仲間とともに9つの国を冒険する王道3DアクションRPG『星彩のメトリア』を先行レビュー!【PR】
ASOBIMOより配信予定の希望と罪が交錯するRPG『星彩のメトリア』。
本作は広大なフィールドを自由に移動しながら冒険していく3DアクションRPG。ボタンをタップするだけの手軽な操作ながら激しい演出による爽快感あるバトルアクションが楽しめる。
今回、そんな本作のクローズドβテストに参加する機会に恵まれたので、本稿では『星彩のメトリア』の先行レビューとともに本作の面白さを紹介していこう。
※本記事はASOBIMOの提供によりお届けしています。
突如奪われた王都を取り戻すため試練に立ち向かう王道ストーリー!
本作のストーリーは、騎士見習いの主人公「リオ」を中心として描かれる。突如モンスターに襲われた王都の城で、王を守るはずの部隊”アステ騎士団”が王を殺めたであろう姿を目撃する所から始まる。
リオは気を失い、目が覚めた場所は見知らぬ広大な大地。そこで出会った幼馴染の青年「ルーカス」や、亜人の少女「アル」、膨大な魔力を持つ「ルナリア」を始めとした様々な仲間と奪われた王都を取り戻すべく9つの国を冒険していくこととなる。
リオ達が数々の仲間と出会っていく中で、数々の困難に遭遇するのだが、その中の一つが「呪具」という存在。
呪具は、はるか昔に邪悪な闇で世界を包むほどの脅威をもたらした“9つの大罪”によって残された負の遺産で、使い方や呪具そのものの存在によっては世界の破滅を招く恐れがあるほど。
今後展開されるストーリーにも呪具が大きく関わってくることが予想される。”アステ騎士団”についてもまだ謎が多く、物語の序盤から『星彩のメトリア』の世界観に没入しながらのプレイが楽しめた。
広大なフィールドを自由に探索!3Dの爽快感あるバトルアクションが見ごたえあり!
本作では、バーチャルパッドでキャラクターを操作し広大なフィールドを探索していきながら、画面左上に表示されているクエストをこなしてストーリーを進めていく。
ゲーム序盤から見渡す限りの大地が広がっているため「どこに行けばよいか迷ってしまうかも」と思うかもしれないが、目的地までの距離やその向きも常時表示してくれるためサクサク進められる。
なお、自動的にバトル、目的地に向かう機能などはないが、冒険の中でも多くの時間を占める移動のストレスが少なかった。
スキマ時間で手軽に…というよりは、世界観に浸りながらじっくりゲームプレイが楽しめると感じた。
そんな本作の戦闘では、武器攻撃やスキルを駆使して戦っていくのだが、連続攻撃を繰り出す爽快感やキャラクター達の攻撃モーションの激しい演出で見ごたえあるバトルが楽しめる。
キャラクターごとに剣・杖・弓など使う武器が異なるため、回避やジャンプといったアクションで距離を取りながら有利な位置取りで戦う戦略性も見い出せた。
EXスキルで絶大ダメージを繰り出せ!ブレイクゲージを削り切ってさらなる追撃も!
攻撃や各種スキルを使用していくともう1つのスキルのゲージが貯まっていき、100%までいくと強烈な一撃をお見舞いする「EXスキル」を発動することができるようになる。
攻撃力に大幅な倍率をかけた高威力の攻撃や、攻撃時に追加ダメージ付与、魔法陣を生成してスキルダメージ上昇など、キャラクターによって効果は異なるがどれもバトルをかなり有利に進めることが可能だ。
EXスキルは他のスキルに比べてゲージが貯まりづらいため連発するのは難しい。ここぞという時に使って戦況を変えていこう。
またバトルでキモとなるのが、敵のHPゲージの下にある「ブレイク」ゲージ。攻撃していくとHPとともにブレイクゲージが減っていき、0になると一定時間スタン状態にすることが可能。
仲間の中にはブレイクゲージに対するダメージを上昇させるスキルを持つ者もいるので、上手く切り替えて戦っていくことで強大なボスにも互角以上の力が発揮できる。
タロットでキャラクター達の能力を底上げ&育成素材や狩りでもレベルアップ可能!
本作の育成では、素材を使ったレベルアップやスキル強化、装備などといったRPGにはおなじみの要素以外に、「タロット」という項目が用意されている。
タロットは1キャラクターに対して最大4枚まで装着させることができ、HPや攻撃力などの基礎ステータスを上昇させる他に、レアリティの高いタロットであれば特定のキャラクターや属性の追加強化も可能となる。
キャラクターと同じようにタロットも育成できるため、強化したタロットカードを装着させることで最強のパーティが完成するのだ。
敵を倒すことで手に入る経験値も無視はできない。倒した敵はかなり短いスパンでフィールドに再度出現するので、狩り場を見つけて着々とレベルを上げるMMORPGのような感覚も味わえる。
本作は基本的にソロプレイで遊べるため、他の誰かに邪魔されることもない。こういった淡々としたプレイも筆者的には好きだったので、ついついクエストのことを忘れて狩りをしてしまったこともあった。
サブクエストで寄り道が吉?ボリューム満点の育成要素
黙々とメインストーリーを進めていくのも良いが、ボス級の敵に勝てないまま足踏みする状況になることもあるかもしれない。そんな時はサブクエストに挑戦してみるのが良いだろう。
サブクエストはエリアの各地に発生しており、特定のモンスターの討伐から魚などの素材調達と様々でどれも手軽にこなせるものばかり。もちろんクリアすれば報酬も獲得できる。
筆者自身、「寄り道程度にサブクエストでレベルアップはまぁ道中でできるか…」と考えてプレイしていたのだが、その達成報酬にはキャラクターの経験値を大幅に上げる素材もあり、予想以上に育成が捗った。
最初に訪れるエリアでもサブクエストの数は多かったので、ゲーム序盤であっても進行に滞りが無いよう育成をしやすくなる配慮がなされているのはありがたいと感じた。
サブクエストに限ったことではないが、本作では一度訪れたマップであればポータルを通じて移動することが可能。
マップを開いて行きたいエリアをタップすると、そこで発生しているサブクエストの確認もできるため、是非とも有効活用していきたい。
拠点開発で装備や道具が豊かに!アソビモが得意とするクラフト系コンテンツ
ゲームを進めていくと、プレイヤーの拠点に「鍛冶屋」「雑貨屋」などの施設を増やしていく拠点開発が可能となる。
建築した施設は素材を使って強化することができ、施設のレベルが上がるごとに購入できるアイテムや作成できる装備が増加するなど、冒険を進めていく上で良い事ずくめだ。
施設の強化に関する素材や装備を作成する素材の中には、斧や釣り竿といった「採取具」を使用して獲得できるものも。
実際に水辺や木の近くに向かってアクションを起こすのだが、何度も採取している内にちょっとしたシミュレーションゲームのような感覚を味わいながらのんびり時間を過ごすことができた。
一旦ストーリーやクエストから離れる際は、こういった素材集めをしておくと後々役に立つことも多いだろう。
このようにただバトルやストーリーを進めるだけでなく、クラフト要素によって世界のあちこちを巡って自由な冒険を満喫できる。
CBTの段階ではあるものの、『イルーナ戦記オンライン』を手掛けたアソビモが得意とする、MMO要素がアクションRPGでも楽しめる作りになっていた。
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