27人のスクールアイドルが夢の共演!『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』試遊レポート
『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS(以下、スクスタ)』は、アイドル活動に青春を燃やすスクールアイドルたちが活躍する人気シリーズ「ラブライブ!」の最新作。
「最強で最高のアイドルゲーム」を謳い、「ラブライブ!」の歴史を紡いできた27人のスクールアイドルが共演する、シリーズ9周年の集大成となる新作ゲームアプリだ。
今回GameWithは、KLabGamesにて開催された『スクスタ』の試遊会に参加させていただいた。
この記事では、試遊会での先行プレイをもとに、『スクスタ』がどういうゲームなのかをまとめてお届けしていくぞ。
先に述べておくと、あくまで筆者の主観としては、本作は「最強で最高のアイドルゲーム」にふさわしい出来であると感じた。
先日、配信日が9月26日(木)と発表された本作。
配信直前のこのタイミングで、多くの方に『スクスタ』の魅力を知っていただければ幸いだ。
『スクスタ』は「あなた」と叶える物語。
まずは、『スクスタ』の世界観から見ていこう。
本作の世界観における最大の特徴は、「ラブライブ!」シリーズで初めて、「あなた(=プレイヤー)」を主人公とした物語が展開するところ。
「あなた」は、私立虹ヶ咲学園に通う1人の生徒。
ある日、幼馴染の「上原歩夢」との買い物帰りに、たまたまμ'sとAqoursの合同ライブを見かけたあなた。
ライブに衝撃を受けたあなたは、歩夢を誘い、スクールアイドルの世界にのめり込んでいく…
『スクスタ』のプロローグを簡単にまとめると、上記のようになる。
「μ'sとAqoursの合同ライブ」という部分からわかるように、本作では「μ's」「Aqours」そして「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の全員が同じ世代で登場するぞ。
「あなた」を中心に集まり、新たな物語を紡ぐ27人のスクールアイドルたち。
グループの枠を超えたメンバーたちのふれあいは、まさに『オールスターズ』そのものだ。
彼女たちと過ごす新たな青春の日々は、「あなた」にとってきっとかけがえのないものになるだろう。
スクスタは“リズムゲームじゃない”!
新感覚「リズムアクションRPG」
『スクスタ』の公式ジャンルは「リズムアクションRPG」。
「リズムゲームではない」というところも、本作の大きな特徴の1つだ。
気になる中身は、画面に流れてくるノーツを処理してボルテージ(スコア)を稼ぎ、ライブのクリアを目指すというもの。
「ん?それってリズムゲームじゃないの?」と思った方のために、一般的なリズムゲームとの違いを簡単に説明していこう。
まず、プレイヤーの立ち位置。
プレイヤーである「あなた」は、スクールアイドルのライブを一番近くで見守り、応援するという立場からゲームをプレイしていく。
次に実際のプレイ。流れてくるノーツは、画面のどこをタップしても消すことができる。
タイミングを合わせて処理した方がスコアが稼ぎやすいのはリズムゲームと同じだが、ノーツが流れてくるラインが左右の2本しかないこともあって、プレイ感は極めてシンプルな印象だ。
そして、リズムゲームと異なる最大のポイントが、ノーツを処理するたびに編成したスクールアイドルの体力が減るところ。
ノーツを処理すれば体力を守れるリズムゲームとは正反対と言える。
スクールアイドルたちの体力が尽きる前に、ライブを最後までプレイできればクリア。
「ノーツ(敵キャラ)を倒すことでライブ(ステージ)のクリアを目指す」というゲーム性が、本作が「リズムアクションRPG」たる理由になっているわけだ。
ライブが進むとSPゲージがたまり、MAXになると「SP特技」が発動可能に。
SP特技はRPGにおける必殺技にあたり、発動すればスコアを大きく稼げるぞ。
特技発動時には専用のカットイン演出も。
9人のデッキのうち、最大3人の中心メンバーが決めポーズで会場を盛り上げる。
「最大」3人と書いたのは、メンバーが2人・1人の場合もあるため。
例えば同じメンバーを3人デッキに編成すれば、特技時にソロでの特別な演出が入るぞ。
