一大ブームを巻き起こす「ヒプマイ」から、初のゲームアプリが登場!『ヒプノシスマイク-Alternative Rap Battle-』の魅力に迫る[PR]
突然だが、あなたは『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』を知っているだろうか?
『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』ーー通称『ヒプマイ』は、キングレコードが手がける音楽原作キャラクターラッププロジェクト。
2017年の始動からあっという間に大ブームを巻き起こし、声優ファンやラップミュージック好きに限らず幅広い層のファンを獲得。
公式Twitterのフォロワーは67万人にのぼり、ライブチケットは即ソールドアウトするなど快進撃を続ける作品だ。
そんな『ヒプマイ』が満を持して放つ初めてのゲームアプリが、『ヒプノシスマイク-Alternative Rap Battle-(ヒプマイARB)』。
『ヒプマイ』のラップミュージックを堪能できるリズムゲームであり、他の音ゲーにはないユニークなシステムや誰でも楽しめるゲームアプリオリジナルストーリーを盛り込んだ、見逃せない一作となっている。
今回、GameWithはこの『ヒプマイARB』を3/26のリリースに先駆けてプレイさせていただくことができた。
この記事では、先行プレイを通してわかった本作の注目ポイントをギュッとまとめてお届けしていくぞ。
また「そもそも『ヒプマイ』とは何ぞや?」というところも紹介していくので、まだプロジェクトを知らない皆さんも大歓迎。
『ヒプマイ』ファンはもちろん、ゲーマーや音楽好きもぜひ押さえておきたい『ヒプマイARB』の魅力を、じっくり味わってみてほしい。
まずは『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』を紹介
最初に、『ヒプノシスマイク』そのものを簡単にご紹介するコーナーを設けておこう。
『ヒプマイ』をよく知らない方や改めておさらいしたい方は、下記の折りたたみを開いて、ぜひ目を通してみてほしい。
日本ラップ界を巻き込んだ音楽原作キャラクターラッププロジェクト
『ヒプマイ』は、声優が演じる個性豊かなキャラクターたちが、音源やリアルライブを舞台に激しいラップバトルを繰り広げる音楽原作キャラクターラッププロジェクト。
キャラクターはそれぞれディビジョン(区画)をレペゼン(代表)するMCグループに所属しており、自分自身の職業や各々の信念をベースにした特色あるラップを披露する。
『ヒプマイ』はアニメやコミックではなく、あくまで音楽から始まったプロジェクト。
音楽を通して世界観を表現し、音楽を通してキャラクターを際立たせる。それが、ヒプノシスマイクが「音楽原作」たる所以なのである。
リリースしたCDは毎回ヒットチャートを賑わせ、楽曲提供には、Zeebra、サイプレス上野、Creepy Nuts、Diggy-MO'ら日本ラップ界の第一線で活躍するアーティストたちが続々参画。
日本ラップ界全体を巻き込み、巨大なムーブメントを巻き起こしている。
ライターの声 | 著名なアーティストも次々に参加し、現在進行形で進化中です! |
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「キャラクターラップ」だからこそ表現できる音楽
キャラクターのボイスはそれぞれ、木村昴、浅沼晋太郎、白井悠介、速水奨といった声優たちが担当。
もちろん、楽曲の歌唱も彼ら自身で行なっている。
「声優×ラップミュージック」と聞くと少し意外なイメージもあるかもしれないが、声優ならではの「声」の表現力や滑舌の良さはラップと相性抜群。
「キャラクターラップだからこそ実現できる」これまでにない音楽を世に放っている。
百聞は一見に如かず。
『ヒプマイ』の楽曲が気になる方はぜひ、ゲームアプリの主題歌でもある『ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-』を聴いてみてほしい。
本職のラッパーをも唸らせる、アッパーなトラックとテクニカルでグルーヴィなリリックに注目だ。
もちろん『ヒプマイ』の楽曲は他にもたくさんあるが、いずれもラップ初心者が聴きやすいメロディアスなフローが特徴的。
魅力的なキャラと独特の世界観も相まって、声優やアニメ・ゲームのファンなど、これまでラップに触れてこなかった層にも親しまれている。
ライターの声 | 女性層は多いですが、音楽やキャラクターのカッコよさで老若男女問わずファンを増やしている『ヒプマイ』。 ライブでは男性比率もどんどん増えてきていますし、書いてる筆者も男(26)です。 |
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ストーリー・世界観
ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 前文
