「シーズン1」がついに開幕!『カートライダー ドリフト』をプレイレポート
2023年3月9日に正式サービスを迎えたNEXONの『カートライダー ドリフト』。本作は全世界に3億8,000万を以上の累計登録ユーザー数を持つ、同社が誇る大人気PCオンライン・レースゲーム『カートライダー』の最新作。
Steam/iOS/Android版はひと足先にプレオープンしており、今回PS4/Xbox One版の配信に合わせる形でついにグランドローンチを迎えた。
これにより、展開予定の全プラットフォーム間でのクロスプレイが実現し、グローバルなプレイヤーたちといつでもどこでも手に汗握るカートバトルを楽しめるように。
そこで本稿では正式サービスを迎え、新たに開催される運びとなった「シーズン1」のプレイレポートをお届けする。
新しいゲームモードや新コース、キャラクターからカートのカスタマイズ機能に至るまで、改めて本作の魅力をお伝えしていきたい。
※本記事はNEXONの提供によりお届けしています。
Steamで詳細を見る『カートライダー ドリフト』「シーズン1 NEW WORLD」が実装
クロスプラットフォームで世界と熱狂できる対戦を実現。ハードの格差も気にする必要無し!
『カートライダー ドリフト』では、コース上のボックスからアイテムを取得し、ライバル同士で妨害し合う「アイテム戦」と、プレイヤースキルが勝敗を分つ「スピード戦」、自分との戦いになる「タイムアタック」が用意されている。
そこに2023年3月9日の大型アップデート「シーズン1 NEW WORLD」にて、プレイヤーの実力をレートで可視化する「グランプリ」モードが新たに仲間入りを果たしたワケだ。
iOS/Androidのほか、PC(Steam)/PS4/Xbox Oneと、幅広くクロスプラットフォームで展開している中で、それぞれの実力を競い合うというのは、“操作デバイスの優位性”といった懸念点を感じるゲーマーもいることだろう。
筆者がプレイした際にもスマートフォンやPS4、Xboxと、参加プレイヤーの使用ハードがかなりゴチャ混ぜであった。正直、レースの前に不安を感じなかったというのはウソになる。
しかし、操作体系は比較的遊びやすい仕様に練られており、スマートフォンのプレイでも不自由しない快適なプレイが楽しめた。
Steamで詳細を見るというのは、ゲームプレイにまつわる「環境設定」が充実していて、遊びながら自分好みに調整していけるのが大きい。
キーコンフィグはもちろん、モバイル向けのアシスト機能やグラフィック設定、マッチング回線のクオリティにまで手が出せる。
純粋にカート同士のスピードとテクニックで競うスピード戦も、アイテムの応酬で激しい順位の入れ替えが発生するアイテム戦も好感触。これだけ快適に遊べているため、使用ハードの差に対する不安は払拭されたようなもの。
自宅は据え置き機の大画面でオンラインプレイ、出先では友人たちとスマートフォンでワイワイ対戦...そういった遊び方もかなり現実的だ。
数々のオンラインゲームを手掛けてきたネクソンならではのノウハウは、どうやらこういった箇所で活きている。
本作のキャッチコピー、「世界中が熱狂でつながる、オンラインサーキット。」とあるが、それは決して誇張でもなんでもなく、文字通りいつでもどこでも世界中のプレイヤーたちと熱狂できる体験を指していた。
Steamで詳細を見る多彩なゲームモードが登場。1人でもチームでも楽しめる!
幅広い遊び方で腕を磨き、世界のライバルたちと競い合え!
