念願のクローズドβテストが開催!『ユニバーサルスタリオン』を早速先行プレイ
『UNIVERSAL STALLION(ユニバーサルスタリオン)』(以下、「ユニスタ」)は、HashLinkから配信予定の「競馬」をモチーフとした新作シミュレーション。
また本作は「NFTゲーム」でもあり、仮想通貨の技術でも知られる“ブロックチェーン”を用いている。プレイヤー同士がゲーム内通貨や馬を取引できるため、遊ぶだけでは終わらないのが醍醐味だ。
今回は2024年1月15日(月)からスタートしたクローズドβテストを実際に体験。一体どのようなタイトルなのか、実機のスクリーンショットを交えながらお届けしていきたい。
自分だけの競走馬に育てる楽しみ!愛馬を調教して自分好みの競走馬に育てられる
『ユニスタ』では自分の競走馬を育成し、レースにて競わせる楽しみがある。
作中ではNPCはもちろん、ほかのプレイヤーが育てた馬と対戦させることも可能だ。レースで勝利を掴み取り、多くの報酬を獲得したいのであれば、やはり競走馬の育成【調教】は、欠かすことができないシステムだろう。
調教は育てたい馬に対してさまざまなトレーニングを行い、馬自体の能力パラメータを伸ばすことで、レースを有利にしていくというもの。
「スピード」「スタミナ」といったものから、「勝負根性」「気性」「安定性」など、育成対象が“競走馬だからこそ”のパラメータがあり、競馬シミュレーションらしい独自の能力が備わっていた。
選択できる調教メニューは能力パラメータの数に対応しておよそ5種類が用意される。ある能力を伸ばそうとすると、別の能力が下がるケースもあるため、考えながら育成していく必要がありそうだ。
また、調教では特別なアイテムを使用することでトレーニング効果を引き上げられる。馬の能力値はレースの成績に直結するので、お気に入りの競走馬には積極的にアイテムを使用してあげたいところ。
作中に登場するすべての馬にはそれぞれ【才能(スキル)】が備わっている。本作ではこれがレースにおいてとりわけ重要な要素と言えるだろう。
才能はレース中特定の条件を満たすと発揮される効果だが、馬が生まれながらにして備えているものから、レースに出場して開花するといったものまであるという。
中でも奥深い要素になるのが、才能が親から子に遺伝するという部分。後述する馬の交配システムにより、世代を通して競走馬のスキルが受け継がれていくのだ。
レースで確実な勝利を掴み取るため、才能を有する馬を効率的に育成しても良いし、自由に自分だけの競走馬を追求しても良い。何かと試行錯誤の工夫が捗りそうである。
育てた馬でレースに勝利しよう。NPCレースで腕を磨き、PVPレースで存在感を示せ!
クローズドβテストでは主に2種類のレースをプレイできる。まず【PVPレース】は、リアルタイムでほかのプレイヤーと対戦が楽しめるコンテンツだ。
こちらはエントリー期間が決められている上、一部の上位レースでは参加するために「エントリー料」なども必要になる。
今回のゲームプレイではスケジュールの都合上、PVPレースに参加することは叶わなかったが、レースで入賞すると「USP(ユニバーサルスタリオンポイント)」やクリスタルが獲得できる。USPは仮想通貨および、ゲーム内での課金によって購入可能な“ゲーム内通貨”だ。
使用用途はガチャからジョッキーのレンタル、レース参加チケットへの交換、トレーニングの効率化など、実にさまざま。一貫してゲーム内の希少なアイテムと言える。
一方、いつでも参加できる【NPCレース】は対戦相手がコンピューターで、獲得賞金自体が少ないものの、入賞で同様にUSP&クリスタルが獲得できる仕様。
しかもNPCレースの参加については、エントリー料も発生しない。かなり気軽にトライできるため、基本的にはこちらでUSPを集めることになりそうだ。
「PVP」や「対戦」などと耳にすると、中にはハードルを感じてしまう人もいるかもしれない。しかし本作は競走馬を育ててレースに出場させたら、あとは馬を見守るだけでOK。