さらに「lily white」「Guilty Kiss」など、おなじみのユニットを編成することでも専用演出が楽しめるようだ。
勝利のポイントは、「作戦」と「デッキ編成」「スクールアイドル育成」。
作戦は、デッキのメンバー3人ごとに設定でき、ライブ中に切り替えできる。
スクールアイドルの特技が発動しやすい作戦や、体力の減りを抑える作戦など、挑戦する楽曲の特徴に合わせて作戦を立てよう。
編成・育成は文字通り、スクールアイドルをどう育てて、どういうデッキを組むかという部分。
スマホRPGをプレイしたことのある方なら、ここがどれほど重要かすんなり理解できるのではないだろうか。
こちらは後ほど、別の項目でご紹介するぞ。
ここまでライブのシステム面をご紹介してきたが、もちろんビジュアル面も見逃せない。
特に、9人のメンバーによるフォーメーションダンス(全員が違う動きをするダンス)は、複雑なモーションまで滑らかに描き出されており、スマホアイドルゲームでも最高クラスの華やかさだ。
ライブ中の操作がリズムゲームほど難しくない分、プレイしながらスクールアイドルたちを眺める余裕があるのも、個人的には嬉しいポイントに感じた。
個別シナリオやオリジナル衣装も!育てたアイドルで自分だけのドリームチームを組もう
最後に、先ほど後回しにしたデッキ編成・スクールアイドル育成について簡単に紹介していきたい。
デッキ編成では、先述のように最大9人のスクールアイドル(カード)で、ライブに挑むチームを組む。
3人ごとに「作戦」を設定できるほか、メンバーそれぞれのライブ衣装を替えたり、RPGでの「装備」にあたるアクセサリーを設定したりと、カスタマイズ性はバッチリだ。
もちろんデッキ編成に制限はなく、グループの垣根を超えて好きなスクールアイドルでチームが組める。
推しキャラを揃えて、自分だけの夢のユニットを結成しよう。
育成では、レベルを上げたり、「特訓」でステータスを上げたりして、スクールアイドルたちを成長させていく。
特訓を進めると、カードにまつわる個別ストーリー「サイドエピソード」や、スクールアイドルの衣装が解放されるぞ。
『スクスタ』だけのオリジナル衣装が多数用意されているのも、ファンには嬉しいところだろう。
育成のキモは「合宿」。スクールアイドルたちと合宿をおこなうことで、育成に必要なアイテムを数多く入手できる。
合宿によって、新たなスキル「ひらめきスキル」を習得するメンバーもいるようだ。
スクールアイドルたちは「あなた」とのキズナによっても成長していく。
ライブで活躍させたり、ゲームの中でふれあうことでキズナが深まり、ステータスにボーナスが入ったり、特訓に必要なアイテムが手に入ったりするぞ。
さらに、スクールアイドルと仲良くなることで、彼女たちをより深く掘り下げる「キズナエピソード」が解放。
「あなた」とメンバーが同じ目線で過ごす、スクールライフを楽しもう。
キズナエピソードを進めることでプレイできるようになる楽曲も存在するとのことだ。
まとめ
ここまで、「ラブライブ!」シリーズ最新作『スクスタ』の試遊レポート&ゲーム紹介をお届けしてきた。
実際に遊んでみて印象的だったのは、やはりグラフィックのクオリティだろうか。
記事内でも触れたように、ライブのフォーメーションダンスは最高クラスの出来。加えてスクールアイドルたちのカードイラストも、これまで以上に鮮やかに、細やかに描きこまれていることに驚いた。
正直な話、試遊前には「リズムアクション“RPG”」というジャンルに多少の不安も覚えていた。
しかし、実際のプレイを通して、その不安はすっかり期待に変わったことを告白しておこう。
限られた時間ではあったが、本作が「最強で最高のアイドルゲーム」を自負するだけの高いクオリティは十分に味わうことができた。
全アイドルファンに勧めたい『スクスタ』、リリースは2019年9月26日を予定しているので、続報をぜひ楽しみにお待ちいただきたい。
リリースされたらすぐ知りたい!
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※画面は開発中のものです。
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