完全新作ストラテジックRPG『エンバーストーリア』のキャラクターと世界観を紹介
『エンバーストーリア』は、スクウェア・エニックスが開発中のスマートフォン&PC向けストラテジックRPG。
本稿では豪華クリエイター陣でおくる注目の完全新作のキャラクターたちを、彼らが存在し失われた世界ごとに紹介していこう。
理知の世界プロメテア
キャラクター
■ ニュクス(CV:髙橋ミナミ)
プロメテア出身の戦闘員。常に冷静で意志が強い孤高の戦士。意外と年少者への面倒見は良い。
■ アイテール(CV:岡本信彦)
プロメテア出身の剣士。闘争本能の塊のような性格。粗暴で乱暴だが、情に厚い一面もある。
■ エレボス(CV:井上麻里奈)
プロメテア出身の科学者。都市国家最高の科学者で、様々な研究で多大な貢献をしている。
■ ケイオス(CV:斉藤壮馬)
プロメテア出身の槍使い。冷静沈着で決断力に優れた司令塔。胸中では多くの人を救いたいという理想と非情な現実の間で苦しんでいる。
世界観
高度な遺伝子操作の技術が発達した科学文明の世界。
人類は良好な住環境を維持しているかのように見えるが、それは隔絶されたドームの中でのこと。外の世界は重度の汚染によって荒れ果て、異形の怪物が跋扈する死の大地となっていた。細々と命脈を繋ぐ人類は、この状況を打破する『神の叡智を宿す存在』を生み出すべく遺伝子操作を繰り返す。もはやドームに生きる住人のすべてが、一人の超人を作り出すための実験体であった。
GWスタッフ
発達し過ぎた科学がもたらすのは、果たして人類にとって本当の幸せなんでしょうかね...?かなりディストピアな世界に思えます。
統制の世界アンブレイン
キャラクター
■ ジュード(CV:中村悠一)
アンブレイン出身の戦闘員。おおらかで優しいみんなの兄貴分。ムードメーカーでよく場を和ませる。
■ サクヤ(CV:高橋李依)
アンブレイン出身の剣士。明るく真面目なムードメーカー的存在。素直過ぎるがゆえに少し天然な傾向がある。
■ リアム(CV:小林裕介)
アンブレイン出身の戦闘員。主に作戦立案や分析役として重宝され戦闘でも弓を持って応戦する。
■ シーピー(CV:ゆかな)
アンブレイン出身のAI。一見すると10代後半のほどの少女だが実体はなく常に立体映像の姿で登場する。
世界観
人類が謎の外敵との交戦を開始して数百年。長きにわたる戦時体制により社会は効率化され、人さえ計画的に生産されるようになった世界。
幼き頃から兵士としての教育を受け、多くの功績をあげた者は、退役後「上層」と呼ばれる特別エリアで管理者側として安全な生活を送る。世界はそのようなシステムで運営されていた。だが、「上層」にたどり着けるのはほんの一握りだけ。「下層」では今日も年端もゆかぬ少年少女が危険な前線で戦い続けていた。
GWスタッフ
上層部と下層部の間に確執などがあったりしそうです。ゲームを進めていく中で見えてくるものがあるのでしょうか...?