直接的なプレイヤースキルを求められることもないので、積極的にエントリーしてみると良いだろう。USPをたくさん集めて、競走馬の育成にぜひ役立ててみてほしい。
子に親の力が宿ることも?「交配」システムで祖先の力を呼び覚ませる血統の奥深さ
【交配要素】では、繁殖牝馬と種牡馬を組み合わせて新たな「仔馬」が生み出せる。競走馬にはレースに参加できる上限が設けられており、上限に達した馬はやがて引退を迎える。
また、引退した馬は種牡馬か繁殖牝馬としての役割を持てるのがポイント。前述したように、かつてエースだった競走馬の才能が子に受け継がれることもあるというから面白い。
レースにおいて優秀な成績を収めた種牡馬の種付け権や繁殖牝馬はゲーム内マーケットに出品できる。ただしこの際、繁殖回数なども引き継がれるようなので、市場価値を意識するのであれば、取り扱いには注意が必要だ。
交配する際、両親に同じ血統が含まれていると【インブリード】(同一の祖先をもつ配合のこと。長所を受け継ぎやすいが体質が悪くなりやすい一面もある)が発生。
この要素によって、祖先の持つ能力を開花できる可能性が高まるというのだ。しかしながら、あまりに近い血縁関係同士の場合は、危険なインブリードとみなされ交配できない。
これら、ゲーム内における血統管理要素が戦略性を生み出して、長期的な育成計画へのモチベーションに繋がるのが『ユニスタ』の魅力だ。
ただレースをするだけではなく、競走馬たちが織りなすプレイヤーだけの家系を築く奥深さと、育て上げた馬への熱量がマーケットに反映され、現実の馬主のように報酬を得られるNFTゲームの特性を兼ね備えている。
本作は、ゲームプレイに注ぎ込んだ時間が比較的報われやすい「Play to Earn」な作風であり、正式リリースが待ち遠しい一作品に仕上がっていたと思う。
『ユニスタ』は今回のクローズドβテストのユーザーフィードバックを受け、さまざまな点が改善し、より遊びやすくまとまっていくことだろう。正式リリースまで、今しばらくお待ちいただきたい。
『ユニバーサルスタリオン』 とは?
自分だけの馬主ライフを楽しめる
本作はリアルな競馬の世界を落とし込んだゲーム。プレイヤーは馬主となり、競走馬を育て上げ、さまざまなレースに挑戦することが目標だ。
NPCとのレースはもちろん、他プレイヤーとのバトルも用意されている。
馬たちは、スピードやスタミナといったステータスをはじめ、戦法に関わる脚質、性質など、さまざまな個性や特徴を持っている。
1着を勝ち取るために、能力を上昇させる「調教」を行い、ステータスを伸ばしていこう。調教の種類によって、上昇するステータスが異なる。
また出走レースを選ぶのも馬主であるプレイヤーの務め。
スタミナがある馬には長距離レースを走らせたり、大きな馬体で一瞬の瞬発力に優れている場合はマイルや短距離レースに出馬させるなど、どのレースに適正があるのかを見極めることも重要だ。
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交配によって最強の馬を生み出せ
競馬はブラッドスポーツと言われるだけあり、馬の血統が勝利に深く関わってくる。
本作ではその要素も体験可能。好きな組み合わせの馬を交配させることで、両親や祖先の才能を受けついだ仔馬(こうま)をゲットできるのだ。
相性の良い血統を見つけ出す楽しみや、インブリードをはじめとした配合理論も踏襲。
理想の配合によって、オリジナルの名馬を生み出そう。
またレースから引退した馬は、種牡馬(父になる馬)や繁殖牝馬(母になる馬)として活躍。他のプレイヤーと取引を行うこともできる。
種付け料などで手に入れたアイテムは、そのまま現実での利益となる。現実の馬主と同じように報酬を得られるのが、本作ならではの要素だ。
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