これぞ完成された面白さ！『イース6』先行体験版レポート

良質な物語と演出が魅力の『イース6 オンライン〜ナピシュテムの匣〜』の先行体験版をテストプレイ[PR]

長く愛される名作が更に進化！

Restar Gamesが2021年に配信予定のオンラインRPG『イース6 オンライン～ナピシュテムの匣～』。

本作は、多くのファンを持つアクションRPGの金字塔『イース6 ～ナピシュテムの匣～』をベースにした作品。
オンライン要素や新ストーリーなどを加え、新たな戦闘システムで生まれ変わった内容になっている。

まず簡単に『イース』シリーズについておさらいしよう。
本シリーズは30年以上続くアクションRPGゲームであり、良質なBGMと直感的に楽しめるゲーム性で多くのゲームユーザーを魅了しつづけてきた作品だ。

また本シリーズの特徴として、ナンバリング間の繋がりがほぼない。
それぞれ独立したストーリーが展開するため、30年続く作品ながら世代を問わず入れる間口の広さも挙げられる。

そんな『イース』シリーズ最新作である本作だが、もちろんシリーズ特有のゲーム性の高さや敷居の低さはしっかり備えている。

シリーズに触れたことがない人でも、「ちょっとやってみようか」と気軽に始めてみるキッカケとしてはうってつけのタイトルだ。

本記事ではリリースに先駆けてプレイした感想を交えつつ、シナリオやキャラクター、戦闘など『イース6 オンライン～ナピシュテムの匣～』の魅力的な要素についてお届けしよう。

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こういうファンタジー作品を待っていた！　美しい世界観で描かれる壮大な物語

舞台は遥か西「海の果て」。
大渦に飲み込まれた主人公と、青年・アドルがたどり着いたのは、自然と共に生きる「レダ族」が住む美しい孤島だった。

長い耳と尻尾を持つ少女オルハ、その妹イーシャと出会い、やがて主人公たちは”有翼人”や島そのものに隠された壮大な謎に迫っていく……。

レダ族と呼ばれる亜人との交流、島に眠る洞窟や古代遺跡の探索など、「これぞ冒険ファンタジー」というべき内容がぎっしりと詰まっているのが良い。

今もなお多くのファンを持つ『イース6』がベースになっているため、骨太なストーリーが楽しめるのは言わずもがなだ。

プレイヤーはゲームの開始時に、アバターを選択してオリジナルのキャラクターを作成。
この世界に生きる冒険者として、世界中を駆け回りクエストをこなしていくこととなる。

クエストによっては、アドルたちが仲間となって戦ってくれるぞ。

手書きスタイルで親しみやすい形で描写された3Dはもちろん、会話シーンなどで表示される2Dイラストのクオリティも高い。

また、イベントシーンなどで展開する臨場感溢れるアクションシーンも必見だ。

▲《赤毛のアドル》と呼ばれる冒険家の青年「アドル」
『イース』シリーズ通しての主人公。なりゆきで海賊船に乗せられ、大海原の果てにある《カナンの大渦》を目指すことになった。

▲長い耳と、獣のような尻尾を持つ《レダ族》の娘「オルハ」
《大渦》に呑み込まれ、漂着したアドルを介抱した。白き肌を持つ巫女であり、一族を導く責任を背負っている。

▲オルハの妹で、白い肌を持つレダ族の少女「イーシャ」
漂着したアドルをなぜか恐がり、近づくたびに逃げてしまう。並外れた人見知りだが、いざという時は大胆な行動をとる。

アドルは梶裕貴さん、オルハは石川由依さん、イーシャは小倉唯さんなど、豪華声優陣によるボイスがしっかり付いているのも嬉しい。

本作ではオルハやイーシャなど、特定のキャラにプレゼントを贈ることで友好度がアップする。
一定値に達するとボイスが開放されたり、手紙を貰えたり、デートに誘えるようになるぞ。

「よーし、それじゃあ早速デートだ！」と息を巻くプレイヤーも増えるだろうが、デートには友好度レベル60以上が必要。

一朝一夕では開放できないので、対象のキャラが好みのアイテムを集め、ガンガンプレゼントしていこう。
愛ってやつは簡単には手に入らないものなのさ。

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他者のスキルを自分が使える！ ソウルカードシステムが面白い

次に戦闘システムの魅力について紹介していく。
本作はバーチャルパッドを採用しており、左は移動、右は各種スキルの発動といった、両手で自由度高く操作できる形となっている。

