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キャラの配置が決め手となる戦略性がアツいターン制RPG『ブラウンダスト2』配信開始！
6月22日(木)、NEOWIZが手掛ける新作スマートフォン向けRPG『ブラウンダスト2』が配信開始した。
本作は、前作にあたる采配バトルRPG『ブラウンダスト』の後継作となるターン制のコマンドバトルRPG。
マス目上のフィールドにキャラを配置し敵勢の撃破を目指す戦略性や、2.5Dのハイクオリティなグラフィックによって描かれるシリアスなストーリー展開が魅力の作品だ。
本稿では、前作との違いや変化なども交えながら、本作の面白さを紹介していこう。
※本記事はNEOWIZの提供でお届けします。
目次
攻撃順と配置場所が鍵となる戦略性を引き継いだコマンドバトルへと進化！
まず大きく異なる点はバトルシステム。前作では縦3マス×横6マスの自陣フィールドにキャラを配置するオートバトルだったのに対し、本作では「各キャラクターのスキル選択」が追加された3×4マスのコマンドバトルとなっている。
▲通常攻撃や固有スキルの他、相手の位置を後ろにずらすノックバックなどを駆使して戦っていく。
攻撃順も”敵味方が交互に攻撃する”というシステムから”味方が全員攻撃後に敵が全員攻撃”のターン制へと変化。いかに味方の攻撃ターンで敵の数を減らす戦略を導き出せるかが重要となってくる。
例えば、敵の前線にHPの高い敵がいれば、先にHPの低い後ろ側の敵に攻撃できるキャラを使って数的有利を作るなど、立ち回り方は様々だ。
▲何も考えず攻撃するだけだと簡単にやられてしまうことが多く、前作とは違った緊張感の中で攻略法を試行錯誤していくのが楽しかった。
「キャラをどこに配置するかの采配が鍵を握る」という根幹の部分はしっかりと引き継がれており、新規の方はもちろん前作を経験したことがある方もすんなりプレイできるだろう。
RPGらしさあふれるフィールド探索！
バトル要素以外の異なる点として、各ステージに挑戦してクリアを目指す前作に対し、本作ではフィールドを自由に移動できるよりベーシックなRPGに近いシステムへと進化を遂げている。
加えて画面右下に表示される項目をタップすることで自動的に進んでくれる機能も搭載しており、フィールド探索で不便さを感じることもなかった。
▲優しく接してくれる住民達から盗みを働くのは良心が痛む…。
また「才能スキル」を持っているキャラクターがいる場合、フィールド内に隠されたアイテムを表示させたり、NPCからゴールドを盗んだりといったことも可能。
前作ではどんどんステージに挑戦する手軽さが楽しめたが、本作では探索の自由さも加わってより世界観に没入できる作りになっており遊びごたえ十分だ。
コスチュームによって戦略の幅が広がる！
キャラごとにあるコスチュームも本作ならではの要素。前作ではキャラの見た目を変える楽しみ方があったが、本作では見た目だけでなく”使用できるスキルが変わる”という新要素が盛り込まれている。
▲コスチュームをゲットしたことによって、同キャラの固有スキルが2つに増加。
例えば「ユースティア」というキャラクターは縦2マスにダメージを与えるスキルを持っているが、別コスチュームだと横3マスにダメージを与えるスキルを追加で使えるようになり、攻撃範囲が広がって汎用性がアップ。
所持しているコスチュームが多いほど使用できるスキルや戦略の幅が増えるので、ガチャやクエストで入手次第どんどん使っていこう。
2.5Dの美しいグラフィックで描かれた没入感の高い世界観
本作は2D・3Dが融合した2.5Dのハイクオリティなグラフィックで描かれており、村・洞窟・森の雰囲気を楽しみながら探索やバトルをしていく、ただの背景というだけではない本作ならではの没入感を味わえる。
光と影の表現もかなりリアルで、日光だけでなく家屋の中や屋根付近にある光源の照らし具合も絶妙でかなり3Dに近い印象だ。
▲キャラクターのグラフィックはLive2Dイラストで描かれており、動きによる肉感的な揺れも上手く表現されている。
またバトル時においては、キャラによってスキル発動時にカットイン演出が入り、戦略性のみならずグラフィックやイラストによる迫力あるバトルを楽しめる要素が散りばめられているのも嬉しいポイントだ。
バトルと共に進行するシリアスなストーリー！異なる世界軸の物語も楽しめる！
本作は8つのメインストーリーで構成されており、主人公の「ラテル」「ユースティア」などを中心に全体を通してシリアスな物語が進んでいく。
メインストーリーの1つ目を最後まで見てみた結果……、直接的なネタバレはできるだけ避けるが、特に終盤にかけて一気に押し寄せてくる絶望感に思わず「まじか…」と声を漏らしてしまった。
主人公達の旅のきっかけにもなる章となっているので、ぜひプレイしてチェックしてみてほしい。
他にもサイドストーリーやスピンオフ、さらには同じ登場人物でありながら全く別の世界線で描かれる物語も用意されている。
メインとなるファンタジー系の物語のみならず、学園系や怪しい施設への潜入などといった時代や世界観の異なるジャンルの物語も楽しめるようになっており、それらを「ゲームカセット」として表現しているのも非常にユニークだ。
本作ではフィールドを探索しながらバトルと共にストーリーを追っていく形式なのだが、メインストーリー内でのセリフは全てフルボイスでキャラクター達の表情も豊かに描かれている。
中には上記画像のようなイラストで描かれた一面もあるので没入しやすく、プレイしていく内に「このキャラは一体何者なんだ…？」「バトルに勝って続きを見たい！」と自然に物語への理解や探究心が芽生えてくる。
▲ちなみにチュートリアルはなんと『ブラウンダスト』のストーリー序盤。プレイしたことある方にとっては懐かしさを感じられるポイントにもなっている。
▲チュートリアルのストーリー後にメインストーリーのカセットが渡され「さっきプレイしたカセットの11年前の物語」と話している。
ちなみに本作では、前作より過去の物語が描かれているようで、時系列としては『ブラウンダスト2』→11年後→『ブラウンダスト』という流れ。
作中、前作に登場したキャラクターの名前がたまに登場するものの、前作を知らなくても特に問題なく楽しめる内容となっているので、本作から遊び始める方も安心してほしい。
縦画面・横画面両方に対応！
また、ゲームシステム外の要素ではあるが、本作ではなんと縦画面と横画面の両方に対応。
筆者は基本横画面でプレイしていたが、縦画面に変えてもフィールドの移動やバトルも違和感なくプレイできた。両手持ちでじっくり楽しんだり片手で手軽にプレイしたりと気分によって変えながら楽しめるのは嬉しい。
まとめ
マス目上のフィールドで5人のキャラを配置して戦うバトルシステムや、2.5Dの美しいグラフィックとフルボイスのメインストーリーに没入できるRPG『ブラウンダスト2』。
『ブラウンダスト』の”キャラを配置する場所によって攻略難度も変わる”というゲーム性をしっかり引き継ぎながら、コマンド選択によってさらなる戦略性を楽しめる作品になっていると感じた。
ナンバリングタイトルではあるものの、前作をプレイしたことのない方でもシステムやストーリーを理解しやすいのも特徴。
効率的な攻略を組み立てるのが好きな人や、シリアスでありつつ所々でちょっとしたギャグ要素も備わったストーリー展開が好きな方は特にオススメだ。
是非とも本作に触れて、強敵とのバトルに何度も挑み勝利する達成感を味わいながら、キャラクター達が紡ぐ旅の軌跡をその目に焼き付けてほしい。
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