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ミステリーアドベンチャーゲーム『都市伝説解体センター』の発売一周年を記念した、体験型ポップアップイベント「都市伝説解体センター 発売一周年記念 全国解体大巡廻」が、有楽町マルイにて2月20日(金)〜3月8日(日)まで開催中。今後、全国5都市を順次巡る予定だ。
今回GameWithはオープンに先駆け、2月19日のメディア向け内覧会に参加する機会をいただいた。開発年表やフォトスポットなどの、見どころ満載の展示や、墓場文庫メンバーおよびプロデューサー・林真理(はやし まこと)氏のインタビューの様子をお届けしたい。
この記事を書いた人都市伝説解体センター
2025年2月13日 発売中
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『都市伝説解体センター』ファン待望のイベントが開催
体験型ポップアップイベント「全国解体大巡廻」の様子を紹介
本作は、都市伝説の調査・解体を行う「都市伝説解体センター」を舞台とした、サイケデリックな雰囲気が特徴のミステリーアドベンチャーゲームだ。
独創的な世界観を現実空間へと拡張した本イベントは、展示会の枠を超え、作品の深淵に触れることができる場だと言えるだろう。
会場は、開発者とファンが歩んできた一年間の軌跡を「解体」し、再構成するような内容になっている。
会場前に配置されたキービジュアルボードを抜け、中に入ればまるでゲームの中の世界だ。キャラクターから直接歓迎の言葉をもらえる「入れ替わりウェルカムメッセージ」が、ファンを温かく出迎えてくれる。

▲「入れ替わりウェルカムメッセージ」
会期中は5名のキャラクターが入れ替わりで登場するため、何度訪れても新鮮な気持ちで入場できそうだ。
制作秘話を「解体」するコーナーが展示
少し進むと『都市伝説解体センター』の制作秘話を紐解く「墓場文庫&制作秘話 徹底解体」コーナーがあり、ここでは数年にわたる開発期間を可視化した「開発年表」が公開。集英社ゲームズと墓場文庫の細かなやりとりが並び、試行錯誤の日々が浮かぶような制作の裏側が綴られていた。




さらに全14キャラクターのプロフィールを詳細に記したボードや、YouTubeで公開されたキャラクターMV「ようこそ都市伝説解体センターへ feat.KAITO」「にっちもさっちもミステリー△」「白昼夢」の解説など、ゲーム内だけでは語り尽くせなかった設定の裏側を補完する資料がズラリと並ぶ。
ファンの楽しみを奪わないため、本記事では詳細な紹介は行わないが、それぞれのテキストからは開発チームのこだわりが感じられ、読み込むほどに作品への理解が深まっていくようだった。

▲「ようこそ都市伝説解体センターへ feat.KAITO」

▲「にっちもさっちもミステリー△」

▲「白昼夢」
たとえば「自分で「仮説」をたてられるフォトスポット」では、会場限定の選択肢を組み合わせて自分だけの「仮説」を立て、来場した理由を写真に収めることが可能だ。
さらに主人公・あざみの能力をイメージした「あざみの「念視」フォトスポット」など、体験型コンテンツも充実しており、来場者が世界観に干渉できる仕掛けが随所に施されているのが特徴だ。

▲「自分で「仮説」をたてられるフォトスポット」

▲「あざみの「念視」フォトスポット」
展示エリアの一角には、「都市伝説解体センター」のマスコットキャラクター・トシカイくんがでっかい姿で鎮座。たまに動くらしいと噂されており、愛らしくも不気味な存在感で会場の人気をさらっていた。

▲でっかいトシカイくん


▲関係者からのコメントが本として収められている「感謝とお祝いのクローゼット」
そして本イベント最大の仕掛けといえるのが、合言葉を伝えることで入場可能なネタバレ厳禁・写真撮影NGのエリア「口に出しても存在しない部屋」だ。
このエリアの詳細はインターネット上に書き記す訳にはいかないため、ぜひ現地に赴いて触れてほしい。

▲「口に出しても存在しない部屋」の入口
物販エリアも圧巻のボリュームだ。描き下ろしイラストを使用した30種以上の記念グッズなどに加え、「都市伝説解体センター Fabulousくじ」が実施。パラパラと捲られる本の中から自分の手で当たりを「特定」する体験も、ゲームの流れを想起させる心憎い演出だった。



