サンリオ×スクエニの期待作!初心者にもオススメのリズムゲーム『SHOW BY ROCK!! Fes A Live』を先行プレイ![PR]
音楽&バンドをテーマにしたサンリオの人気プロジェクト「SHOW BY ROCK!!」(SB69)。
「ミューモン」と呼ばれる個性豊かなキャラクターたちが、バンドを通じて最高の仲間と音楽を作り上げていく作品だ。
2015年、2016年と2度のアニメ化を経て、現在はTVアニメ新シリーズ『SHOW BY ROCK!!ましゅまいれっしゅ!!』が放送中。
定期的に開催されるサンリオキャラクター大賞では、ハローキティやポムポムプリンといった人気キャラと並んで毎年上位ランクを獲得していることでも知られる。
そんな『SB69』の多彩なバンド楽曲を楽しめる新作リズムゲームが、スクウェア・エニックスから配信予定の『SHOW BY ROCK!! Fes A Live』(通称:ショバフェス)。
遊びやすいシステムと作り込まれたグラフィック、加えてファン待望の完全オリジナルストーリーやアニメの追体験まで、ボリューム満点に詰め込まれたタイトルと発表されている。
今回、GameWithは特別に、そんな『ショバフェス』を一足早く体験させていただくことができた。
この記事では、これまで明かされなかったゲームの詳細やリアルなプレイ感、その他ゲームがもつ魅力をぎゅっとまとめてお伝えしていくぞ。
「熱狂バンドリズムゲーム」というそのものズバリなジャンルを掲げる本作は、その名に恥じず、音ゲー初心者から上級者まで誰もが熱くなれる一作だった。
プレイの中で筆者が感じた驚きや興奮を、記事を通して一緒に体験していただければ幸いだ。
「伝説&奇跡のフェス」の開催を目指せ!『ショバフェス』の世界観
『ショバフェス』の物語は『SB69』の世界ではおなじみ、音楽を制する者が王として君臨する「MIDICITY」で幕を開ける。
MIDICITYの郊外。都会の喧騒を離れ、寂れきったこの街が、主人公(プレイヤー)のふるさとだ。
長きにわたる「自分ROCK探し」の旅を終えた主人公は、誰からも管理されず廃墟同然となった実家の音楽スタジオに足を踏み入れた。
と、突然目の前で瞬くカメラのフラッシュ。
発光源は、(自称)天才トップカメラマンのラメカ・パシャリコワだった。
聞くと、ラメカは荒れ放題のスタジオを勝手に廃屋だと思い込み、自分の家として住み着いていたのだという。
そして、「自分ROCK探し」のワードに反応して現れた、アンプに乗り移った謎の妖精・ジーペ。
ジーペとラメカに(割と強引に)導かれるまま、主人公は街を復興させるべく、かつて一度だけこの地で開かれた伝説のロックフェス「ギャラクシー・アルティメット・ロック・フェスティバル」(GURF)の開催を目指す……
このようにして『ショバフェス』のプロローグは進んでいく。
テンポ良く進むコミカルなノリは『SB69』らしさ満点で、ファンはもちろん作品を知らない方も楽しく読み進められるはずだ。
また、Spineアニメーションでヌルヌル動くキャラグラフィックも見逃せないポイント。
例えばラメカなら、カメラを構えるモーションをはじめ喜ぶ姿やがっかりする姿、目を輝かせた姿など多彩な動きを見せてくれる。
「作り込まれたグラフィック」は本作の売り文句の1つだが、実際に目にしてみると予想の3倍は動くキャラクターに非常に驚かされた。
「伝説のフェスを開き、街を復興させる」という主人公の目的は、本作のゲームプレイにも根深く関わってくることになる。
他のリズムゲームとは一味違う本作のプレイサイクルは、後ほどじっくり紹介していくぞ。
音ゲー初心者からやり込みプレイヤーまで、誰でも楽しめるリズムゲーム!