煤塵の世界ティル=ナ=クラン
キャラクター
■ アリア=ディス(CV:竹達彩奈)
ティル=ナ=クラン出身のエンジニア。一見ガラが悪く見えるが天才的な技術者。機械を悪用する者を許せない。
■ キエル=ガン(CV:福山潤)
ティル=ナ=クラン出身の傭兵。報酬次第でどんな仕事もこなす凄腕の傭兵。仕事以外では紳士的な振る舞いを心掛けている。
■ コン=ドウィン(CV:三上哲)
ティル=ナ=クラン出身の発明家。マッドサイエンティストな発明の天才。作った品は自ら戦場で実地試験を行う。
■ グウィン=リン(CV:真堂圭)
ティル=ナ=クラン出身の戦士。若きレジスタンスのリーダー。自然を誰よりも大切にしている。
■ エリ=アノン(CV:渕上舞)
ティル=ナ=クラン出身の科学者。『産業連合評議会』研究開発部門の主任研究員を務める秀才。
■ ノア=レス(CV:大塚剛央)
ティル=ナ=クラン出身のスパイ。レジスタンスの副リーダーを務めつつ産業連合に潜入し諜報活動を行っていた。
世界観
機械文明によって汚染された森の世界。
かつて、この世界の住人『エルフ』は森から力を分け与えられ、森とともに文化を育んできた。しかし、機械による高効率なエネルギー抽出技術の発明により、森との共存は終わりを迎える。膨大なエネルギーを得て際限なく発展していく機械文明。
過剰なエネルギー抽出により枯死していく森。空は常に煤煙に覆われ、青い空は過去のものとなってようやく、一部のエルフたちは己の過ちに気づき始めた。
GWスタッフ
エルフといえば、不老長寿な生き方が積み上げた山の頂のように高いプライドを持つイメージです。機械文明に傾倒してきた『エバスト』のエルフたちは果たして...?
戦刃の世界スオウ
キャラクター
■ 吉備 紫津乃(CV:遠藤綾)
スオウ出身の剣士。隠居してなお圧倒的な実力を誇る剣士。強さの中にも繊細な美学を持つ。
■ 鵤 美鈴(CV:釘宮理恵)
スオウ出身の戦士。天狗族の跡取り娘で小さいながらも一族の期待を一身に背負っている。
■ 葉 早雲(CV:大塚芳忠)
スオウ出身の戦士。天狗族の老紳士で美鈴の執事。かつては凄腕の剣士であった。
■ 朱天 暁(CV:山下大輝)
スオウ出身の戦士。鬼族の族長で一人前の戦士となるため幼少期から養育されていた。
世界観
鬼や天狗と呼ばれる、異形の妖たちが住む世界。
尊ぶべきは個の武勇であり、最も強い者がすべてを支配する。それがこの世界における絶対の理であった。各部族は自らの中から最強を輩出すべく激しい修行を重ね、そして他部族への侵攻を繰り返した。最強の者が現れ次の最強に倒される。そんな戦いが数百と繰り返されたのち、世は双角鬼族の族長によって比較的長い平和を得る。
そして、彼の死をきっかけに、各地にくすぶる戦乱の火種は一気に解き放たれたのだった。
GWスタッフ
妖怪たちが跋扈するスオウは、「武」こそが全ての実力主義のようです。争いが常に絶えない感じなので、平穏には住めなさそうです。
獣爛の世界ガルガバル
キャラクター
■ 星吠えのヴァルト(CV:小野賢章)
ガルガバル出身の剣士。オオカミの力を宿す獣人で歓楽街の人気ホストだった。
■ 月歌いのチモシー(CV:水瀬いのり)
ガルガバル出身のホステス。ふんわりとした雰囲気のうさぎの獣人。『スプリング・ラビット』の実質的な店主。
■ 爪撫でのニャマ(CV:諏訪彩花)
ガルガバル出身の遊び人。甘え上手なチーターの獣人で『スプリング・ラビット』のホステスをしていた。
■ 鋼砕きのサバナ(CV:伊東健人)
ガルガバル出身の用心棒。パワーに優れたバッファローの獣人で『蒼牛亭」の店長をしていた。
世界観
獣より進化した人型生物『獣人』の住む世界。
かつてこの世界を支配していた人類は、「進化剤」と呼ばれる薬品で家畜動物たちを改良し悪環境の労働力として使役していた。
時は流れて幾千年、主であったはずの人類は環境に耐えられず死に絶え、世界は人間とほぼ変わらぬ姿に進化した獣人たちのものとなっていた。今も環境は悪化を続け、世界は滅亡一直線。
しかし獣人たちに悲観の色はない。彼らは奔放に本能をさらし日々の快楽を謳歌する。
GWスタッフ
