「EVO Japan 2024」に出展されたSNKブースをレポート
4月27日(土)から4月29日(月)まで、有明GYM-EXにて3日間にわたり開催された「EVO Japan 2024」。
国内最大級の格闘ゲームイベントとして大きな盛り上がりを見せた本イベントでは、様々ブースが展示されていた。
本項目では、新作格闘ゲーム『餓狼伝説 City of the Wolves』を出展していたSNKブースについてお届けする。
『餓狼伝説 City of the Wolves』をいち早くプレイ!
SNKブースでは、2025年初頭に発売予定『餓狼伝説 City of the Wolves』の試遊を行なっていた。
『餓狼伝説』シリーズとしては26年ぶりの新作。年数が空いていることもあり、ナンバリングタイトルを遊んでいたユーザーは決して多くはないと思うが、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』に参戦したテリー・ボガードの影響もあるのだろうか。
多くの来場者で賑わっていたブースだが、比較的年齢層の若いユーザーも多かったのが印象的だった。
時間こそ短かったが、筆者も試遊を行えた。
シリーズ通して初プレイということもあり、SNK担当者から手取り足取り教えてもらったが、非常に玄人好みのシステムになっているように感じた。
特に魅力的だったのが「REVシステム」と「S.P.G.」システムの2つだ。
「REVシステム」では、通常の必殺技を更に強化した「REVアーツ」と呼ばれる攻撃を行える。一例として、ストリートファイター6でいう「オーバードライブ技(OD技)」をイメージしてもらうとわかりやすいだろうか。
この「REVアーツ」は別の「REVアーツ」技にキャンセルして繋げることが可能で、うまくコンボが完走できれば6,7割は減らせるほどの爽快感があった。
コンボルートとして、通常技→必殺技と繋げたときのダメージが低めに設定されており、大ダメージを狙うときはこの「REVアーツ」を連続させたコンボが必要になるわけだ。
当然、何かしらのリソースを用いて発動しているわけだが、本作では画面下部に配置された「REVゲージ」がそれにあたる。
通常ガードよりも相手との距離を離せる「REVガード」や、先述した「REVアーツ」といった各種REVアクションは「REVゲージ」を上昇させる。
この「REVゲージ」が最大になると、オーバーヒート状態となってしまう。一定時間REVアクションが使えなくなるといった弱体状態になるわけだ。
「S.P.G.」システムは、体力が一定の値の時に恩恵を受けられるシステムで、体力ゲージの回復や攻撃力アップ、「REVブロウ」というアクションの使用可能などの恩恵を受けられる。
「REVブロウ」は相手の攻撃を受け流しながら攻撃できる技で、こちらはストリートファイター6でいう「ドライブインパクト」がイメージしやすいだろう。
「S.P.G.」システムは発動する体力を、「序盤」「中盤」「終盤」の3つから自身で設定できる。
序盤に設定しておけば、「REVゲージ」をふんだんに使って相手の体力をいきなり3割スタートにするといったこともできたりと、プレイスタイルや戦略に反映できるのが面白い。
試遊時間が限られていたこともあり、自身の考えているプレイをいきなりゲームに反映させるのには難しかったが、むしろやり込める奥深さにも繋がっているだろう。
コンボが簡単に繋げられる「スマートスタイル」も用意されており、シリーズ初心者でも安心して楽しめるはずだ。
来年の発売までに先行して遊べる機会もあるだろう、ぜひともプレイしてみてほしい。
GameWith編集者情報
ゲームと同じくらい攻略本が好きな“やり込み系”ライター。「流行はとりあえず遊んでみる」がモットーで、アーケードやPCを中心にアプリにも手を出してます。好きなジャンルは達成感が得られるアクション系で、“やり込み”が勝利に繋がる対戦系が大好き。 |
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