誰もが見たことのあるスズキの“軽トラ”がゲームコンテストに!【PR】
働く車の代表格と言っても過言ではないスズキの軽トラ「キャリイ」。
そんな軽トラ「キャリイ」を主役としたゲーム制作コンテスト「SUZUKI×Springin'『軽トラ』コンテスト」が、昨年に開催されていたことをご存知だろうか?
本企画は、スズキとビジュアルプログラミングアプリ「Springin'(スプリンギン)」を運営するしくみデザインが共同で実施したもの。
年齢不問かつ「軽トラ」をテーマにした作品であれば基本的に何でもOKという自由な応募条件が魅力で、応募者の想像力&発想力勝負という大変興味深いコンテストとなっていた。
現在、「Springin'」の公式サイトでは各受賞作が紹介されており、実際に試遊することも可能。
月明かりに照らされながら走る軽トラを眺める、荷物を仕分けて軽トラに載せる、UFOを操作して軽トラを吸い上げる、ペットとして軽トラを飼うなど、自由すぎる発想のもと作られた秀逸なゲームが揃っており、その内容は様々。
本記事ではコンテストの紹介と共に、昨年8月に行われた授賞式の様子や今後の展望などについて紹介していこう。
※本記事はスズキ株式会社の提供によりお届けしています。
日本の発展を支えてきた“軽トラ”をゲームに!
「軽トラ」の愛称で親しまれる「軽トラック」。その名の通り、軽自動車区分に該当する小型のトラックのことで、その歴史は長い。
なかでもスズキの「キャリイ」は1961年の誕生以来、多くの個人商店や町工場、農林水産業等に従事する方にとって身近な働くクルマとして愛用され続けており、近年も釣りやキャンプなどアウトドアシーンでも活用されている。
そんな「軽トラ」だが、調べてみると日本独自の文化として発展した車であることが分かった。その理由は、日本の狭い道路事情にある。
昔から日本の道路は狭く、各家庭に荷物を届けたり、畑で採れた野菜を出荷するためには、その道幅を通れる車、つまり軽自動車が必要だったのだ。
大げさかもしれないが、各家庭に幸せを運んできたのは軽トラだと言っても過言ではない。それだけ日本における軽トラの貢献度は計り知れない。
今回のコンテストでは、軽トラがこれまで何を運んできたか、これから先何を運ぶのかといった、過去(歴史)と未来を考えるキッカケにしてほしいというスズキ側の想いがあって実施されたというわけだ。
概要としては、プログラミングの知識がなくても直感的な操作でデジタル作品を制作できるノーコードゲーム制作アプリ「Springin'」を用いて、スズキの軽トラ「キャリイ」を主役としたゲームを募集するというもの。
2024年6月6日~8月18日まで作品を募った結果、なんと計360もの作品が集まるという結果に。そこから5種の賞「革新アイデア賞」「社会貢献賞」「ファンタジー賞」「はたらく軽トラ賞」「クリエイティブ賞」で、計11作品が受賞した。
自由過ぎる発想の“軽トラ“ゲームを体験すべし!
現在、「Springin'」の公式サイトでは各受賞作を公開中。ブラウザ上で実際に遊べるほか、審査員や「Springin'」チームのコメントが掲載されている。
また、Springin'アプリでも遊べるため、お持ちの方はぜひプレイしてほしい。
田舎の月あかりで照らされる夜道を軽トラがひたすら走る「夜空を走る」(クリエイティブ賞)、トラックを操作して荷物を仕分けるパズルゲーム「必殺★しわけ人!!」(はたらく軽トラ賞)、UFOを操り地上を走るトラックを吸い上げる「軽トラUFO ver.1.12」(ファンタジー賞)など、本当に自由かつユーモアに富んだ作品がズラリ。
なかでも本ライターが注目した2作品をピックアップして紹介していこう。
まずは人類の存続をかけて軽トラが変形して敵と戦うアクションゲーム「LAST STAND ラストスタンド」(革新アイデア賞)。
冒頭ムービーで軽トラが人型に変形するのだが、そこがまたロマン溢れる。作者の「ここを見て欲しい!」という熱き魂をヒシヒシと感じられた。
操作自体は左右の移動と弾を撃つ、翔ぶ、必殺技のみで、だれでも簡単に遊ぶことができる。ただ、ボス戦では思ったより苦戦したりと、ゲーマー心をくすぐる難易度になっているので、読者の方もぜひ一度体験してみてほしい。
続いて注目したのが「弁当50コお届けチャレンジ 改訂版」(はたらく軽トラ賞)。
こちらは軽トラを操作しながら、届け先にお弁当を届けるゲーム。目的の家の前に来た瞬間にボタンをタイミングよく押す、リズムゲームに近い内容となっている。
途中途中に出現するカラスには別ボタンを押してどかす必要があったり、ワンミスで終了となることも相まって、なかなかの緊張感あるプレイが楽しめる。それと同時に何度も挑戦したくなる中毒性を感じた。
また、終了時の「ガガーン!!」という効果音がシュールで、思わずクスッと笑ってしまう場面も。クリア難易度は絶妙に高いので、お弁当50個すべて届けられた方は結構すごいかもしれない……。
他の作品を含め、軽トラの無限の可能性を感じてみよう。
スズキ歴史館でコンテストの授賞式が開催!
9月22日には、浜松市にあるスズキの企業ミュージアム「スズキ歴史館」において「スズキ×スプリンギン『軽トラ』コンテスト」の受賞作品の発表と授賞式が開催。
当日は、東は青森から西は長崎まで様々な方が集まり、式典以外にも館内の展示案内や作品の試遊なども行われた。この様子は「Springin'」の公式YouTubeで公開中だ。
なお、本コンテストはテーマを変えて次回も開催予定とのこと。ゲーム制作に熱い想いを持つ方は、ぜひ参加してみよう。
詳細は今後発表される情報をチェックだ。
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