滅亡に向かう現状から目を逸らし、本能のままに楽しむ獣人たちの世界。仮初の平和とは、そう長く続かないものです。
氷壁の世界イルドリム
キャラクター
■ シグルドリーヴァ(CV:伊瀬茉莉也)
イルドリム出身の戦闘員。地上に落ちたヴァルキリーとして生まれ人間によって戦闘兵器として育てられる。精神的にも肉体的にも未成熟な存在。
■ ブリュンヒルド(CV:金元寿子)
イルドリム出身の戦士。ヴァルキリーたちのリーダー格。厳し気な印象だが実は母性的な一面もある。
■ カーラ(CV:小清水亜美)
イルドリム出身の戦士。幼い頃から戦闘人形として戦わされ続け戦い以外に自身の存在意義を見出せない少女。
■ エイル(CV:甲斐田裕子)
イルドリム出身の戦士。仲間思いで同族を何よりも大切にしている。戦闘だけでなく癒すことも得意とする。
世界観
この地にて滅びかけていた人間たちを救うために、神は「弱きものを守る剣」ヴァルキリーを遣わした。しかし、絶滅の危機を脱した人間たちは、ヴァルキリーの力を人間同士の争いの道具として用いるようになる。ヴァルキリーは多くの同族と多くの人間を殺し、いつしか彼女らに向けられる感情は崇拝から憎悪へと変わっていく。度重なる戦と、様々な迫害。近年ヴァルキリーはその数を急激に減らしていた。
GWスタッフ
人間を救うためのヴァルキリーたちが、逆に戦争道具として扱われてしまうなんて悲惨としか言えません。ヴァルキリーたちにも「弱きものを守る剣」を派遣してください...。
黄金の世界ズィーヤード
キャラクター
■ ダリューシュ(CV:内山昂輝)
ズィーヤード出身の剣士。物腰柔らかいが他人に本心を見せようとはしない。ナルシストで自信家。
■ アイーシャ(CV:伊藤美来)
ズィーヤード出身の傭兵。幼く無邪気な傭兵団の若きエース。自由放かと思いきや内面は大人っぽい。
■ シーリーン(CV:堀江由衣)
ズィーヤード出身の備兵ギルドをねる実力者。人を自分の思うがまま動かすことに喜びを見出すサディスティックな美女。
■ カリーム(CV:子安武人)
ズィーヤード出身の備兵。傭兵団を纏める剛腕の団長。貧民街の子どもを積極的に引き取っている。
■ メリケ(CV:斎藤千和)
ズィーヤード出身の貴族。一見おとなしそうに見えるが、宝石や貴金属に目がなく強烈な収集欲を持っている。
■ ウルファ(CV:桑原由気)
ズィーヤード出身の戦士。メリケの侍従兼護衛を務めていた。抜けているところがあるが忠誠心は高い。
世界観
大地より生み出される無限の富によってきらびやかに繁栄した世界。
富める者はその富をさらなる富を得るために使い、町は黄金に彩られた。その一方で町の外では命を軽んじられた貧しき者たちが労働力として明日も知れぬ生活を送っていた。
富める者と貧しき者、この世界においてそれらはもはや別の生き物とみなされていた。やがて、富める者の欲望はすべての富の源「黄金獣の伝説」へと行き着く。富豪たちは競って優秀なトレジャーハンターを囲い、黄金獣を探し求めた。
GWスタッフ
貧富の差が生み出す過酷な社会はまさしく中世の世界的。しかし、今のところこれまで見てきた世界の中では、比較的マシな部類に思えます。
『エンバーストーリア』とは?
豪華クリエイター陣たち手がけるストラテジックRPG!
『エンバーストーリア』は、スクウェア・エニックスが発表したスマートフォン/PC向けの完全新作ストラテジックRPG。
魔獣がはびこる試練の大地「レンゴク」を舞台に、異界の戦士「エンバース」たちを率いて、大規模な同盟戦や大型魔獣の討伐に挑むタイトルとなっている。リアルタイムで変化する戦況を読み解き、世界の中心にある「塔(キザハシ)」の制覇を目指そう。
メインキャラクターデザインには『ファイアーエムブレム 覚醒』『ポケモン GO』で知られるコザキユースケ氏、音楽に『FINAL FANTASY XIII』『サガ フロンティア 2』の浜渦正志氏が参画。また、シナリオはベニー松山氏を起用するなど、豪華クリエイター陣が彩る注目作となる。
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