次に、ゲームの要になるリズムゲームパートを見ていこう。
といっても本作のリズムゲームは非常にベーシック。
「楽曲に合わせて流れてくるノーツを、タイミングよくタッチする」という音ゲーの基本だけ押さえていれば、もう誰でもプレイできてしまう。
本作ならではのポイントを挙げるとすれば、『SB69』の多彩なバンドミュージックとやり込み設定の存在だろうか。
やり込み設定では、「タッチ判定の厳しさ」「コンボ判定の厳しさ」「ミスした時に受けるダメージ」「ノーツ隠し」の4つを好みに合わせて設定できる。
いずれも設定を厳しくするほど獲得スコアが上昇するので、自信があればどんどん厳しくしてハイスコアを狙おう。
反対に設定を易しくすればどんどんプレイが楽になっていき、特にタッチ判定とコンボ判定をいじれば簡単にコンボを繋げるようになる。
音ゲーに慣れていない初心者でも、ゲームを爽快に楽しめるだろう。
「誰でも遊びやすく」は本作の1つのテーマとなっているようで、無駄を省いたいい意味でのシンプルさや、痒いところに手が届く親切さは印象的。
アニメから『SB69』を知った方や、作品は好きだがゲームには触れてこなかった方でも安心してプレイできると感じた。
ゲームには、手持ちのキャラクターから5人を選び、バンドを組んでチャレンジする。
各メンバーには1人ずつサポートメンバーをつけることもでき、最大10人のキャラクターを編成に加えられるぞ。
バンドメンバーはプレイ中の背景にも登場し、アニメーションでワサワサ動く。
SDキャラでは珍しい、キレのあるピッキングやドラムプレイは必見だ。
コンボを繋ぐと徐々に観客が増え、盛り上がりが最高潮に達するとフィーバータイムに入るなど、ロックライブらしい演出も◎。
ちなみに設定で演出を切ることもできるので、ストイックにプレイしたい方は全部OFFにしてプレイするのも良いだろう。
『SB69』アニメをフルボイスで追体験! 特大ボリュームのストーリーに注目
リズムゲームと並んで『ショバフェス』の核をなすストーリーパート。
ゲームには、先述したプロローグから始まる「メインストーリー」をはじめ、全5種類のストーリーが用意されている。
特に注目したいのは、メインストーリーと並んでひときわ強調されている「69メモリー」だろう。
69メモリーでは、これまで放送されたTVアニメ『SHOW BY ROCK!!』の物語を追体験できる。
それだけでもすでに相当なボリュームだが、なんとメインストーリーと69メモリー、バンドエピソードはすべてフルボイスで展開。
69メモリーのボイスは完全新録で、懐かしのストーリーを新たな気持ちで楽しめる。
他にも、各バンドのバンドランクを上げることでバンドエピソードが、ブロマイドを手に入れることでキャラクターエピソードが解放。
ストーリーのボリューム・作り込みは、新作リズムゲームとしては最高峰とみて間違いない。
69メモリーでこれまでのTVアニメ『SB69』を見直し、メインストーリーやイベントストーリーで新しい物語を体験。
そしてバンドエピソードやキャラクターエピソードで、各キャラの内面をより深く知る…
まさしく、アプリ1つで『SHOW BY ROCK!!』の全てを味わえる『ショバフェス』。
ファンはもちろん、はじめて『SB69』に触れる方の入門作としてもぜひオススメしたい一作だ。
ロックなライブで町おこし!? ゲームのプレイサイクルを紹介
最後に、先ほど後回しにした「ゲームのプレイサイクル」を見ていこう。
先述したように、主人公(プレイヤー)の目的は「GURF」を開催して故郷を復興させること。
プレイヤーはそのために、ライブを通してサウンドル(お金)を稼いでいくことになる。
ここでいうライブとは、もちろんリズムゲームのことだ。
『SB69』の人気キャラクターを集め、自分だけのバンドを組んでライブに挑もう。
面白いのは、ライブの成功報酬がキーホルダーやTシャツといったバンドのグッズになっているところ。
例えば『Have a nice MUSIC!!』をプレイすればプラズマジカのグッズが手に入るなど、楽曲に応じて様々なバンドのグッズを集められる。
手に入れたグッズを利用する場所が、復興させるべき街であるマイタウンだ。
マイタウンに設置されたグッズショップでグッズを販売することで、サウンドルをさらに稼ぐことができる。
ライブだけでなくグッズも大事な収入源になっているわけで、なんだか音楽業界っぽさを感じるポイント。
稼いだサウンドルは、タウンに新しい店をオープンさせる、ショップのグレードを上げる、キャラクターを育成する、楽曲を解放する…などなど、色々なことに使用していく。
音ゲーマーとしては育成や楽曲に目が行きがちだが、タウンを発展させることでサウンドルが稼ぎやすくなるので、「町おこし」もかなり重要だ。
まとめると、本作のゲームサイクルは「ゲームをプレイ→グッズをゲット→タウンで売却→稼いだお金を使って新しい遊びを増やす…」という形になる。
オマケになりがちなタウン機能もゲームのキーファクターになっており、ストーリー通りに自らの手で街を復興させる楽しさはゲームの大きな魅力の1つだ。
また、タウンにはキャラクターが遊びに来ており、タップでコミュニケーションを取ることもできる。
キャラの交流を通して親密度が上がったり、ここだけの話を聞けたりするのも、ファンの方には見逃せないポイントになるだろう。
まとめ
今回は『SHOW BY ROCK!! Fes A Live』の先行プレイレポートをお届けしてきた。
プレイして印象的だったのは、やはりストーリーのボリュームだろうか。
特に「アニメを丸ごと収録」と説明されたときは心底驚いたし、音ゲーが苦手な方でもノベルゲーム感覚で楽しめるのはありがたいポイントだと思う。
変に凝っていない音ゲーパートや、キャラクターとのふれあいの多さからも馴染みやすさを感じる本作。
『SB69』を知らない人や普段音ゲーをプレイしない方も、「誰もが熱狂できるリズムゲーム」である『ショバフェス』にぜひ期待していてほしい。
※記事内のゲーム画面は全て開発中のものです。
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