奇妙な遊園地「ゆぅろぴあ」に迷い込んだ16人の子どもたちと保育士の群像劇
『まいまいまいごえん』は、世界的な人気を誇る“ハローキティ”や“マイメロディ”、“シナモロール”らの人気キャラクターたちを世に送り出してきた株式会社サンリオと、ゲームクリエイターのカナヲ 氏が手掛ける探索アドベンチャーだ。
本作は株式会社バカーの運営する「ゲームマガジン」にて、無料公開されているブラウザ型のフリーゲームとなっている。
『まいまいまいごえん』をプレイするストーリー
「サンリオピューロランド」へ遠足に来ていた子どもたちと保育士のユウは、突如として寂れた遊園地「ゆぅろぴあ」に迷いこむ。
携帯電話は繋がらず、出口はおろか従業員すら見当たらない「ゆぅろぴあ」からの脱出には、園内のアトラクションをクリアして10枚の“メダル”を集めなければならない。
そして、「ゆぅろぴあ」の不思議な生き物「カエルタマゴ」には、毎日1人につき一枚の“メダル”を支払う必要があった...。
ゲームシステム
本作はブラウザゲームである特性上スマートフォンでのプレイはもちろん、パソコン上からもアクセス可能。
ゲームは主人公である保育士“ユウ”を操り、ドット絵で描かれたフィールドを探索しながら、遊園地内のアトラクションに挑戦していく。
ゲームの流れとしては、シナリオの流れに沿う形でフィールドを探索し、物語上で発生するさまざまなアトラクション(ミニゲーム)に挑戦→シナリオが進行するというのが一連のゲームサイクルになっている。
また、シナリオが進行しない「自由時間」では過去のアトラクションに再度挑戦可能。
アトラクション中は消費アイテムとして「チケット」を獲得する。
「チケット」は遊園地内でさまざまなプレゼントと交換でき、「自由時間」中に気になる子どもたちへプレゼントすることができる。
「コウカンド」の高い子どもたちは、シナリオ中に積極的に協力してくれるので、緊迫した状況が続く作中ではとても頼りに感じられる癒やしポイントだろう。
『まいまいまいごえん』をプレイする登場人物が持つ個性とその多様性を受け入れていく物語
本作では舞台の遊園地「ゆぅろぴあ」が放つ異様な空気感など、公式ジャンルとしてのサバイバルミステリーな世界観を軸に物語が展開されていく。
しかし、物語の中で特にフォーカスされるのは、精神的に追い詰められながらも気丈に振る舞う先輩保育士や、本心を押し殺して頼られる存在で居続けようとする子どもたちなど、絶望的な環境で個性を発揮できない姿である。
また、公式サイトでは「心の成長痛」というテーマを掲げ、本作を通して人が持つ個性を多様性として受け入れる物語を描くとしており、実際に作中で見られる登場人物の精神的な変化を、上手くゲームのストーリーとして表現しているように思えた。
16人の子どもたちは見た目から個性的な上に、皆何かしらのバックボーンが垣間見えるような心理描写がしっかり描かれるため、プレイヤーが自然と感情移入できるような没入感があるのも魅力のポイントだ。
フリーゲームとして無料で遊べる『まいまいまいごえん』は、ヤングエースUPにてコミカライズもされているので、より物語が持つ厚みを楽しめる。
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『まいまいまいごえん』はこんな人にオススメ!
- ミステリーが好きな人
- 群像劇が好きな人
- サンリオのファン
『まいまいまいごえん』の基本情報
タイトル名 | まいまいまいごえん |
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配信日 | 2021年12月17日 |
会社 | 株式会社サンリオ (開発:kanawo) |
ジャンル | サバイバルミステリー |
プラットフォーム | ブラウザゲーム |
対応OS | iPhone,Android,Windows,macOS |
公式サイト | 『まいまいまいごえん』公式サイト |
公式Twitter | サンリオアニメモバイル【公式】Twitter |
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