ©WonderPlanet Inc.
GameWith編集者情報
考察厨。好きなジャンルはRPG、アドベンチャー、謎解き。ゲームのシナリオや構造のことであーでもないこーでもないと考えるのが好き。 幼少期から好きなソフトを周回しまくる習性があり、「ドラゴンクエストⅤ」「ドラゴンクエストⅥ」の通算クリア回数はそれぞれ30回を超えている。 |
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