『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』クローズドベータテストのプレイ内容を早速レビュー!
バンダイナムコエンターテインメントより2022年内の発売が予定されている『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』。
今回は、幸運にも本作のクローズドβテスト(以下CBT)に参加することができたため、筆者が実際にプレイして感じた特徴や魅力についてご紹介していく。
目次
そもそも『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』とは?
『ドラゴンボール』をテーマにした“究極の脱出ゲーム”が幕を上げる!
Swich,PS4,Xbox One,PC対応ゲームソフト『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』は、1対7で繰り広げるドラゴンボールゲーム初の非対称型アクションだ。
フリーザやセル、魔人ブウなどのドラゴンボールを代表する宿敵が担う「レイダー」と、戦闘力5の一般市民「サバイバー」とで繰り広げられるアクション性の高い脱出ゲームのようなシステムとなっている。
レイダー側は装置の起動を阻止しつつ、全てのサバイバーを倒せば勝利となり、サバイバー側はレイダーから逃げ隠れつつ、超タイムマシンを起動して戦場から脱出できれば勝利となるぞ。
もし、超タイムマシンが破壊されてしまっても、サバイバー側はタイムマシンをビーコンから呼び出し脱出できる。最後まで諦めずに逃げよう。
あらゆる方法でサバイバーたちを追い詰めろ!
まず、レイダーサイドについて紹介していこう。
レイダーはマップ内に点在している逃げ遅れた民間人や、逃げ回っているサバイバーを倒すことで進化ゲージが貯まるぞ。
進化ゲージが貯まる条件はレイダーごとに少しずつ違うようだが、今回のCBTでは「セル」のみ使えたが、セルは相手を倒すか時間経過でゲージが増加する。
サバイバーにトドメを刺す条件だが、体力を0にするだけではダメで、ダウンしているサバイバーに「フィニッシュ」を決める必要がある。二回「フィニッシュ」を決めるとその瞬間に相手を退場させられるぞ。
進化を優先してきっちりフィニッシュを入れていくか、それとも他のサバイバーのダウンを優先させるか、はたまた装置の破壊を優先するか。ここの駆け引きがかなり面白く仕上がっていた。
ド派手にフィールドを破壊しつくそう!
レイダーの切り札となるのが、1段階進化するごとに使える「フィールド破壊」。
ド派手な演出と共にエリアを破壊することで、サバイバーをより狭い場所で追い込むことができるぞ。
「魔貫光殺法」や「パーフェクトかめはめ波」といった必殺技も駆使して、圧倒的な戦闘力でサバイバーを追い詰めていくさまは、脱出ゲームの妨害側とは思えないほど爽快!
戦闘力5のサバイバーとの絶望的な戦闘力差を見せつけてやろう。
生き残りをかけたサバイバーたちの必死の戦い!
サバイバーの大前提はレイダーに倒されないこと。
一応レイダーを倒すことでも勝利となるのだが、基本的にレイダーの戦闘力は圧倒的。見つかったら逃げるすべはないという、原作さながらの恐怖を感じながら進めていくことになるぞ。
そこでサバイバー側で生き残るには、知略を駆使しよう。マップの高低差はかなり激しいため、この高低差を活かして相手の視界から逃れることだってできる。
また、原作でウーロンが見せたような別の物に姿を変えるなどといったスキルも使えるので、これらも駆使しながら逃げていこう。
どうやって生き残る?
