キャラクターの可愛さとは裏腹に、高い戦略性も感じられるバトルパート
仕事柄多くのアプリをプレイしているが、近日リリースされた中に筆者の目を引くタイトルがあった。
それが9月18日にリリースされたターン制ストラテジーRPG『キングダム オブ ヒーロー』だ。
マス目状のフィールドをポップなキャラクターたちが躍動。通常攻撃やスキルを発動して、敵をなぎ倒していく映像にストラテジー好きとしては惹かれる要素しかなかった。
本作のレビュー記事は別のライターが担当したが、目が肥えた(と勝手に思っている)自分を惹きつける魅力は本物なのか、本稿では実際に遊んでみて感じた本作の魅力を4つに分けてお伝えしたいと思う。
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マップ構造やキャラクター編成の多様さが奥深い戦闘を作り出す!
魅力①:キャラクターの役割や敵モンスターとの距離感で“駆け引き”が楽しめる!
本作最大の魅力は間違いなく“バトルシステム”にあるだろう。しかし、それを語るにあたって、まずはシステムの紹介から入ろうと思う。
バトルでは、マス目状のフィールドを戦場に、各ユニットが速度の早い順に行動する。敵ユニットを全て倒せばステージクリアだ。
そしてプレイヤーが指示できるユニットの行動には“移動”、“攻撃”、“待機”の3種類が存在。移動や待機については、もはや説明は不要だろう。
特徴的なのは“攻撃”部分で、攻撃範囲がユニットごとに異なっている。
魔法を得意とするユニットなどは隣のマスへの攻撃ができなかったりするため、あらかじめ距離を取っておくといった敵ユニットとの距離感が大切だ。
なお“移動してからの攻撃”は可能で「敵から逃げるだけでターンが終わる!」はないので安心してほしい。
このバトルを有利に進めるにあたって、もっとも効率的かつ有効なのが強力なスキルによる範囲攻撃だ。
フィールドの大きさや敵の配置は、ステージごとに異なっており、さらにターン経過で戦況が変化していく……。
敵の動きを予想・誘導して、有利な戦況へと移す戦略を練っていくのが、このバトルシステムの最大の魅力に感じた。
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魅力②:キャラクタークラスが戦闘パーティに長所・短所を生み出す
戦場を彩るキャラクターたちには、特性として優劣の存在する“属性”や、役割を担う“クラス”などが設定されている。
パーティ編成においては、この“クラス”が重要な部分だろう。なぜなら、出撃するユニットによって、戦略の方向性が大体は決まるからだ。
個人的な話になってしまうが、私の場合は一番最初にガチャで入手した謎多き美女「フリート」を主軸にした構成で進めている。
「フリート」を守るために、前衛で敵の攻撃を受け止めつつ、状態異常などで足止めを行う“タンク”を2人。残る枠には回復役の“プリースト”で、ディフェンシブなパーティの出来上がりだ。
メインストーリーを進めたり、ガチャを引いていくうちに、好きなキャラクターが生まれてくるはず。
そんな時にこそ、そのキャラクターを最大限活かすパーティを作ってみてはいかがだろうか。
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魅力③:3つの育成システムが
キャラクターをより強くする!
本作の育成システムには、一般的なレベルアップの他に、強化アイテムを消費してステータスを向上させる“覚醒”と、特定のアイテムを装備する“ルーン”システムが存在する。
その中では“ルーン”がもっとも特徴的なシステムで、プレイヤーはキャラクターごとに6個の“ルーン”を装備させることが可能だ。
この“ルーン”にも、それぞれ種類があり「一定数装備する」といった条件を満たすことで、バフの恩恵を受けられる。
また、向上するステータスもルーンごとに異なるため、どのステータスを重点的に伸ばすのかもプレイヤー次第だ。
長所を伸ばして、より強力なキャラクターにするのか、あるいは欠点を補い、オーソドックスなキャラクターにするのか。
手持ちのキャラクターや、戦略の方向性によって伸ばす箇所を決めてみるのがいいだろう。
また、キャラクター詳細部分では、他プレイヤーによる“レビュー”も確認できる。
このレビュー部分では、実際に使ってみたプレイヤーの声などが載っており、ルーンによるオススメの育成方法が書かれる時も。
ゲームを始めたばかりの「右も左も分からない」状況でも、分かりやすい上位レビューが表示されるので、初心者の頃は特に嬉しい機能だ。
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魅力④:ルーン集めにも最適!?
見ているだけのオート周回!
キャラクター強化に欠かせない“ルーン”は、主にミッションのクリア報酬やバトル報酬で入手できる。
パーティに編成しがちな主要キャラクター分だけでも相当数のルーンが必要になったりと、全部を装備しようとすれば多くの周回をこなすはずだ。
そんな時に嬉しいのが、本作の周回機能。周回のメンバーと回数さえ設定すれば、あとは完全オートでアイテム収集ができるぞ。
ゲームを始めた時にあるあるな“余りがちなスタミナ”を手軽にルーン厳選へと回せるのが、地味ながらも嬉しい要素に感じられた。
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まとめ
以上、筆者が遊んでみて感じた4つの魅力に関してお伝えしてきた、いかがだっただろうか。
毎ターン変化する戦況と、パーティによって異なる戦略。それらが織りなす奥深い戦闘システムは、いざプレイしてみることで「これがスマホで遊べるのか!」と実感するはずだ。
さて、自身の見る目がまだ腐ってないと勝手に実感したところで、キングオブ美女「フリート」の育成に戻りたいと思う。みなさんもぜひ、プレイして好みの英雄を見つけてみてほしい。
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