
1年間で紡がれたオンパロスの物語/黄金裔たちとの英傑譚はフィナーレへ。キュレネとともに英雄となり、宇宙を救え!【PR】

『スターレイル』のオンパロス編がもう終わっちまうんだよ。
サービス開始当初からずっと『スターレイル』を愛し始めて気づけばもうすぐ3周年が見えている最中。今年の頭には「ああ、今回のオンパロスは長くやるんだな」と思っていたはずが、もう終わってしまうんですヨ。
今年2025年1月のVer.3.0よりまるまる1年をかけて紡がれた新章・オンパロスでの物語。
ファイノンと出会い、トリビー先生たちとともにオクヘイマへと足を進め、アグライアやモーディスとの会合を経て、キャストリスとアナイクスの願いを辿り、ヒアンシーとサフェルたちと神に挑み、世を背負うカスライナから託され、セイレンス&ケリュドラに背中を押されて、なのかと丹恒が神々の火種の継承。
そして、オンパロスに秘められた秘密、その先にある宇宙全体を巻き込んだ陰謀と危機に立ち向かうことになった開拓者。隣にいるのはオンパロスからずっと側にいてくれたミュリオンであり、今や同一人物でもあるキュレネ。
そして彼女が言った「ロマンチックな物語」の結末。


▲ミュリオンとキュレネが同一人物であるのはすでに知っている開拓者も多いだろう。
約1年間にわたって紡がれた叙事詩が2025年11月5日(水)の“Ver.3.7「明日は昨日に」”でフィナーレを迎える。

本稿では、待望の実装キャラクターとなるキュレネから、Ver.3.0〜3.6におけるオンパロスでの旅路の振り返り、さらにイベント&跳躍(ガチャ)の復刻情報などをまとめて紹介していく。

※本記事はHoYoverseの提供によりお届けしています。
※メディアサーバーの内容であり、正式リリース版と異なる場合があります。
目次
開拓者たちが待ち望んでいたキュレネがいよいよ実装!幼い可愛らしい少女の姿から美しいドレスを身に纏った可憐なキュレネが最高と叫びたい

Ver.3.7に実装となる新キャラクターの“キュレネ”。彼女はオンパロス編で長らく開拓者と歩んできた謎の精霊・ミュリオンでもあったが、そんな彼女が待望の実装となる。
物語前半ではその姿をほぼ見せることなく、時折イベントシーンで喋る程度だ。ミスリードによって少し怪しく見えた場面もあったが……彼女の行動原理は「絶望」しかないオンパロスを案じるがゆえであった。その献身的な生き様に、多くの開拓者たちが胸を打たれ、心から彼女を「救いたい」と想ったはず。もちろん私も。
オンパロスで積み上げられた“空白”と伏線をつなぎ、黄金裔の物語を前へ押し出す鍵の役割を持ったキュレネ。そんな彼女の登場をずっと待っていたプレイヤーは多いはず。そしてついに本バージョンでその願いがいよいよ果たされる。

注目の点はやはり「性能」と「演出」。性能部分から簡単に紹介すると、キュレネは「記憶」の運命を歩む氷属性キャラクターだ。フィールドにいるだけで味方全体の与ダメージがアップし、初回必殺技発動時に自分以外の全員が即必殺技を使用できる。しかも行動制限デバフを解除するオマケ付き。
また、必殺技発動後「記憶の精霊」に変身することで、全体攻撃やバフ効果の使い分けが可能だ。さらにこのときのバフ効果は「黄金裔」の仲間ごとに異なる効果をもたらす。なんと、自分と仲間を含む合計14種類ものバフ効果をキュレネ1人で分け与えられてしまう。
たとえばファイノンを一例を上げてみよう。彼がキュレネの精霊スキルでバフ効果の対象になると、ファイノンは即座に火種を一定値獲得できる。加えて彼のダメージソースと言える変身状態が解除されなくなるのだ。


個人的にめっちゃ推したいのは演出部分だ。キュレネの見た目は大人びた美しい女性だが、モーションや演出はストーリーで描かれていた幼くて可愛らしい、だが強かな印象を与えるものに仕上がっている。
特に好きなのは、必殺技の慈悲深い表情からいたずらっ子な笑みに変わるものと、移動時の腰をかけてこちらに微笑むモーションだ。