そして、サバイバーサイドにも反撃の手段はあり、一つ目がマップ上に落ちているアイテム。
ロケットランチャーを拾えれば遠距離からレイダーにダメージを与えられ、取り残された民間人やタイムマシン起動キーの場所を教えてくれるレーダーなども存在しているぞ。
二つ目がサバイバーの切り札とも呼べる「ドラゴンチェンジ」だ。
ステージ内のアイテム「チェンジパワー」を集めることでドラゴンチェンジレベルが上がり、悟空やピッコロ、ベジータといった原作に登場した超戦士のパワーを一定時間自身に宿すことができる。
超戦士化すると、ドラゴンチェンジレベルに応じて短時間だけ高い戦闘力を得られる。飛べるようになり機動力も大幅に増加するぞ。
ただし、レイダーの進化レベルより低いドラゴンチェンジレベルだと、そもそも相手にならない。そして、原作でも悟空たちは決して一人では戦っていなかったように、基本的にタイマンでレイダーに勝つことは難しい。
そのため、サバイバー全員で力を合わせレイダーの打倒を目指すか、それとも一人隠れ続け堅実に逃げ延びる道を選ぶか…。様々な選択肢があり、ただ逃げるだけではない面白さがそこにはあるぞ。
「アバター」キャラのカスタマイズは無限大!
サバイバー側として操作するキャラはあなたの「アバター」キャラ。
このキャラメイクの幅が、画像をご覧いただければわかると思うが非常に豊富。
原作のあのキャラに近づけたり、自分だけのサバイバーをキャラメイクすることが可能になっていて、ここだけで時間を潰してしまいかねなかった。
お馴染みのキャラクターたちも!
レイダー側の必殺技や、超戦士たちの必殺技は当然原作のものがそのままド派手な演出で撃てるのだが、それ以外にも様々なキャラクターたちに出会えるぞ。
まずはウーロン。こちらはCBTの方でもサバイバー側のスキンとして使え、反映させると声やモーション全てが変わるというこだわりを感じる仕様となっていた。
また、OP映像と拠点内ではブルマの姿も確認できた。こちらはCBT版では使えなかったが、本製品版ではスキンとして使えるとのことだ。
その他にも、拠点内にはトランクスの姿もあった。彼が今後どのような形で登場するかにも注目したい。
プレイした感想まとめ!
レイダー側のときは、さながらハックアンドスラッシュゲームのようなバタバタと敵をなぎ倒していく爽快感が得られ、サバイバー側の時はレイダーに怯えつつ、いかにして絶望的な戦闘力差を知略でひっくり返すかというスリルが味わえる本作。
全く違う二つの体験ができるという点だけでも非常に面白いのだが、そこに原作さながら迫力満点の演出が加わり、臨場感ある仕上がりとなっている。
更には、原作ファンがにやりとできる要素もふんだんに詰め込まれていることで、これ以上なくドラゴンボールの世界観を味わうこともできるぞ。
「ドラゴンボール ザ ブレイカーズ」は2022年に発売予定。ぜひ一度、ドラゴンボールの世界に「ザ ブレイカーズ」で飛び込んでみてはいかがだろうか。
クローズドβテスト フィードバック アンケートを募集中!
今回クローズドβテストに参加された方へ向けて、フィードバック アンケートを12月12日(日) 23:59まで募集しているとのことだ。
発売に向けて、より面白い作品にするためにもアンケートに是非とも答えてほしい。
いよいよ本日11時より、クローズドβテストの第1回目のセッションが始まります!プロデューサーより、テスターの皆様にメッセージが届いております。
— ドラゴンボール ザ ブレイカーズ (@DB_THEBREAKERS) December 4, 2021
テスターの皆様からのフィードバックをお待ちしております!https://t.co/KKWRsZA5ej
※12/12(日)23:59まで#ドラゴンボールザブレイカーズ pic.twitter.com/AiVtQYQxwY
■『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』についてもっと詳しく!
GameWith編集者情報
幼少期に難病を患うも、ゲームを心の支えとして完治。その後、竹馬の友のごとく歩んできたゲームへの恩返しとしてゲームライターに。 「パワプロ」シリーズで野球の楽しさを知り、「逆転裁判」シリーズで法律の勉強を志すなど、ほぼ全てでゲームの影響を受けながら人生を歩んでいます。 あらゆるゲームの楽しさを伝えたいので、ジャンル問わず幅広くプレイしています。特に「ポケモン」「FE」「世界樹の迷宮」といったシミュレーション・RPG系が好み。 |