実は『カートライダー ドリフト』には、レースゲームに不慣れなプレイヤーでも楽しめるポイントが用意されている。それはマッチングルールの「デュオ(2人)」と「スクワッド(4人)」の存在。
つまるところ本作には“チーム戦”が備わっている。デュオもスクワッドもチームメイトが1位を獲得できれば勝利になるのだ。
言い換えればドライブテクニックが未熟だとしても、相手チームの妨害に徹したり、競い合う仲間とライバルを出し抜いたりと、誰にでも等しく活躍の場があるということ。
さらに言えば、レースゲームなのに戦略的な駆け引きが生まれており、「単純に盛り上がれるレースゲーム」といった域は超えていると思う。
本作では身内4人で世界のプレイヤーたちに挑むこともできるし、「プライベートマッチ」でフレンド同士のチーム戦もちゃんと遊べる。
フレンドが遊んでいないときは、クイックマッチしたプレイヤーと気軽にレースへ繰り出せるのも魅力的だ。
Steamで詳細を見るただ、アイテム戦でのデュオ&スクワッドは、見ず知らずのプレイヤーとチームを組む関係上、意思疎通の難しさからチームの結束力より“個々の判断力”が求められる。
アイテム戦は各プレイヤーがそれぞれ2個ずつアイテムをストックできるので、“切り札”を最後に回すなど、仲間の順位を見ながら立ち回るのが良さそうだ。
そして、スピード戦で求められるのは“コースの理解度”や“カーブを切るタイミング”、“ブースターの使いどころ”といった部分。当然、アイテムがない分距離を縮めるチャンスは限られてくる。
『カートライダー ドリフト』のシステムにはドリフト走行後に「瞬間ブースター」と呼ばれる瞬間的な加速が可能だ。これを利用し、マメなドリフトと時間経過で溜まる通常のブースターを併用すれば、トップスピードを維持し続けられる。
スピード戦もデュオ&スクワッドに対応しているが、こちらの場合はアイテム戦以上に個が突出しなければならない。
妨害らしい妨害は難しく、日頃からテクニックを磨き続けているプレイヤーこそが優位に立てる。
Steamで詳細を見る今回のプレイでライバルとの差を決定的に感じたのはやはりコースの理解度。
コースによっては地形トラップや特殊なギミックが仕掛けられているので、走り込みが浅いと思いがけない障害物に行手を阻まれてしまうケースが多々あった。
コースの理解度は、対戦する中で自分の経験値として少しずつ積み上げていくのも良いのだが、個人的には世界のトップランカーに挑戦できる「タイムアタック」をオススメしたい。
ワールドクラスのプレイヤーゴーストは、初見ではまず理解の及ばない走り方を見せてくれることだろう。しかしながらコースを繰り返し走る過程で、ドリフトの使い方からカーブに入る絶妙な位置取りと、学べる箇所がとても多い。
ランカーへの挑戦はかなりの粗治療だが、それだけのリターンはきっと見込める。コースも覚えられて上級者のテクニックまで盗めるのなら、良いこと尽くめである。
無論、タイムアタックでは自分自身のゴーストとも競える。自身のゴーストから走行時のクセを見つけたり、ベストタイムを追求するのも悪くない。各モードで腕を磨き、ぜひグランプリに挑戦して欲しい。
Steamで詳細を見る「カスタム」機能でプレイヤーの個性を発信
カラーリングの変更からステッカー制作にこだわれる!
『カートライダー ドリフト』で忘れてはならないのがカートの“カスタム機能”。ボディからホイール、ナンバープレートやカラーリング、ステッカーと多岐にわたってこだわれた。
カスタムのパターンは「ラッピング」として一つのカートに複数保存可能。同じカートでも過去に作成済みのパターンを呼び出せるから、自由に変更して気分を変えられる。
ベースになるカートの種類もかなり個性的だ。動物をモチーフにした可愛いものやトロッコのように無骨なもの、スタンダードなデザインのカートまで幅が広い。
中でも「ステッカー作成」機能はプレイヤーの自由度が高めだ。
既存のステッカーを最大100枚から連なるレイヤー構造の中で組み合わせ、自分だけのマイステッカーを制作できる。
Steamで詳細を見るステッカーはサイズや向きの微調整も自由に行えるので、カートの好きな箇所に貼り付けられるのが嬉しい。
ステッカーの色と大きさを工夫すれば、カートに模様のようなパターンさえカスタムできるだろう。限られたレイヤー数の中で“痛車ラッピング”に挑戦するプレイヤーがいるかもしれない。
また、シーズン1から新たに4人のキャラクターが登場している。
カスタムを施した自分だけのマイカートに好きなキャラクターを乗せて、世界中のライバルたちにその個性をアピールしよう。
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