また、秘技を使用することでキュレネは移動や攻撃手段が変化する。ふわりと浮かび上がり、優雅に飛ぶ姿や弓による特別な動きを楽しめる。どのモーションもリッチに作り込まれ、表情豊かで可愛い。仲間として“お迎えしているだけで幸せになれる”素晴らしい3Dモデルとなっている。
性能面・スキル演出&モーション・表情と仕草を含めて全てがかわいい。後述する復刻キャラの性能とも非常に噛み合う上、今バージョンで配布される石やチケットの数も見逃せない。復帰勢はもちろん、今から『崩壊:スターレイル』を始める人にはピッタリな最新バージョンだ。
詳しいキュレネの性能や仕様については、ぜひGame Withの攻略ページを確認してほしい。

キュレネが11月5日より跳躍に登場。相性抜群のキャストリスやファイノンたちが復刻!
本バージョン3.7を通して、12月6日までの期間中新キャラクター「キュレネ」がピックアップ。復刻に関しては黄金裔たち全6キャラが登場する。既存キャラである「ヒアンシー」「キャストリス」「トリビー」が前半、「ファイノン」「サフェル」「モーディス」が後半に登場。
また、「円を描くさざ波」をはじめとした各キャラクターのモチーフ光円錐のピックアップも行われるぞ!



オンパロスを巡るこれまでの旅路。開拓者が託され、進み続けた英雄譚を振り返る(ネタバレ注意!)

いよいよフィナーレを迎えるオンパロス編。約1年間を通して紡がれた英雄たちの物語のラストを見届ける前に、物語を振り返りたい開拓者も多いはず。本項目ではVer.3.0から3.6までの物語を綴っていく。
なお、まだオンパロス編を遊んでいない人も、これを読めば3分程度でストーリーの全容がわかるので、最新のストーリーが気になっている人もぜひ読んでみてほしい。※ただしネタバレは注意だ。
【物語前半】 主人公はすでに死んでいた!?出会いと"別れ"が連続する急展開
オンパロスを巡る旅は星穹列車から始まる。ブラックスワンの提案で列車の行き先は多くの謎に包まれた「永遠の地」オンパロスに決定される。この場所はガーデン・オブ・リコレクションの鏡にしか映らない世界だった。星穹列車一同は列車の一部を切り離し、まず開拓者と丹恒が送り込まれることに。しかし、着陸前に襲撃され、列車ごと墜落してしまうのであった。

▲ブラックスワンの導きによって列車組一同の前に姿を表したオンパロス
未知の世界で最初に出会ったのはファイノンとトリビー。彼らの提案で都市・オクヘイマへ訪れた開拓者と丹恒は、この世界の英雄(黄金裔)たちと、彼らが背負う使命火追いの旅についてアグライアから教えてもらう。

▲最初に出会う謎の青年「ファイノン」
2人はさまざまなトラブルを乗り越えながら火追いの旅に参加し、黄金裔たち(アグライア、ファイノン、トリビー、モーディス、キャストリス)と協力関係を結んでいく。火追いの旅では、黄金裔が「タイタン」と呼ばれる神々を倒すことで、力の源である火種を回収する必要があった。彼らの前に立ちはだかった最初のタイタンはニカドリーだ。

ニカドリーは不死性を有するタイタンであり、黄金裔と言えども正面から倒すのは難しい。そこで開拓者たちはタイタンの一柱、オロニクスの力を借りてこれを打開した。
オロニクスとの邂逅を果たした開拓者は、自身の過去を垣間見ると同時に、不思議な精霊・ミュリオンとも出会う。やがて「記憶」の運命を歩む新たな力を手にした開拓者は、激闘の末にニカドリーを倒し、火種を持ち帰ることに成功した。


▲共に旅をすることになった妖精・ミュリオン
次の目標となったタイタンはサーシス。サーシスの火種を回収すべく、神悟の樹庭に訪れた開拓者たちは、ヒアンシーとアナイクスに出会う。しかし、そこで火種を狙う正体不明の強敵・フレイムスティーラーから突如襲撃を受ける。
圧倒的なフレイムスティーラーの力を前に1度は退却するが、ニカドリーの火種から半神として覚醒したモーディスの活躍でこれを退ける。途中、フレイムスティーラーから奪い返したオロニクスの火種を開拓者が受け取り、自身もまた1人の半神となるのだが、ここで衝撃の事実が発覚。


▲半神となり強大な力で敵を退けるモーディス
なんと、開拓者はオンパロスへと不時着した際に一度死んでいた身だったのだ。だが、記憶の運命の力により、ここまでの冒険を記憶として行動してきていた。当然、不安定な存在のままという訳にもいかず、開拓者たちは死を司どるタイタン・タナトスの元へと向かうことになる。

