ゲーム試遊と甲冑体験という前代未聞のゲーム説明会!?『信長の野望 天下への道』体験レポート!

2025年4月16日、グラビティゲームアライズが2025年にリリースを予定しているMMO歴史戦略シミュレーション『信長の野望 天下への道』のメディア向け新作試遊会が開催された。
当日は、運営チームによるゲーム説明に加えて、最新バージョンの試遊のほか、作品にちなんだ「甲冑体験」というユニークな催しも実施。

本記事では、当日の様子を始め、『信長の野望 天下への道』の特徴や注目ポイント、正式サービスに向けた新情報などを紹介していく。
豪華絢爛な大広間で行われた説明会と前代未聞の甲冑体験

グラビティゲームアライズからの招待により、『信長の野望 天下への道』のメディア向けゲーム説明会へと向かった本ライター。
「当日は、運営チームから直接ゲームを説明させていただくだけでなく、甲冑体験などの催しもご用意しております」という、生まれて初めての案内に胸の高鳴りを覚えつつ会場に到着した。

そこに待っていたのは、時代劇などで見られるギラッギラに輝く豪華絢爛な大広間。なんでも、本格的な和風シチュエーションでの撮影が行える特別なスタジオらしい。

ゲームの説明会……だよね?
受付を終えて中に入ると、そこには2025年リリース予定のMMOシミュレーション『信長の野望 天下への道』の試遊台が設置されていた。
2025年2月に行われたβテストでユーザーからのアンケート結果を参考に調整した最新バージョンで、インターフェースやゲームバランスの改善などが行われたという。
さっそくプレイ……と思った矢先、眼の前に現れたスタッフの方から「今ならすぐに甲冑体験ができます」と、まるで忍びの者からの伝令のように伝えられる。
「甲冑体験」ができるゲーム説明会。なるほど、グラビティゲームアライズは本当におもしれぇ会社だ。


この「甲冑体験」が想像していた以上に本格的で、約15分間3人がかり着付けを行ってもらう事態に。しかしながら生まれて初めての甲冑に、思わずテンションが上ってしまった。

さて、戯れはこの辺りにして、さっそくゲームの面白さを紹介しておこう。ああ、楽しかった。
キーワードは"道"!領地を拡大して天下に覇を唱えよ!

『信長の野望 天下への道』は、2009年にコーエー(現コーエーテクモゲームス)から発売されたPC向けシミュレーション『信長の野望·天道』の正式ライセンスを受けて開発されたMMO歴史戦略シミュレーション。
『天道』のように1人プレイではなく、多人数参加型オンラインゲームとして開発された作品となっている。

プレイヤーの目的は、所属する大名勢力の仲間たち(他プレイヤー)と団結しながら霧に包まれた領地を開拓し、他勢力と城や関所を奪い合いながら、天下を目指すこと。

ただ兵力を集めて攻め込むだけでなく、内政での資源拡充や文化の発展、武将の育成をはじめとする軍備など、多面的な要素が戦略に深く関わるのが特徴だ。これらのバランスが非常に絶妙で、やりごたえは十分。

部隊編成に関しても、兵を率いる武将はそれぞれステータスが異なり、兵種による得意・不得意もある。敵の部隊編成を見て、最も効果的な一手を考えるのが面白い。

もちろん、織田信長を始め、武田信玄や上杉謙信などの人気武将が登場する点も見逃せない。

そして注目のシステムが「道」の概念だ。部隊はマップ上の道を行軍する。マップ上に点在する築城地に付城・支城を建築すると、付近の道を進む味方の行軍を助けたり、敵の進軍を妨害したりすることが可能。
つまり、付城・支城を作り「道」を掌握することで、強固な陣地ができあがる。道を制することがプレイヤーの勝利に直結するのが非常にユニークだ。
いざ勢力同士の大合戦!他勢力に攻撃されない不可侵地域も実装

勢力同士が戦うGvGも本作の華のひとつ。シーズンごとに拠点を占拠することで得られる「支配値」を競いながら、一定期間内を戦っていくことになる。
もちろん敵の城を落とす攻城戦を仕掛けることも可能。ただし、1人の領主だけでは攻略が困難な難易度となっており、仲間との協力が不可欠となる。

そうこうしているうちに敵軍も動き出し、やがては勢力同士の大合戦へ。今回の試遊では仲間との共闘はできなかったが、ぜひ試してみたいところだ。
なお、プレイヤーによっては自分のペースでゆったり進めたいという方もいるだろう。

安心してほしい。本作には領地を奪い合う「争覇地域」と、自分のペースで進められる「不可侵地域」が存在する。現代風に言えば、GvGが可能なバトルエリアと、不可なピースエリアといったところだ。
「不可侵地域」は他勢力プレイヤーに攻撃される心配がないので、初心者の方も安心して楽しむことができる。内政に注力したいという方にもオススメなので、自分のプレイスタイルに合わせて地域を選ぶと良い。
連絡系統の機能が充実!外部ツール不要で仲間をまとめられる

昨今のゲームでは、味方との連携を図る、コミュニケーションを取るためには、Discordなどのゲーム外機能を利用することが一般的だ。
しかし本作は、ゲーム内で完結できる機能が大充実。たとえば「寄合所機能」では、攻城戦を仕掛ける際、軍団員に向けて候補日を提示し、事前に参加しやすい日程の多数決を取ることが可能。
また、「軍団点呼機能」を利用すれば、軍団長が設定した攻城戦のタイミングを軍団内に周知し、参加する軍団員の点呼を取ることができる。
味方の連携が勝利・敗北に直結する本作において、これらの機能はありがたい。かゆいところまで手が届く感じが非常に好印象だ。
βテストからの追加・更新された機能が多数!より遊びやすく進化

今回試遊したバージョンは、2月に実施されたβテストのユーザーアンケート結果を参考に調整されたもの。
スタッフの方に尋ねたところ、資源や戦法のバランス調整、ストレスになりやすい箇所としてUIの改修やチュートリアルの改善などが行われたという。
ちなみに今回、初めて遊んでみた身としては、ストレスに感じる部分はほとんどなく、スムーズに遊ぶことができた。
また、βテストでは実装されていなかった新機能として、プレイヤー同士が競い合うイベント機能や、プレイヤーの編制・戦績をチャット上で共有できる機能などが追加されている点にも注目したい。

そのほか初心者向け攻略情報として、あらかじめ推奨編制や推奨戦法を確認できる機能なども実装され、より遊びやすくなっている。
今後は戦略要素を深める機能や、新エリアマップ・新シナリオなども検討されているようで、グラビティゲームアライズ側が本作に非常に力を入れていることが伺える。
「信長の野望」ファンはもちろん、シミュレーションゲーム、リアルタイムストラテジー好き、まったりと自分の領地を拡大させるのが好きな方などにもオススメなので、ぜひリリースを楽しみに待っていよう。
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