
地域密着型のインディーゲームイベントが開催!アソビズムのゲームを遊んできた

2024年3月2日(土)~3日(日)の期間、吉祥寺で「TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2024」が開催された。
このイベントは、インディーゲームを中心としたさまざまなゲーム作品が展示されるというもの。
『クラロワ』などの有名タイトルのみならず、『NEEDY GIRL OVERDOSE』などのインディーなど、幅広いタイトルを揃えているのが特徴だ。
今回はGameWithがイベントに参加してきたので、参加レポートをお届けする。
ビジネスデイでもすごい行列!熱気あふれるイベント会場

本イベントは、吉祥寺の武蔵野公会堂で開催されていた。
ここは見るからに地元の公民館といった趣で、そこが重要だ。このイベントは地域密着型で開催されており、周辺地域も巻き込んだものとなっている。

今回はビジネスデイに取材を行ったのだが、それにも関わらず開催前は大行列ができていた。

武蔵野公会堂のほとんどの部屋を用いて開催されており、どの部屋もゲームを求める人でたくさん。盛り上がりを感じさせる状況だった。
アソビズムのゲームをプレイ!個性豊かな3作品がラインナップ!

今回はアソビズムのゲームを試遊してきたので、プレイレポートをお届けする。
アソビズムはなんと3作品も出展しており、そのすべてが2024年内発売予定。おまけにジャンルもかなり多様で驚いた。
見た目もカワイイ『ビビッドワールド』は戦略命のオートバトル型ローグライト!
『ビビッドワールド』は、『ビビッドナイト』の続編となるパーティ構築型ローグライトゲーム。

▲移動もオートで、進む方向を決めたら勝手に移動してくれる。
プレイヤーはダンジョンを探索し、さまざまな宝石を集めつつ敵と戦いながら、より地下深くを目指していく。
あざやかなグラフィックは健在で、操作もかなりシンプル。遊びやすさとわかりやすさを兼ね備えた一作だ。

▲バトルメンバーは最大6名。バランスの良さを追求するか、パワー系でゴリ押しするかなどもプレイヤー次第。
本作で重要なのは、バトルがオートで進行すること。宝石になっている仲間を編成すると、彼らは自動で戦ってくれるのである。

▲同じユニットは重ねてランクアップ可能。誰をパーティーにいれるか悩みどころ。
ゆえに編成が非常に重要だ。盾役の味方を前に出したり、回復役を入れたり……と、ユニットごとに性能が大幅に異なるため、悩むのが楽しい。

▲ジェムはバトル開始前に使用可能。回復、攻撃、サポートなど種類も豊富で、ゲージが貯まると強化した状態で使える。
プレイヤーはさまざまな効果を持つ「ジェム」で戦闘をサポートできるほか、「オーブ」でユニットの強化も可能。同じキャラを重ねると強化できる要素もある。
ローグライトなのでどのキャラが仲間になるか、どういったジェムやオーブが手に入るかも運次第。毎回異なるプレイが楽しめるだろう。
オーブのおかげでパーティビルドの幅も広く、手軽ながら奥深い一作になりそうだ。
工場自動化シム×ローグライト×タワーディフェンスな『ShapeHero Factory』
『ShapeHero Factory』は、名前のとおり形によって作られるヒーローを生産するゲームだ。
ジャンルとしては工場自動化シムにローグライトの要素を加え、タワーディフェンス的に解釈したものとなる。

▲基本は材料をコンベアで流してヒーローを作るゲーム。遊んだことのない人もすぐ慣れるだろう。
まず、プレイヤーはマップ上にあるオーブやサイコロなどから形を切り出すよう機械を配置する。
そしてコンベアでヒーローを作成するキャンバスで組み立て、ゲートに送り出していくのだ。

▲タワーディフェンスモードでは、プレイヤーが敵を倒すこともできる。が、やはりヒーローがいないと抑えきれない。
一定時間が経つと、ゲートの外でバトル開始。ゲートに向かって敵がやってくるので、送り出したヒーローが自動で立ち向かうというわけだ。

▲生産ラインを改造していくのが楽しく、どんどん複雑になっていく。
当然ながらヒーローを効率的に生産したほうが有利だ。そのためには工場のデザインが重要になる。
複数のラインをまとめたり、ラインがぶつからないように調整したりと、工場は血管のように広がっていく。

▲ヒーローを作成するためのスキルツリーなどもある。
ゲームプレイ後に恒久的な育成要素もあるので、工場自動化シムが苦手な人も楽しめそうだ。
超絶ブラック労働を生き残れ!死んでも生き返らせろ!『Live Hard, Die Hard』
『Live Hard, Die Hard』は、兵士たちに命令を出してエイリアンと戦うゲーム。

▲画面の情報量が多いが、やることはシンプル。上画面でバトル、下画面で解剖&手術だ。
最大の特徴は超ブラック労働なところ。兵士が死んでしまった場合、プレイヤーが手術で生き返らせてまた戦線復帰させるのだ。
また、大砲を撃つことができるうえ、オリジナル化学兵器でエイリアンどもを苦しめることもできる。

▲倒れている人間を回収したら、心肺蘇生して戦場に送り込もう。なんてブラック!
さらに、倒したエイリアンを解剖したり、エイリアンの死体からエネルギーを抽出して、兵士たちのサポートも行っていこう。
そう、本作は砲台・医療・エイリアン研究の3つを同時に行う必要があり、超忙しいゲームなのだ。

死にまくっても戦地に送られる兵士たちもかわいそうだが、プレイヤーも忙しくてブラック労働の気持ちを味わえるような作品となっている。
もちろん、ゲームだから忙しいのはそれはそれで楽しいものだ。理解するまでアワアワするかもしれないが、わかってくると魅力が見えてくるような作品となりそうだ。
キャンペーンも開催中!

なお、アソビズムの公式X(Twitter)では「#おすすめインディーゲームはこれだ投稿キャンペーン」を実施中。
抽選で15名に最大1万円分のSteamギフトカードが当たるキャンペーンなので、ぜひ参加してみてほしい。
・応募方法
1️⃣:@AsobismOfficial をフォロー
2️⃣:ハッシュタグ #おすすめインディーゲームはこれだ を付け、オススメのゲームとその理由を投稿
・受付期間:2024年3月10日(日)23時59分まで
今後発売の注目作をピックアップ!
2025/5/30 発売

/Xbox
ELDEN RING NIGHTREIGN
5,200円(税抜) 2
2025/6/5 発売

龍の国 ルーンファクトリー
6,980円(税抜) 3
2025/5/22 発売

/PC/Xbox
ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女
6,980円(税抜)