
「パーティ」のつぎは「ライブ」でフィーバー!
うらやましすぎるほどのリア充っぷり。だが、これはもちろんゲームの話である。
2026年4月、サンリオが初の自社ゲームブランドの立ち上げを発表し、今後3年間で10本程度のタイトルをリリース予定という。
第1弾は、Nintendo Switch / Switch2向けに発売予定のパーティーゲーム『サンリオ パーティランド』。そして、待望の第2弾が、今回紹介する基本プレイ無料のスマホ向けダンス&リズムゲーム『サンリオカワイイミライブ!』なのだ。

このたびGameWithは、2026年6月27~28日の2日間、パシフィコ横浜をメイン会場に開催された「サンリオフェス2026」の招待を受け、本作の試遊に参加した。
まさにサンリオらしい、誰にでも遊べる楽しいリズムゲームだった。なのに、その一方で、難易度選択には「ハード」を越えた「エキスパート」が存在した……。
舐めプで安易に挑戦した途端、ゴリゴリなリズムゲームへと変貌してプレイヤーの鼻をへし折りにくる……。そんな、幅広い難易度設定が楽しい作品に仕上がっていた。
※本記事のゲーム画面やデザインは開発中のものです。
目次
推しのサンリオキャラクターと一緒に創るライブステージ

▲サンリオキャラクターをデコレーションできる。
『サンリオカワイイミライブ!』は、サンリオキャラクターをモチーフにした楽曲でリズムゲームが遊べる、スマートフォン向けのダンス&リズムゲーム。
ハローキティやマイメロディ、クロミなどおなじみのサンリオキャラクターたちが登場し、自分だけの超KAWAIIステージを一緒に盛り上げていく。
ゲームの基本的な流れは、楽曲をプレイすることで育成素材やカワミライト(いわゆるガチャ石)を獲得。イベントやガチャで衣装をゲットして、サンリオキャラクターをデコレーションし、超KAWAIIレベルを強化。再び楽曲をプレイして、より高みを目指すというもの。

▲ステージも自由に編集できる。
各キャラクターには特有の衣装が用意されていて、衣装と楽曲はそれぞれ属性があってスコアと連動する。衣装を強化するとハイスコアが狙いやすくなるというわけだ。
さらに、ライブステージのコーディネートもできる。ステージをカスタマイズして見た目をアップグレードすれば、気分も盛り上がるというもの。
こうした衣装やアクセサリーは、カワミライトを使ったガチャで入手できる。アイテム周りもオーソドックスでわかりやすくまとめられている印象だった。
リズムゲーム初心者も大歓迎!「超KAWAII」を堪能できるパフォーマンスモード

▲「パフォーマンスモード」は手軽に楽しめる難易度。
まずは「パフォーマンスモード」をプレイしてみた。これは、ズバリ言ってしまえば「わりとテキトーでも遊べちゃうモード」だ。サンリオキャラクターのパフォーマンスを堪能しながらお気楽にプレイできる。
もちろん、リズムに合わせてボタンをタップしたり、フリックしたりが基本操作なのだが、入力の猶予が大きくて、どちらかというとライブの観客席からキャラクターに合いの手を入れる感覚に近い。

▲フィーバー時に出現する泡をタップしまくってキャラクターを応援しよう。
ふだんあまりゲームをプレイしない大人や、小さな子どもたちには最適なモードだ。相当ラフにプレイしても大丈夫だし、後半、唐突に始まる、ひたすら泡をプチプチ潰す「フィーバータイム」もじっくり見ることができる。
フィーバータイム中は、キャラクターたちが大技を披露する「フィーバーダンス」が繰り広げられる。これがなんとも楽しくて何回でも見ていられる。

▲ハローキティがいきなり激しいブレイクダンスを踊り始める。
そんなプレイヤーの気持ちを見越してか、ゲームプレイを行わずにライブを眺めるだけのオート観賞機能も搭載しているという。
もはやゲームプレイはおまけで、「映像として楽しんでください」という開発陣の目線に、ただならぬ「マジ」を筆者は感じたのであった。
かわいいからといって侮ると痛い目に!?ゲーマーの鼻をへし折る「テクニカルモード」

▲オーソドックスなリズムアクションでプレイしていて迷うところはない。タップ・フリック・長押しを使い分けよう。
もうひとつの「テクニカルモード」は、上から下にボタン(ノーツ)が迫ってくる、一般的なスマートフォン向けリズムゲームと同じプレイスタイルのモードだ。
基本的なタップに加え、指定された方向へのフリックや、長押ししながら軌道をなぞるスライド入力など、まあまあ頭が混乱するくらいの操作を要求される。
とはいっても、このモードでは楽曲ごとに難易度選択ができるので、イージーにしておけば難しくはない。

