
2026年でリリースから11周年を迎えた『Fate/Grand Order』。
昨年2025年には第2部 終章が配信され10年にも及ぶ長い旅が終わったと思ったのもつかの間、アフタータイムが始まり、新たな冒険と出会いがマスターを待ち受けていた。
そんなFGOの11周年を記念するリアルイベント「Fate/Grand Order Fes. 2026 カルデア学園祭 ~11th Anniversary~」が2026年8月1日(土)と8月2日(日)の2日間にわたって、幕張メッセで開催された。

今回のフェスのテーマは「学園祭」。サーヴァントたちが、カルデア学園の学生や関係者としてマスターをもてなしてくれる催しとなっている。
GameWithは8月2日(日)に本イベントの取材に伺った。本記事では、サーヴァントたちと学生生活を共に過ごす気分を体験できた現地の様子を紹介する。
目次
巨大スライダーと英霊たちがお出迎え
会場に入って、まず足を踏み入れるのはウェルカムエリア。
エリア内でひときわ目を引くのは公式マンガ「マンガで分かる!Fate/Grand Order」の女主人公の大きなバルーンだ。

作中で突拍子もない行動を起こす女主人公は、もはや当然のように身体を変形させて巨大スライダーの形になっていた。ちなみに、実際に滑ることもできる。
ウェルカムエリアには他にもレンガ造りの学園を模したセットが配置され、そばには学生や学園関係者に扮したサーヴァントのスタンディパネルが置かれていた。


このスタンディパネルはウェルカムエリア以外の各エリアにも、それぞれのエリアを担当するサーヴァントのものが配置されており、訪れたマスターを出迎えてくれる。
本イベントではオフィシャルコスプレイヤーの方々と着ぐるみが登場し、会場内を周遊していた。また、サブステージでの撮影会も行われていた。
コスプレイヤーの方の衣装のクオリティもさることながら、ファンサービスも積極的に行われており、来場したマスターたちを魅了していた。


トーク企画や新情報の発表が行われたメインステージ
ウェルカムエリアからそのまま直進すると見えてくるのは巨大なモニターが配備されたメインステージだ。
ここでは様々なトーク企画や本イベントの大トリを飾る「FGOカルデア放送局 11周年SP」が実施された。
今回は「オープニングステージ」と「Road to 終章 アフタータイム」を観覧したので、その様子を紹介する。
イベント内容を紹介するオープニングステージ!
メインステージ1つ目のプログラムはオープニングステージ。
マスターにとっては馴染み深い“コマンドカードおじさん”ことカノウさん、金沢さん、石倉さんが登場し、ステージラインナップやアトラクションなどを紹介する内容となっている。

オンラインでも参加できる施策「オンラインメッセージフラッグ」では投稿された作品の一部が紹介された。
様々なFGO愛あふれるイラストが投稿されている中、コマンドカードおじさんのイラストもあり、お三方がマスターから慕われていることもうかがえた。

会場内の食堂(フード販売)で販売されている商品を実食するコーナーではテュフォン・エフェメロスとイプシロンをモチーフとした「無常の果実かき氷」と「空想樹チュロス」の紹介が行われた。

空想樹チュロスは1日目からかなりの人気で、紹介時点でもすでに半分が売り切れてしまっていたようだ。
無常の果実かき氷はカチコチに固まっていて、カノウさんがうまく食べられないというちょっとしたハプニングも。ただ、イベント当日は猛暑だったこともあり、むしろ涼を取るにはちょうど良さそうだった。
新章「運命の三女神編」を振り返るRoad to 終章 アフタータイム
昨年2025年に行われていた、全マスターの終章到達を応援するトーク番組「Road to 終章」。タイトルにアフタータイムを付け加え、復活したのが本企画だ。
石谷春貴さん、千葉翔也さん、日比優理香さんが出演し、MCを森遥香さんが担当、ゲストには小林千晃さんが登壇した。
最初のコーナー「マスター's note!」ではゲストの小林さんのアンケート回答からFateへの想いをうかがうことができた。
「印象に残っているメインストーリーは?」という設問に対して、「奏章Ⅲ 新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション」と回答されていた。
自身が演じられているバーソロミューが活躍したことに加え、出演する前からTYPE-MOONファンだったという小林さんにとって、月姫のキャラクターも登場した本章は印象深いものだったようだ。

次のコーナーの「ゆりメモ」は、日比さんがFGOをプレイして各章について語っていくコーナーで、今回取り上げたのは「運命の三女神編 郷愁永巡刻盤 パスト・カルデア」だ。
ネタバレとなるため詳細は伏せるが、とある人物の再登場に関して触れられた際は、日比さんだけでなく出演者全員のトークが一層白熱し、マスターなら誰もが共感した場面だった。

最後のコーナーは「うちのカルデア 紹介します!」。こちらはゲストのサーヴァントの育成状況などについてトークするコーナーだ。
ゲストである小林さんは好きな概念礼装に「カレイドスコープ」「黒の聖杯」などを挙げられていたり、グランドサーヴァントにはバーソロミューを除き強力な星5サーヴァントが並んでいたりとかなりガチにプレイされている様子がうかがえるトーク内容だった。