H歴 武力による戦争は根絶された…
争いは武力ではなく人の精神に干渉する特殊なマイクにとって代わった。
その名も【ヒプノシスマイク】
このマイクを通したリリックは人の交感神経・副交感神経等に作用し、
様々な状態にすることが可能になる。
人々はラップを使い、優劣を決する。
男性は中王区外のイケブクロ・ディビジョン、ヨコハマ・ディビジョン、
シブヤ・ディビジョン、シンジュク・ディビジョン等の区画で生活をすることになる。
各ディビジョン代表のMCグループがバトルをし、
勝った地区は決められた分の他の領土を獲得することができる。
兵器ではなく言葉が力を持つことになった世界で今、
男たちの威信をかけた領土テリトリーバトルが始まる。
ライターの声 | 強烈なリリックを喰らった相手が「ぐわあああ!」と吹っ飛んでいくなど、バトルはだいぶ少年漫画チックで面白いです。 |
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また、この世界では男性は政治から排除されており、実権を握る「中王区」によって、特定の区画に追いやられて生活している設定。
抑圧された中で燃える野心や反抗心が楽曲の端々に現れており、曲を聴き込めば聴き込むほど世界観が広がっていくのも『ヒプマイ』の面白いポイントと言えるだろう。
興味を持った方はぜひ、『ヒプマイ』公式サイトを覗いてみたり、ドラマトラックやコミカライズを見たりして、より詳しく知ってみてほしいところだ。
『ヒプマイ』初心者にこそ触れてほしい。『ヒプマイARB』先行プレイレポート
今回の先行プレイでは、リズムゲームパートである「KILLER SCRATCH!!」とメインシナリオ、そしてリズムゲームをする際の仲間ーーカードを手に入れることができる「Gコレクト」を少し遊ばせていただくことができた。
それぞれのモードについて、実際のプレイフィールを交えながら紹介していこう。
『ヒプマイらしさ』バツグンの「KILLER SCRATCH!!」
アプリを開くと、まずはホーム画面こと「MY ROOM」でキャラクターがお出迎え。
タップすると色々なセリフを聞くことができ、キャラクターの新たな一面に触れられそうだ。
プレイ時には登場キャラに山田一郎が設定されていたが、もちろん仲間にしたキャラクターから好きなキャラに変えられるとのこと。
右に大きく表示されている「KILLER SCRATCH!!」をタップすると、リズムゲームに挑戦できる。
数ある楽曲の中からプレイする曲を選び、EASY,NORMAL,HARD,EXPERTのいずれかから難易度をセレクト。
さらにゲームに挑む際にサポートしてくれるフレンドを選択した後、デッキを選択することでゲームが開始する。
音ゲーとしては至ってベーシックな流れだが、一点、曲によって「パート」を選べたことは特筆しておきたい。
パート選択とは、名前通りその曲のどの部分を遊ぶか選択できるということだ。
『ヒプマイ』では多数のキャラによるマイクリレー曲が多いため、こういった細かい気配りはファンには嬉しいポイントだろう。
譜面や登録スコアもパートごとに異なっているようで、推しキャラの歌唱パートをめちゃくちゃやり込むといった遊びもできそうに感じた。
そんな流れで、いよいよリズムゲームがスタート。形式としては基本的な、奥から流れてくるノーツをタイミングよくタップしていくものだ。
ただし、形式は普通でもプレイ感が普通じゃないのが『ヒプマイARB』。
まずは見ての通り、プレイ画面がDJのターンテーブルのようなディスク状になっている。
ノーツも回転するディスクの中心から放射状に流れてきており、まずは見た目からラップミュージックらしさを全面に押し出してくるのが面白い。
ノーツは、赤いタップノーツ、青いフリックノーツ、黄色のロング(長押し)ノーツに加えて、本作オリジナルの「スクラッチノーツ」が用意されている。
スクラッチノーツは一見するとただの緑色のロングノーツだが、これがなかなかの曲者で、ノーツの動きに合わせてなんと盤面も回転するのが特徴。
どういうことかというと、例えばスクラッチノーツが左に動くと、次に降ってきているノーツも合わせて左に動くのである。
ノーツ中はチュワチュワというスクラッチノイズも聞けて、文字通りディスクをスクラッチしている感覚が味わえるぞ。
譜面が丸ごと動く音ゲーは筆者の人生では初体験で、慣れるまで大変だったもののとにかくユニークで楽しかったのが印象的。
もちろんスクラッチノーツは難易度にも大きく影響していて、高難易度になるほど数がどんどん増えてくる。
「スクラッチ」しながら大量のノーツを捌ききるには慣れと地道な練習が必須。音ゲー熟練者にも十分な歯応えを味わわせてくれるだろう。
また、『ヒプマイ』ファンにはお馴染みのダイナミックなリリック演出も見逃せないポイント。
下記に掲載している、主題歌『ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-』のプレイ中をみるとわかるような、エッジーな演出が楽しめた。