▲「都市伝説解体センター Fabulousくじ」

▲ハフハフ・おでーん氏による「都市伝説解体センター Fabulousくじ」体験の様子
都市伝説解体センター
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「墓場文庫&林プロデューサー」囲み取材
メディア向け内覧会では、墓場文庫メンバーや林真理プロデューサーによる、リリース1周年を迎えた心境や見どころ紹介の質疑応答も行われた。
登壇者 |
| 集英社ゲームズ『都市伝説解体センター』プロデューサー 林 真理氏 |
| 墓場文庫 ハフハフ・おでーん氏 |
| 墓場文庫 MOCHIKIN氏 |
| 墓場文庫 きっきゃわー氏 |
| 墓場文庫 あだP氏 |

▲左から林真理氏、あだP氏、きっきゃわー氏、MOCHIKIN氏、ハフハフ・おでーん氏
──まずは、一言ずつ自己紹介をお願いします。
ハフハフ・おでーん氏:
ドット絵などグラフィックを担当しているハフハフ・おでーんです。
MOCHIKIN氏:
プログラム担当とミステリーの設定部分を担当したMOCHIKINです。よろしくお願いします。
きっきゃわー氏:
墓場文庫のきっきゃわーです。キャラクターデザインやシナリオライターをしています。
あだP氏:
あだPです。BGMやSEをはじめとする音まわりをすべて担当しています。
林氏:
本作のプロデューサーを担当している林です。よろしくお願いいたします。

──2025年2月13日にリリースされた『都市伝説解体センター』が1周年を迎えた心境を教えてください。
ハフハフ・おでーん氏:
1周年を迎えましたが、1年とは思えない長かったような短かったような感覚です。ノベライズやコミカライズなど多くの経験をさせていただいて、非常に充実した1年を送ることができました。
MOCHIKIN氏:
1周年でマルイさんの会場を使ってイベントができるとは思っていなかったので、これから時間をかけて実感していきたいです。
きっきゃわー氏:
自分ひとりだけでは、正直ここまでの実感は湧かなかったと思うんです。この1年間ずっとタイムラインと一緒に生活しているような感覚があって、ファンの皆さんからの反応をいただいたり、小説やグッズといったさまざまな展開があったり外からの刺激を受けるたびに、原点に立ち返るような感覚でした。
今後もこうした形でいろいろな展開を続けていけたらと期待していますし、そのためにも自分たちが頑張っていかなければと思っています。
あだP氏:
個人的にはこの1年間、本当にさまざまな出来事がありましたが、特に大きかったのは「PlayStation Game Music大賞 2025」で1位を獲得したことです。とても貴重で良い経験をさせていただきましたし、皆さまの支えがあってこそだと思っています。
今後についてはまだ分からない部分もありますが、引き続き精一杯取り組んでいきたいです。
林氏:
本当にもう1周年過ぎてしまったんだというスピード感で、もともとは小さくはじまったプロジェクトでしたが、ここまで大きく育ち、成長してこられたのは、ひとえにファンの皆さんの支えがあってこそです。
SNSなどを通じてファンの反応を目にする機会が多いので、皆さんの投稿や作品・感想などを拝見しながら、楽しませていただいています。そういった後押しを受けてイベントや小説・漫画などに情熱を注げているため、これからも引き続き応援していただけるとうれしいです。