▲高難度では、しっかりとリズムゲームしてくれて歯ごたえ満点。
とりあえず最初は、ノーマルでプレイしてみてほしい。ちょうどいい感じでプレイできると思う。その後、試しに最上位であるエキスパートをプレイすると、途端に景色が変わる。
エキスパートは、ちゃんとした難易度の「マジのリズムゲーム」なのである。
「ちゃんと」は曖昧な表現だが、ふだんあまりリズムゲームをプレイしない筆者にとっては、壊滅的に脳と指先が連動しないレベルの難しさだった。ね、「ちゃんと」してるでしょ?

▲果敢にエキスパートに挑戦して、しっかり「ライブ失敗」の洗礼を受ける筆者。
ちなみに、ノーツを完璧なタイミングで押したときの判定が「PERFECT」ではなく「超KAWAII!」と表示されるのも、筆者的には超Good! サンリオの世界観にピッタリだと思う。
だがしかし。これって「気楽に遊べる」パフォーマンスモードと、あまりに落差がありませんか!? 冗談抜きで「サンリオのかわいいゲーム」だと思って油断していると返り討ちに遭うレベル。
逆にその本格的なゲーム性に一気に惹き込まれ、ファンになってしまうプレイヤーも多いのではないだろうか。少なくとも筆者はそうだ。 その理由は、収録されている楽曲にある。
これがサンリオクオリティなのか!?名曲揃いの楽曲群

▲本気でいい曲ばかりだと思った。
収録されている楽曲がとにかくすばらしい。 じつは筆者はこの取材で、サンリオの楽曲を初めて聴いた。というか、そもそもサンリオキャラクターたちに持ち歌があるなんて、想像すらしていなかった。
本作には、多数のサンリオ系楽曲が収録されている。ロックやテクノ、シティポップなど、さまざまなジャンルが横断的に網羅され、さらに、すべての楽曲のクオリティが異様に高いのだ。

▲フィーバーしてリア充の仲間入りだ!
こうした楽曲は、サンリオのファンだけではなく、リズムゲームファンや、一般的なゲームファンにとっても、十分、魅力的だと思う。
だって、いい音楽を聴きながらプレイするリズムゲームがいかに楽しいかなんて、いちいち筆者が説明しなくたって、ゲーマーが一番よく知っていると思うから。基本無料なんだし、プレイしない理由が筆者には見つからない。

▲こちらはサンリオフェス2026のサンリオゲームズのブース。
現在発表されている収録楽曲をいくつか紹介しよう。
まずはサンリオピューロランドを代表する大人気パレードのテーマソング『KAWAII FESTIVAL』のゲームRemixバージョン。
さらに、YouTubeやTikTokなどで合計2800万回再生を記録したヒット曲『プリンとマフィンのポムポムビート☆』。
アーティストとしてメジャーデビューを果たしたクロミの人気曲『Greedy Greedy』。
そして、ファンタジックな『Welcome to this World of Dream』のRemixバージョンなど、バラエティに富んだラインナップだ。
YouTubeなどで聴ける曲も多いから、騙されたと思って聴いてみてほしい。いや、言いたいことはわかります。しかし、イメージやタイトルで決めつけることなく、みずからの耳で聴き分けてその真価を感じ取ってほしい。
ずっと遊べる「ガチ」の作り込み。ファン以外にも刺さるタイトル

『サンリオカワイイミライブ!』は、スマホでのリリースやガチャでのアイテム入手など、幅広い年代を意識した作りになっている。そこからは「末永く遊んでほしい」という、サンリオゲームズの「ガチ」を感じる。
実際、楽曲の良さや、まったく趣きの異なるふたつのゲームシステム、そして衣装やステージのカスタマイズ要素など、サンリオファンであれば長時間遊べる質の高いゲームに仕上がっている。
実際、筆者はゲーマー目線で本作を試遊したが、リズムゲームとして上質な作品だと感じた。本作が、ファン以外のプレイヤーにも「バッチリ刺さる」と感じさせるのは、サンリオの「本気さ」の表れだと思う。
GameWith編集者情報

| フリーランス物書き。ドーナツ食べながら子どもとゲームするのが至高。好きなジャンルはインディーズとFPS/TPS。ゲームの腕前は皆無のポテトゲーマー。ジャンルやタイトルにとらわれずゲーム業界全体に興味があります。ゲーム以外にはアウトドア系やローカルニュースなどを執筆中。普段は塾講師、ときどきラジオパーソナリティ。 |
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