新サーヴァント「アズライール」が発表されたカルデア放送局などの様々な企画を配信
メインステージでは上記の2つ以外にも、新しい強化要素や新星5サーヴァント「アズライール」の実装などが発表された「FGOカルデア放送局 11周年SP」といった濃密な企画の数々が実施された。
その内容は公式YouTubeでアーカイブ配信されているため、気になる企画があればぜひともチェックしてほしい。
▲【FGO Fes. 2026】「Fate/Grand Order」カルデア放送局 11周年SP
6人の生徒会メンバーが登場するカルデア学園生徒会室
「カルデア学園生徒会」のブースは、6騎の生徒会メンバーのうち1騎を選択し、Live2Dで動く映像をフルボイスで楽しめるというアトラクションだ。
生徒会のメンバーは、生徒会長のモルガン、副会長の巌窟王 モンテ・クリスト、同じく副会長の宮本武蔵、会計のジェームズ・モリアーティ、広報のロウヒ、書記の原田左之助となっている。

体験の流れとしては、最初に少し大きめの部屋に入り、導入の映像を視聴する。

その後に個室のブースに入り、お目当てのサーヴァントを選択して2人きりのひと時を楽しむことができる。
筆者はモルガンを選択して体験。生徒会長の職務を着実にこなす姿は真面目な彼女らしいなと微笑ましく見ていたら、とある出来事から学園内で宝具を発動しようとし、ヒヤリとさせられた。その苛烈さも彼女らしさではあるのだが。
個室ブース内は撮影禁止となっていたが、後日YouTubeでの映像の公開が予定されている。来場できなかった方やサーヴァントとのやり取りが気になる方は続報をチェックしよう。
カルデア学園生徒会室のエリアでは他にも、FGOのリアルイベントでは恒例の「英霊召喚フォトスタジオ」のブースが設けられていた。
こちらでは選択したサーヴァントとの2ショットを撮影できる。

学園祭の定番!クラス展示エリア
学園祭といえばクラスごとの催し物。クラス展示エリアでは2つのアトラクションを体験できる。

1つ目に紹介するのは「スリラーナイト教室」。徐福が主催するお化け屋敷にマスターを招待するアトラクションとなっている。
脅かし役のキャストの方が登場する本格的な形式となっており、時折大きな悲鳴があがっていた。

2つ目の「英霊喫茶かるであ」は、執事やメイドに扮したサーヴァントたちがマスターをもてなしてくれるブース。喫茶とつく通り、ドリンクとお菓子の提供もある。
マスターを迎えるサーヴァントは、ジャック・ド・モレー、テノチティトラン、ツタンカーメン、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン、蘭陵王、バーヴァン・シーの6騎だ。

ブース内は学校の教室を模した造りになっており、机とイスも学校で使われているようなデザインのものが採用されている。
学生生活がもはや遠い記憶の彼方となってしまっている筆者はこの机とイスを見ただけで郷愁を感じていた。

体験できる内容は、ブースの奥にある大きなモニターにサーヴァントたちのボイス付きの映像が映し出されたあと、サーヴァントたちが各テーブルを回って接客をしてくれるというものだ。
サーヴァントがテーブルを一周したあとにはお約束の“おいしくなるおまじない”をかけてくれる。

ひと時のドリンクタイムを挟み、終わりの時間も近づいた時、サーヴァントたちから最後に机の中を見てほしいと言われる。
中を見てみるとそこにはお土産のグリーティングカードが。お土産があることは事前に知っていたが、こんな心憎い演出があるとは思わなかったので、よい意味でのサプライズとなった。

3つの体験型アトラクションを楽しめる運動部エリア!
運動部エリアでは、身体を動かして楽しむことができる3つの体験型アトラクションが用意されている。

1つ目は「敵のハートを射抜け! ~アムールちゃんの的当てゲーム~」だ。
画面にエネミーが表示され、弓矢を使って撃破していく的当てゲームとなっている。

2つ目は「魁・PKシュート!!」だ。
キレーちゃんや埴輪ノッブの妨害をかいくぐり、サッカーゴールにシュートを決めるアトラクションだ。

3つ目のアトラクションは「フリースローチャレンジ!~Team フェアリーズからの試練~」。
ブース内に複数あるバスケットゴールめがけてボールを投げ、ハイスコアを狙う内容だ。

数々の力作がお披露目された文化部エリア!
文化部エリアでは複数の部活が成果物を展示していた。

中でも圧倒されたのは美術部による展示だ。教壇を模したブースの黒板に大きくメインビジュアルが描かれているのだが、こちらは本当にチョークで描かれた本格的なアートとのこと。
ほぼ白のチョークで12騎のサーヴァントたちが活き活きと描き分けられており、その技術に思わず感嘆の声が漏れていた。

海洋研究部では船の操舵室を模したブースが設営されていた。
伝声管に声をかけると、ネモ・シリーズたちのボイスが流れるようになっている。

かがく部では実験の成果や体験型アトラクションを展示していた。
その1つがイライラチャレンジ。コースに棒を通し、スタートからゴールまで壁に触れないように移動させるゲームだ。


▲その他にもサメ部やサンタ部といった、活動内容がよく分からない部活もこの学園には存在するようだ。
まとめ
11周年のFGOのフェスは、10周年という大きな区切りと第2部の完結を迎えた後も「まだまだ盛り上がっていくぞ!」という気概が見えるイベントだった。

学園祭がテーマということで、同じ学生となったサーヴァントとの距離もいつもより心なしか近く感じ、彼ら・彼女らとさらに深く絆を結ぶことができたのではないかと思う。
新たな旅は始まったばかり。今後も今回のような楽しい思い出を作れるイベントが開催されていくことだろう。本記事でリアルイベントに興味を持った方は、次の機会にぜひ参加してみてほしい。
©TYPE-MOON / FGO PROJECT
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