──ファンの方々からのコメントや反響で印象的だったことを教えてください。
ハフハフ・おでーん氏:
『都市伝説解体センター』はオカルトをテーマにしたアドベンチャー作品ということもあり、どれくらいの方に遊んでいただけるのか、正直なところ最初は不安もありました。
ですが実際に反応を見てみると、「70代の父親に遊ばせました」といった声や、「家族で遊んでいます」「夫婦で楽しんでいます」といったお話も多くいただいていて、本当に幅広い層の方に遊んでいただけたんだなと感じています。
MOCHIKIN氏:
僕らはもともと『和階堂真の事件簿』という作品を、『都市伝説解体センター』に取り組む前に制作しており、その頃からミステリーというジャンル自体が好きなので、できるだけユーザーの方に驚いてもらえるような体験を届けたい、という意識はずっと持っていました。
『都市伝説解体センター』はそうした思想の延長線上で作り上げていったのですが、実際にいただいた反応は、「驚いた」というレベルを超えて、「心の行き場がないから助けてほしい」といった予想外の声もあったのが面白かったです。
きっきゃわー氏:
私たちとしても衝撃を受けてもらいたい思いはあったので、新しく遊んでもらう人たちに向けてタイムラインで情報を発信する際も「配慮をお願いします」という言い方しかできず、そわそわしていたんです。
ただ最初に遊んでくれた方たちが1〜2か月ほど経ってから、ふせったーで「秘密の合言葉」を使い、表では出しきれない叫びだったり、「助けて」という気持ちを書き連ねたりして、プレイヤー同士で共有し合うような流れができてきました。
新しい文化が生まれた感覚があって、個人的には一番大きな驚きでしたね。
あだP氏:
「廻屋渉」のテーマとして登場する際に必ず流れる「Meguriya」というBGMがあるのですが、作中でも電話がかかってくる設定があるので、着信音を意識して制作しました。
それをイベントでお話ししたところ、「LINEの着信音に設定しました」と言ってくださった方がいて、とても印象に残っています。
また、自分の曲をリミックスしてYouTubeにアップしてくださる方もいて、こうした反応は自分にとって初めての体験でした。本当にうれしかったですし、これからも頑張って曲を作っていこうという励みになりました。
林氏:
プロデューサーとして多くの方に遊んでいただくことを大きな目標にしてきましたので、それを達成できた証として「日本ゲーム大賞2025」優秀賞など、さまざまな賞をいただけたのは非常にありがたく感じています。
今回の1周年記念イベントでも、受賞に関する展示を用意していて、「皆さんの支えのおかげで賞をいただけました」というご報告も兼ねていますので、会場でご覧いただけたらと思います。

▲でっかいトシカイくんがスペシャルゲストとして登場し、会場は大盛り上がり
──「全国解体大巡廻」の見どころを教えてください。
ハフハフ・おでーん氏:
僕がいちばんの見どころだと思っているのは、「都市伝説解体センター Fabulousくじ」ですね。作中で本をめくって都市伝説を特定するシーンがあるのですが、それを模した展示が会場に用意されています。
実際に目の前で本のページがめくられていき、自分が何賞なのかが分かる仕掛けになっていて体験として面白いです。

MOCHIKIN氏:
注目してほしいのは、会場の一番奥に用意している「口に出しても存在しない部屋」ですね。実はイベント企画が立ち上がった初期段階から、目玉のひとつとして構想してきた場所なんです。
入場するには合言葉を言う必要がありますが、中はネタバレ満載で本展示のために用意したコンテンツもありますので、ゲームの終盤に触れたときのような感覚を、もう一度味わっていただけるのではないかと考えています。ただ内容については絶対に喋らないでいただければと思います。
きっきゃわー氏:
おすすめしたいポイントとしては、まず会場に入ってすぐ目に入るキービジュアルのパネルですね。キャラクターたちを大きく印刷して展示しているのですが、今回イベント用のキービジュアルを描くにあたって、可能な限りギリギリまで時間を使って、ファンの皆さんの“推し”をひとりでも多く入れたいという思いがありました。
「自分の推しはあまり表に出てこない」という声を耳にすることがあり、全員を入れるのは難しくて申し訳ないのですが、できるだけメイン以外のキャラクターも描けたらという気持ちで詰め込み、「応援してくれてありがとう」という気持ちをお返しできたらいいなと思っています。
なので、まず会場に入ったらご自身の推しを探していただいて、テンションを上げてもらえたら。できれば最初のパネルの前で写真もたくさん撮ってほしいです。