タナトスを巡る開拓者たちの旅の裏ではアナイクスが独断で行動していた。彼はその卓越した知性と行動によって、オンパロスの秘密を根底から解き明かそうとしていたのだ。
やがてアナイクスは、タイタンとは人が火種の力で至った高位の存在であること、そしてオンパロスそのものが再創世と終焉のループを繰り返している仮説を導き出す。


一方の開拓者たちはキャストリスとともに、半神・サフェルの協力を得ながら都市国家・スティコシアに訪れていた。
冥界への旅路で明かされていくキャストリスの過去、失った仲間との一時的な再会を経て、死の半神となったキャストリスにより、開拓者は改めて“生者”としてオンパロスの地に足を踏み入れることになった。


開拓者たちがオンパロスの開拓を進める中、星穹列車で待つメンバーたちにも動きがあった。体調を崩していたはずの三月なのかが氷に包まれたまま意識不明の状態になってしまい、さらにオンパロスに降りた開拓者と丹恒の消息がいまだに掴めないでいたのだ。
ヴェルトとサンデーは、「天才クラブ」のひとりマダム・ヘルタに協力を仰ぐ中で、マダム・ヘルタからオンパロスという世界の性質について明かされる。そこで発せられた「絶滅大君」という言葉を皮切りに、オンパロスに不穏な空気が漂い始める。

この時点で返還されていない火種は残り2つ。次はそのひとつであるエーグルの火種を回収することになった。新たな旅路が始まろうとしたその矢先、オクヘイマの実権を握ろうとする過激派の策謀によってアグライアが暗殺されてしまう。黄金裔たちを束ね、オクヘイマの人々を導くアグライアの役目は、ファイノンに託されることとなった。
そして始まるエーグルの火種を追う旅。物語で焦点が当たることになるのは、エーグルの火種を引き継ぐ予定のヒアンシーと、スティコシアで協力してくれた半神のサフェルだ。
サフェルはファイノンや開拓者たちが都市を空ける間、オクヘイマを守護する役目を担った。だが、サフェルもまた、フレイムスティーラーと決死の攻防を繰り広げた結果として、命を落としてしまう。その命が尽きたことにより、これまでサフェルが覆っていた結界が崩れていく。そうして真の姿を見せたオンパロスとは、すでに終末を迎えて崩壊しかかっていた世界の様相であった。サフェルは半神の力を使うことで、世界そのものを欺いていたのだ。

一見普通に見えたオンパロス、平和だった街中もすべて嘘。

一方、火種を追っていた開拓者たちは、すでに暗黒の潮に汚染されていたエーグルと対峙していた。
ヒアンシーの過去に彼女の精神性が描かれたほか、ファイノンの覚悟がより強まるストーリー展開がプレイヤーたちの心を揺さぶる。



結果としてエーグルの火種を回収することに成功するものの、シナリオの時系列がサフェルの死と同期する。彼女が倒れたために世界の崩壊が開拓者たちにも視覚化されたのだ。
オクヘイマへと戻ってきた開拓者一行だったが、ここでファイノンから“これ以上は巻き込めない”と訣別を言い渡される。そうして、ファイノンが最後の火種を返還しようとしたところに現れたのは、これまで黄金裔の旅をただ傍観していた謎の人物ライコスと、ファイノンもよく知る幼馴染のキュレネだった...。

【物語後編】衝撃の展開!ループしていたデータ世界に隠された真実。黒幕の正体も明らかに
以降、オンパロス編が後半になると同時に、物語の真相が次々と明らかになっていく。3.4ではファイノンとともに回帰の世界へ足を踏み入れ、彼の故郷・エリュシオンを訪れる。

プレイヤーはそんなエリュシオンでも、少女キュレネと出会い、共に旅を続けることになる。また、氷漬けになったまま意識が戻らない、なのかの視点も描かれていった。
そこでもメモキーパーたちに誘惑されているなのかを助けるキュレネの姿があり、彼女が味方として描写されるポイントになった。

エリュシオンの旅から再び視点が移り変わり、崩壊した世界の再創紀の儀式を始めるのだが、そこに宿敵・フレイムスティーラーが姿を表す。戦いの果て、フレイムスティーラーを貫いたファイノンと開拓者は、初めてオンパロスの真実を知ることになった。
オンパロスの正体は惑星サイズの演算装置によって作られたシミュレーション世界の中であり、繰り返されてきたループの演算回数は実に3,355万335回に及んだ。そしてライコスはこのデータの世界の管理者でもあったのだ。

