【EVO Japan 2024】『2XKO』の試遊が楽しめたRiot Gamesブースレポート

「EVO Japan 2024」に出展されたRiot Gamesブースをレポート

4月27日（土）から4月29日（月）まで、有明GYM-EXにて3日間にわたり開催された「EVO Japan 2024」。

国内最大級の格闘ゲームイベントとして大きな盛り上がりを見せた本イベントでは、様々ブースが展示されていた。

本項目では、新作格闘ゲーム『2XKO』を出展していたRiot Gamesブースについてお届けする。

『2XKO』をいち早くプレイ！

Riot Gamesブースでは、2025年にリリース予定『2XKO』の試遊を行なっていた。

世界的にも人気のIP『League of Legends』を題材にしており、会場では長蛇の列が形成されていたのが印象的だった。

試遊では、「アーリ」、「ダリウス」、「エコー」、「ヤスオ」、「イラオイ」の5キャラクターを操作できた。

限られた時間での試遊となったが、筆者のファーストインプレッションをお届けしよう。

まずは共通システムから紹介したい。

操作方法は弱、中、強攻撃の他に、必殺技1、必殺技2、タッグ技の6ボタンが基本となる。

キャラクターを象徴する強力な技は基本的にレバー方向＋ワンボタンで発動できるのが嬉しいポイントだ。

ダッシュやパリィといった共通システムもボタンで行えるため、操作に関しても遊びやすいという印象を受けた。

短い時間となったが、全キャラクターを使用できたので、それぞれ紹介していこう。

アーリは、高い機動力を持ち味としたキャラクターだ。

『League of Legends』でも彼女を象徴する技である「スピリットラッシュ」で攻撃を行う。

また、自身に「フォックスファイア」を展開することで中〜遠距離戦もできそうだ。

ゲージを使って放つアルティメットスキルには「チャーム」が設定されており、ハート型の飛翔物がヒットすることで演出に移る。

縦横無尽に動く機動変化がとにかく爽快で動かしていて楽しいキャラクターにまとまっていた。

ダリウスは、近〜中距離に特化したインファイターだ。

特徴的な技でいえば『League of Legends』でも強力な「捕縛」だろう。

ヒット、ガード問わず相手を引き込み近距離戦を仕掛けることができる。

先にアーリをプレイしたからか、少しもっさりとした印象を受けたが「捕縛」のリーチも長く、相手を捕まえるのにはそこまで苦労はしなさそうだ。

特定の攻撃で武器の刃部分を当てると「負傷」状態にできたりと、彼のテイストはしっかりと残っているのでインファイター好きにはたまらないだろう。

試遊の段階で最も難しそうに感じたのがエコーだ。

彼は敵にスロウ効果を与える飛翔物を放つことができ、この飛翔物に攻撃を当ててコンビネーション攻撃を行うことも可能だ。

また、一部攻撃には彼の残像が残り、数秒前の自身の残像に戻ったり、あらゆるアクションを真似させる強化された残像を残したりできる。

『League of Legends』では、自身の残像を用いたトリッキーな動きが可能だったが、本作でもそれは健在。

いかんせん時間が少なく、飛翔物や残像を用いた攻撃を使いこなすことはできなかったが、もっと触りたいと思わせてくれるキャラクターに仕上がっていた。

『League of Legends』では、「風薙ぎ」を使いこなすのが難しく、いわゆる上級者向けチャンピオンとして有名なヤスオだが、本作ではかなり使いやすい印象を受けた。

というのも通常技のリーチが非常に長く、中距離から敵に触れることが簡単だった。

飛翔物を無効化する「風殺の壁」もあり、じっくりとラインを上げた戦い方もできそうで、初心者でも触りやすいキャラクターに思える。

イラオイは必殺技を当てることで触手を召喚できるキャラクター。

本体と連動して触手も攻撃を行なってくれるため、苛烈な攻撃が特徴的と言えるだろう。

本作では叩きつけるだけでなく、引き寄せも行うことができ、とにかく触手を生やすのが勝利への近道となりそうだ。

ただ、触手がない時点では身一つで戦わなければいけないため、立ち回りが難しそうにも感じられた。

ゲージを使用すれば、『League of Legends』のアルティメットスキルと同様に、自身の周囲に触手を生やすこともできるため、距離さえつめられれば非常に強力なキャラとなるだろう。

まだまだプレイしきれてはいないが、各種やり込み要素が本作の魅力に思えた。

2vs2というシステム上、選択したキャラクターごとにタッグ技を組み込んだコンボも異なったり、立ち回りで各々の短所を補ったりと、様々な試みが現段階でも想定できる。

『League of Legends』ユーザーはもちろん、既存の格闘ゲーマーも唸る出来になっていたので、今後の動向にぜひとも注目してほしい。

GameWith編集者情報

はざまる

ゲームと同じくらい攻略本が好きな“やり込み系”ライター。「流行はとりあえず遊んでみる」がモットーで、アーケードやPCを中心にアプリにも手を出してます。好きなジャンルは達成感が得られるアクション系で、“やり込み”が勝利に繋がる対戦系が大好き。

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