あだP氏:
「全国解体大巡廻」にあわせてさまざまなクリエイターの方に協力いただいて制作した、ミュージックビデオのコーナーも見てほしいですね。
すでにYouTubeに公開されており、ご覧になった方も多いと思いますが、会場では「どういう経緯で作られたのか」「どんな意図があるのか」といった制作背景も含めて紹介しています。
僕が担当したのはジャスミンのイメージMVで、SNSでは「人の心がないんじゃないか」と言われたりもしたんですが(笑)。“あったかもしれないシーン”というイメージも踏まえて制作した映像になっています。
林氏:
僕はプロデューサーとしてイベントに全力で取り組んでいて、集英社ゲームズの総力を挙げて実施しているので、正直な話見どころは“全部”と言いたいです。ぜひ会場に足を運んで、トシカイくんに会いに来ていただけたらうれしいですね。
──最後に『都市伝説解体センター』ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
ハフハフ・おでーん氏:
『都市伝説解体センター』が1周年を迎えて、本当に多くの方に愛していただけるタイトルになったなと実感しており、イベントの場で皆さんと気持ちを共有できたらうれしいです。 それとグッズに「ハフハフ・おでーん」デザインTシャツがありまして……これが売れないと、チーム内のヒエラルキーが危うくなるかもしれないので(笑)、ぜひ手に取ってください。
MOCHIKIN氏:
1周年をこうして迎えられたことは、僕たちとして本当に幸せなことだと感じていますし、何よりファンの皆さんのおかげだと思っています。今回は感謝を込めて、ファンの皆さんに還元できるような形でコンテンツを用意しました。 とにかく楽しんでいただけたら、一番うれしいです。
きっきゃわー氏:
この1年間本当にファンの皆さんからさまざまな形で反応をいただいてきて、墓場文庫メンバーも集英社ゲームズさんも、受け取った分だけお返ししたいという気持ちが強くあります。
その気持ちが一つ形になって爆発しているのが今回のイベントです。リアルイベントなので直接参加できる方もいれば、事情があって来られない方もいると思います。
ただタイムライン上で皆さんが写真を投稿してくれたり、お土産話のように感想を共有してくれたりすれば、来られなかった方にも少しでも雰囲気を感じて楽しんでもらえるんじゃないかなと。
楽しみ方はいろいろあると思うので、ひとりでも多くの方に楽しんでもらえたらうれしいですね。
あだP氏:
細かい話になるんですがイベントに出るたびに、「パッケージ限定版の再販はないんですか?」という質問をたくさんいただいてきました。
それを受けてチーム内でも何とかできないかと話し合い、集英社ゲームズさん側とも相談させていただいた結果、今回すべてではないものの一部アイテムについて再販が実現しました。気になっていた方は、ぜひこの機会に手に取ってほしいです。
林氏:
プロデューサーとしては、本当にここまで皆さんに支えていただいたという思いが強いので、できるだけ多くの方にこのイベントへ参加していただきたいと思っています。そのため今回は全国5か所を巡回する形で開催することにしました。
全国すべての地域というわけにはいかないのですが、できるだけ多くの方に来ていただけるよう努力していますので、ぜひお近くの会場に足を運んでください。
──ありがとうございました。
都市伝説解体センター
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まとめ
現実と『都市伝説解体センター』がリンクした体験型コンテンツが充実
「全国解体大巡廻」を通じて考えたのは、本イベントが単なる展示や物販にとどまらず、作品世界を現実とリンクさせて再構築し、ファンそれぞれが自分なりの体験を持ち帰れる場になっているという点だ。
サイケデリックな空気感と考察の余白を備えた『都市伝説解体センター』らしさを丁寧にすくい上げた催しであり、作品を愛する人ほど新たな視点を得られるだろう。
なお「都市伝説解体センター 発売一周年記念 全国解体大巡廻」は、2月20日より開催される東京会場の有楽町マルイを皮切りに、大阪、愛知、福岡、北海道を巡回予定だ。今後の展開にも注目したい。
都市伝説解体センター
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会場毎の開催期間一覧
・東京会場:有楽町マルイ 8階 イベントスペース「SPACE 4」 2026年2月20日(金)〜3月8日(日)
・大阪会場:あべのキューズモール B1階 2026年3月20日(金)〜4月5日(日)
・愛知会場:名古屋セントラルパーク地下街 2026年4月17日(金)〜4月26日(日)
・福岡会場:博多マルイ 5階 2026年5月2日(土)〜5月17日(日)
・北海道会場:サッポロファクトリー 2条館1階 2026年5月29日(金)〜6月7日(日)
※有料の体験&物販エリアは東京・大阪・福岡会場のみ実施を予定しております
※開催期間、提供される体験は会場によって異なります。 詳しくは公式サイトをご確認ください。
今後発売の注目作をピックアップ!
2026/02/27 発売
/PC/Xbox
バイオハザード レクイエム
8,172円(税抜) 2
2026/03/13発売
/PC/Xbox
モンスターハンターストーリーズ3 ~運命の双竜~
6,920円(税抜) 3
2026/03/27 発売
ライフ イズ ストレンジ リユニオン
6,800円(税抜)