他の楽曲ではどのような演出が用意されているのか、リリースがとても楽しみだ。
正直な話、演出に見惚れてミスすることもなくはなかったが、演出は設定でOFFにできるためガチでやりこみたい時にも安心。
また本作ではいわゆる「体力」の概念がなく、ミスがかさんでしまっても曲の最後までプレイできるのもありがたい。
『ヒプマイ』らしさを思い切り出しながらも、音ゲーに触れたことのないファン、『ヒプマイ』に触れたことのないゲーマーのどちらにもプレイしやすいゲームに仕上がっているのは流石の一言だ。
ゲームアプリオリジナルの物語
「KILLER SCRATCH!!」がひと段落し、次はメインシナリオへ進んでいく。
MY ROOM下部の「STORY」をタップすると、シナリオ選択の画面に移るぞ。
「ーーH歴3年。連れ立って中王区の門をくぐり、その先のコロシアムへと足を踏み入れた2人の人物がいた。」
…そんな言葉から始まる本作のプロローグでは、DJ修行中の主人公(プレイヤー)とイケブクロ・ヨコハマ・シブヤ・シンジュクーーそれぞれのディビジョンのキャラクターたちとの出会いのシーンが描かれていく。
ネタバレを避けるため詳しい話は控えるが、本作の物語はゲームアプリオリジナルの世界観のもと展開し、ストーリーテリングも非常に初見に配慮されて進んでいく印象を受けた。
また、主人公以外のキャラクターはメインシナリオでは完全フルボイス(なんとモブもしゃべる!)であり、ストーリー内には随所に会話の選択肢も設けられているので、没入感はバツグン。
本作から『ヒプマイ』を知る人でも、全く問題なく楽しむことができるだろう。
プロローグの後に進んでいく本編はイケブクロ・ヨコハマ・シブヤ・シンジュクそれぞれのディビジョンの4ルートに分岐し、それぞれのディビジョンと主人公が関わり合いながら進んでいく。
今回の物語の中心となる『オルタナティブラップバトル』は、テリトリーバトルとは異なるエンターテインメント性の高いバトルとのこと。
いつもと違う空間の中で見せるキャラクターたちの表情や、そこで巻き起こる「大事件」に期待したい。
ゲームアプリの世界観H歴3年。
中王区が主催する新しいエンターテインメントラップバトル『Alternative Rap Battle(オルタナティブラップバトル)』の開催が決定し、
各ディビジョンから多くの参加者が名乗りを上げた。
優勝賞金は『5000万円』
テリトリーを奪い合うバトルとは趣向が異なり、決勝・準決勝ステージでは中王区が招待した人気DJがバトルをより熱く盛り上げていく。
迎えた決勝・準決勝ステージ当日。
トーナメントを勝ち上がり、中王区のバトルステージに立つディビジョンメンバーと彼らのバトルを
間近で見届けようと集まった観衆の中に、一人のDJとその弟子の姿があった。
DJの名は、『満天星 呂駒呂(どうだんつつじ ろくろ)』。
中王区に招待され、決勝・準決勝ステージでDJを務める人物だ。
そして、呂駒呂を超え、最上で唯一無二のDJとなるべく日々鍛錬を重ねる呂駒呂の弟子。それが本作の主人公(あなた)。
Alternative Rap Battleに参加する『Buster Bros!!!』『MAD TRIGGER CREW』『Fling Posse』『麻天狼』と出会った主人公は
DJ修行の傍ら、エンターテインメントバトルの枠を大きく超える大事件に巻き込まれていくことに――。
最後に、「Gコレクト」についてちょっとだけ。
「Gコレクト」は、リズムゲームのデッキに編成するカードを手にすることが出来るシステム。
新規描き下ろしイラストも盛りだくさんに用意されており、カードをコレクションするだけでも楽しい。
『ヒプマイ』ファンはもしかしたら一番注目している部分かもしれないので今回はお見せできないのが残念だが、期待を上回る充実具合であることは保証しておこう。
まとめ
今回は「そもそも『ヒプマイ』とは?」のご紹介と、『ヒプノシスマイク-Alternative Rap Battle-』の先行プレイレポートをお届けしてきた。
プレイして印象的だったのは、音ゲーとしての面白さ。
シンプルにカッコいい楽曲たちは言わずもがな、洗練されたヒップホップなUIやスクラッチノーツによる新感覚のプレイ感で、ゲーマーにも普通にオススメできる仕上がりだったのには驚いた。
もちろん『ヒプマイ』ファンには、新たな物語、新規楽曲、描き下ろしスチルなど見どころてんこ盛り。素直にやらない理由がないと言っていい。
『ヒプマイ』をご存知の方の中には「女性向け」の印象を持たれている方もいるかもしれないが、男性の筆者も『ヒプマイ』にハマって約2年が経つ。
少しでも興味を持った方はどうか気負うことなく『ヒプマイ』の曲を聞いて、最高にクールなラップとかっこいいキャラクターたちを楽しんでみてほしい。そして、来たるリリース日には、『ヒプマイARB』を全力で楽しんでくれることを願っている。
©IDEA FACTORY / ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-制作委員会