オンパロスはループという文明崩壊のシミュレーションを演算することで、知恵の星神・ヌースを破壊できる絶滅大君を産み出そうとしていた。
しかし、このループはオンパロスの民だけではどうにもならない。そのために彼らはいつかやって来るであろう変数の存在を待ち続けていた。その変数こそ他でもない天外の英雄“開拓者”だった。
3,355万に及ぶループは、キュレネとファイノンによって生み出され、今まで戦ってきた正体不明のフレイムスティーラーはループを続けていたファイノンだった。フレイムスティーラーを倒すことで、過去の自分から記憶を受け継いだファイノン。開拓者は自分たちとオンパロスの未来を託せる存在であると確信し、次の輪廻に託していく。

ファイノンからの送り出しによって、最後のループとなる3355万336回目の過去に戻ってきた開拓者。過去に戻る道中、開拓者を助けてくれていたミュリオンがキュレネであることも判明する。開拓者とキュレネは、真の意味での未来を勝ち取るため、オンパロスを救う英雄になる旅に足を進めることとなる。
だが、時間は残されておらず、絶滅大君・鉄墓の完成は間近に迫っている。そんな中で過去の世界に戻った開拓者は、今まで登場していなかった半神たちケリュドラとセイレンスと出会い協力していく。
彼女たちは開拓者の到来を予見しており、これまでの前提とは全く異なる世界の流れで進行していく。そこには黒幕ライコスの姿も見られ、不穏な空気と陰謀の気配を感じ取ることが出来た。


一時はライコスの力によってオンパロスから追放されてしまう開拓者。そこで彼/彼女は、なのかによく似た姿の少女長夜月と出会い、世負いの火種を託され、再びオンパロスの世界へと突入する。
外の世界とオンパロスでは時間の流れが全く違うため、再び訪れたオンパロスでは約1,000年の時間が過ぎていた...。長い時の中で開拓者を待ち続け、バトンを渡すためにライコスに抗ってきた黄金裔たちの歴史を辿っていく。
そして、1,000年前から繋がれてきたオンパロスの英雄たちの希望は、天外の英雄に受け渡された。いよいよライコスとの決戦が始まる。

前バージョンのVer.3.6では、これまで描かれていなかったなのかの活躍や長夜月の話が展開された。なのかは最後の永劫回帰の世界を誰にも認識されることがない、意識のような存在でオンパロスを旅していたが、ライコスにその存在が気づかれてしまう。
危機的な状況でなのかは内側にいた、もうひとりの自分とも言える存在と相対し、やがて表に出現した人格が長夜月だった。

長夜月はなのかの願い(開拓の旅を続ける)を聞き入れるために、開拓者を夢に沈めて不必要な記憶を消し去り、再創世を実行させようとしていた。
一方の丹恒も大地の半神・荒笛と接触し敵対するが、荒笛との交渉を成功させて、丹恒は半神となる。


新たな力を手にした丹恒は開拓者を救い出し、向かったオンパロスの心臓部で長夜月とついに邂逅。キュレネの力を借りたなのかは、長夜月に自身の言葉と思いを伝えて、説得を成功させた。そうして開拓者、なのか、丹恒、キュレネは最後の再創世へと向かう──。オンパロスのグランドフィナーレーはどんな結末を迎えるのか。
キュレネとともにこの物語を是非見届けてほしい。

イベント情報
Ver.3.7でもさまざまなイベントが開催されるぞ。ジェイドからの依頼で巻き起こるマネーウォーズ・ゼロサムゲーム、創造物たちの障害物競走が楽しめる風雲!にゃんこ城、不思議な奇物をハントする奇物宝庫トレジャーなど盛りだくさん!



また、ログインボーナスでは毎バージョン恒例の「巡星の礼」で「星軌専用チケット」×10枚が入手可能。
そのほかにもショップ更新やゲームログインで無料で星5キャラクターをゲットできる金の伴星が配布される大盤振る舞いだ。



まとめ
いよいよ終局を迎えるオンパロス編。バージョン数で数えれば8つ、期間を見れば約1年間で紡がれた壮大な叙事詩の行く末は、これまでに培ってきた開拓者のつながりとその在り方、そして新たに得た仲間たちとの出会いによって決まるのだろう。
ストーリーの終幕はもちろんのこと、いよいよ実装されるキュレネなど、注目ポイントは盛りだくさんだ。既存ユーザーはもちろん、復帰&新規プレイヤーもここから始めるにはぴったり。是非ともこの機会に『崩壊:スターレイル』を始めて欲しい!
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