
『unVEIL the world』の配信日やジャンルなどのゲーム情報をまとめています。『unVEIL the world』について知りたい方はぜひご覧ください。
ゲーム概要


『unVEIL the world(アンベイル ザ ワールド)』は、集英社が企画プロデュースし、NetEase Gamesと共同で贈るスマートフォン向けRPG。
キャラクターデザインは「週刊少年ジャンプ」で連載されていた人気ファンタジー作品「約束のネバーランド」の作画を担当した出水ぽすか氏が手がける。
近年主流の表現技法となったアニメ調モデリングではなく、“漫画的な演出”が取り入れられたタイトルとなっている。


主人公の少年ラジはユタと共に、この世界にそびえ立つ巨塔の頂を目指している少年少女たちだ。ラジは「ライズ」と呼ばれる特殊な力を備えた、ベテラン冒険者の祖父に憧れを抱いていたが、やがて祖父は他界し、ラジ自身もライズの適性試験に落ちてしまう。
ライズになるためには「ライズギア」と呼ばれる古代の異物を使用して、冒険のパートナーである戦士たち「アウラス」が召喚できなければならない。しかし、ラジ本人にその素質はなかった。
塔の頂に存在するとされる楽園を目指す夢が諦め切れないラジは、ある日、祖父の残した手がかりを基にユタと巨塔へ侵入した。そこでたまたま手にしたライズギアは、唯一ラジのみが扱える代物だった...。


ゲームはパーティ編成3名で臨むターン制のカードバトルRPG。 毎ターン行動可能回数を消費して、手札のスキルカードを繰り出しながらバトルを展開していくことになる。
同一のスキルカード同士を重ねることで、スキルが1段階ランクアップし、より強力なスキルへと変化する仕組みだ。バトルシステムとしては直感的で分かりやすい。
ランクアップしたスキルと必殺技には、キャラクターごとに専用アニメーション演出も用意されており、端末を縦持ちで遊ぶRPGにしても、演出面で劣ることはないだろう。


3Dのフィールド内を探索する要素も備わっており、プレイヤー自身の手で物語を追っていくゲームらしい楽しみが感じられるはずだ。
冒頭でも触れたが、キャラクターモデリングからフィールドの背景、そしてストーリーパートのムービー演出に至るまで、トレンディなアニメ調ではなく漫画的な表現が多用されている。
そういったところに集英社ゲームズの企画意図やコンセプトなど感じ取ることができる。なお、本作は集英社ゲームズにとっても初のスマートフォンゲームだ。

引き込まれる物語はさすがの集英社。良い意味で王道冒険モノが楽しめるRPGに!


本作は「東京ゲームショウ2022」で発表されたタイトルであり、2025年10月16日の正式リリースを迎えるまでに幾度かのクローズドβテストを実施し、ユーザーフィードバックを反映しながらクオリティを着実に磨き上げてきた。
こうした手法は中国本土で先行してリリースされるタイトル群と同一のプロセスであり、そこにNetEase Games側の強みが活かされていると見られる。


そして、ストーリーの大筋や世界観といったプロットの見せ方、あるいは演出部分については、企画&プロデュースを手がけている集英社の領分といったところだろうか。
スマートフォン縦持ちならではの画面比率を前提とした演出、タップやフリックを交えることでプレイヤーの心情に訴えかけるパートなど、ゲームと漫画の表現を融合させたデザインでプレイヤーを物語に引き込んでくれる。
エンタメの見せ方としては手の掛かる作り込みであり、物語とゲームの世界に没入するだけの価値を大いに感じ得ることができた。スマートフォンだからこその表現は、ぜひ体験してもらいたい魅力だ。
『unVEIL the world(アンベイル ザ ワールド)』はこんな人にオススメ

- RPGが好きな人
- 少年漫画が好きな人
- 横暴冒険譚、ファンタジー作品が好きな人
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