オートバトルにも対応しているが、回避に関しては手動で行う必要がある。
赤く表示される敵の攻撃予兆範囲が見えたら、ジャンプやダッシュなどでその場から離れよう。

強敵戦ではこの動きがかなり重要になるため、手に汗握る戦いが楽しめるぞ。

プレイ時に特に面白いと感じたのが「ソウルカードシステム」だ。

「ソウルカード」は、ストーリーやソウルカード試練というクエストで入手できる特殊なアイテム。
カードには本作の登場キャラクターやモンスターが描かれ、装備品に装着することでステータスの向上や特殊な効果を発揮する。

特記すべきは武器に装着できるソウルカード。
マスコットキャラクターである「ビッカード」やヒロインの「オルハ」などがあり、戦闘中に特殊な攻撃を繰り出すことができる。

例えば「ビッカード」を武器に装着すると、スキル「肉弾戦車」が使用できる。
一定時間巨大なビッカードに変身して、弾みながら大ダメージを与えられるという、見た目にも楽しい攻撃だ。

どのソウルカードを装備するかはプレイヤー次第。
状況に応じて切り替えたり、はたまた愛を持って使い続けるのもいいだろう。
プレイヤーそれぞれのプレイスタイルで変わる要素として面白い。

また、敵が描かれたソウルカードは、該当の敵を倒すことでドロップする可能性がある。
ただ経験値を稼ぐだけでなく、良いソウルカードを狙いながら戦うのも楽しいポイントだ。

まだ見ぬソウルカードを求めて世界中を旅するのが面白く、ゲームプレイにおいてさらなる冒険感を与えてくれる。

職業とスキル割りで、理想のプレイスタイルをさらに追求！

さらに自分らしさを出せる要素として大きいのが、プレイヤーが操るオリジナルキャラクターだ。

ゲームスタート時に、「戦士」「魔導師」「レンジャー」「アサシン」の4種類の中から職業を選んでプレイする形となっている。

今回のプレイでは確認できなかったが、「戦士」から「ナイト」「バーサーカー」など転職するなど、各職業に上位職が存在する。
一定レベルに達すると別の職業に転職できるようで、容姿もガラリと変わる。
正式版での実装が楽しみだ。

スキルは職業によって異なり、強化や解放はスキルツリー方式で専用のポイントを使用することで行える。

オンラインRPGなら一度振り分けたポイントは回収できない、もしくは相応の対価が必要になることが多い。
しかし本作では、ポイントのリセットにデメリットがまったくないため、いつでも気軽に行えるのが非常にありがたい。

こういったかゆいところまで手が届く配慮が素晴らしい。

オンラインになったことで新規に実装されたイベントやシステムも見逃せない。

例えば「宝の地図」を入手することで挑戦できる「宝探し」イベント。
その名の通りマップを歩きながら隠された宝を探すもので、マップ探索に新たな刺激を与えてくれる。

レベルの高い地図の場合、他のプレイヤーと一緒に探すこともできるぞ。

他プレイヤーと取引できる「アイテム取引所」も要チェック。
入手した装備、素材、道具など、ほとんどのアイテムが取引可能な点が素晴らしい。
売りたい、もしくは欲しいアイテムがあれば積極的に利用しよう。

このように、ストーリーやクエストだけでなく、ソロ・マルチどちらも楽しめる豊富なサブコンテンツがあることによって、非常にやり込みがいのある作品に仕上がっている。

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まとめ

以上、先行プレイで見えてきた『イース6 オンライン～ナピシュテムの匣～』の魅力についてお伝えしてきた。

30年以上に渡って多くの人々から愛され、数々の賞を受賞してきたイースシリーズ。
その重厚かつ骨太なRPG要素を脈々と受け継ぎ生まれ変わった本作は、「スマホ向けの完全新作」と言ってよいほど。

スマホというほとんどの人が持っている媒体、さらには基本無料で遊べるといったお手軽さから、"本作で初めてイース作品を遊ぶ"という人にはまさにもってこいの作品だ。

冒頭でもお伝えしたが、ナンバリング間でのつながりもほほ存在せず、純粋に高品質の新作RPGとして楽しませてくれる本作。

4月中には、第2回オープンβテストが開催されることが決定している。
今回の記事を読み「自分も『イース6 オンライン〜ナピシュテムの匣〜』を遊んでみたい！」と思われた方は、是非とも次回のオープンβテストに参加してみてほしい。

オープンβテストなど最新の情報は公式twitterで発表されるので、ぜひフォローしておこう。

『イース6 オンライン〜ナピシュテムの匣〜』の基本情報

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©Restar Games
©Nihon Falcom Corp.