ナポレオン戦争時代で秘密を解き明かす一人称視点ソウルライクアクション『Valor Mortis』が東京ゲームショウ2025に出展

2025年9月19日、One More Level（ポーランド・クラクフ）は一人称視点のソウルライクアクション『Valor Mortis』を東京ゲームショウ2025に出展することを発表いたします。本作はSteamでレビュー約7,000件、「非常に好評」の評価を得た『Ghostrunner』の開発陣による新作です。

舞台は兵士を恐ろしいクリーチャーに変える物質が発見され、歴史が変わってしまったナポレオン戦争の最中。疫病のようにクリーチャーを作り出すはずだった物質から超自然的な力を得たあなたは、大陸征服の裏に隠された陰謀を暴くことになります。

東京ゲームショウ2025の「Galaktus Indie Booth（ブース番号：11-E81）」では、序盤のステージを皆様にプレイしていただけます。ぜひお越しください。

また、ブースでは世界初公開の日本語デモとともにゲームディレクターのRadosław RatusznikとブランドマネージャーのMichal Azarewiczがブースで皆様をお迎えいたします。

「スタジオの歴史において、日本で開発者自身が直接プレゼンテーションを行うのは今回が初めてです。日本のプレイヤーやメディアの皆さんとお会いできることを、とても重要な節目と感じています」--ディレクター・Radosław Ratusznikより

トレイラー：https://www.youtube.com/watch?v=cIF7cL0KRDU

『Valor Mortis』について

ナポレオンに仕え、ナポレオンのために死に、ナポレオンのために蘇った。

本作は、歴史が改変され、果てしない戦争により荒廃した19世紀が舞台の一人称視点ソウルライクアクションです。

あなたは、戦場の墓から蘇った大陸軍の兵士ウィリアム。一度は戦場に倒れたあなたが蘇り、目を開くと、命がけで守ったはずのヨーロッパは様変わりしています。謎の疫病が大陸を蝕み、クリーチャーが生まれ……そして、あなたはその腐敗した力を自らの血に受け継いて蘇り、生まれ変わっていたのです。

腐敗の力でバケモノを殲滅せよ

この世界で生き延びるため、そして歴史の裏に蠢く秘密を発見するため、あなたは腐敗した力を自らの血に受け継ぎ、敵を殲滅しなければなりません。パリィや素早い回避、とどめの一撃にとどまらず、リボルバーでの遠距離攻撃や、手から火を放つ攻撃など、本作独自のアクションも使いこなさなければならないでしょう。

本作では『Ghostrunner』シリーズで培った精密かつ挑戦的なアクションをさらに発展させ、二刀流・遠距離攻撃、そして変成術（Transmutations）と呼ばれる特殊能力を組み合わせてソウルライクに新たな遊びを取り入れています。

■開発スタジオが日本上陸！TGS2025出展情報

TGS 2025では「Galaktus Indie Booth（ブース番号：11-E81）」にて、初となる日本語版デモを展示いたします。1人あたり30分間試遊できますが……おそらく、デモの最後に待ち受けているボスを倒せる方は、ほぼいないでしょう。
我こそは、と思うゲーマーの方々に、ぜひ挑戦いただきたいと思います。

最後にまた、ゲームディレクターの Radoslaw Ratusznikより

「『Valor Mortis』は、日本で生まれたサブジャンルであるソウルライクに強く影響を受けています。もちろんフロム・ソフトウェアの『ダークソウル』シリーズは主要なインスピレーションの一つですが、それだけではありません。
私たちのパリィや体幹を軸とした戦闘システムは、『SEKIRO』から直接的な着想を得ています。私たちは、一人称視点と東ヨーロッパのナポレオン戦争期という舞台設定を取り入れることで、ソウルライクという伝統に新鮮なアプローチをもたらしていると考えています」

ソウルライク、だけど世界観もシステムも新しい。そんな『Valor Mortis』は、東京ゲームショウの「Galaktus Indie Booth（ブース番号：11-E81）」にてプレイ可能です。日本の腕自慢の皆様のお越しをお待ちしております。

製品情報

タイトル　　　　　：Valor Mortis
ジャンル　　　　　：一人称視点ソウルライク
プレイ人数　　　　：1人
プラットフォーム　：Steam / PlayStation 5 / Xbox Series X|S
発売日　　　　　　：2026年
価格　　　　　　　：未定
開発　　　　　　　：One More Level
販売　　　　　　　：One More Level / Lyrical Games
対応言語　　　　　：日本語/英語/簡体字/韓国語 他全14言語

■開発会社・One More Levelについて

『Ghostrunner』で知られるOne More Level S.A.は2014年7月に設立されたコンソールおよびPC向けゲーム開発スタジオです。過去10年間でチーム・技術・開発ラインアップを拡充し、現在は約60名を擁するまでに成長。ポーランド・クラクフを拠点に、経験豊富な業界ベテランと新鋭の才能を融合させた作品を生み出しています。

WEB：https://omlgames.com/en/home/

■販売会社・Lyrical Gamesについて

映画製作会社・Lyrical Mediaの一部門として設立されたLyrical Gamesは、野心的で高品質なインディー作品のための新しいパブリッシャーです。Private Division、Devolver Digital、Humble Games、Microsoftなどで実績を積んだBlake Rochkind氏を中心としたチームが率いています。

WEB：https://lyricalgames.co/

【各種URL】

■トレイラーhttps://www.youtube.com/watch?v=cIF7cL0KRDU

■Steamhttps://store.steampowered.com/app/2828710/Valor_Mortis/

■プレスキットhttps://www.dropbox.com/scl/fo/nzouw8bsobc29acyho4zi/ABVPhN9_kFfTaRzIEo5POiI?rlkey=lsl8fyspvqnvy241lodpkm1c3&st=of96k56w&dl=0

【SNS】

■YouTube：https://www.youtube.com/@LyricalGamesCo

■X：https://x.com/ValorMortis

■Discord：https://discord.gg/valormortis

■Reddit：https://www.reddit.com/r/ValorMortis

■Instagram：https://www.instagram.com/valormortisgame/

■Facebook：https://www.facebook.com/profile.php?id=61579025174559

Radosław Ratusznik氏（ゲームディレクター）への補足回答

Q: 日本からのインスピレーションはありますか？

A: 全般的に、『Valor Mortis』は、日本で生まれたソウルライクというサブジャンルから強く影響を受けています。もちろん、フロム・ソフトウェアの『ダークソウル』シリーズは主要なインスピレーションの一つですが、それだけではありません。私たちのパリィや体幹を軸とした戦闘システムは、『SEKIRO』から直接的な着想を得ています。私たちは、一人称視点と東ヨーロッパのナポレオン戦争期という舞台設定を取り入れることで、ソウルライクという伝統に新鮮なアプローチをもたらしていると考えています。

それに加えて、『Valor Mortis』は、『メトロイド』や『悪魔城ドラキュラ』にインスパイアされた、メトロイドヴァニア形式の進行とレベルデザインを取り入れています。ホラーな雰囲気もまた、私たちのプロジェクトの柱の一つであり、『バイオハザード4』と『バイオハザード ヴィレッジ』は、アーティストたちが雰囲気やビジュアルの方向性を形作る上で大きなインスピレーションとなりました。

Q: チームが日本に来るのは初めてですか？

A: はい。One More Levelの歴史上、開発者自身が直接参加して日本でゲームをプレゼンテーションするのは、今回が初めてです。これは私たちにとって重要な節目であり、ようやく日本のプレイヤーやメディアの皆様と直接交流できることを大変嬉しく思っています。

Q: 好きな日本のゲームは何ですか？

A: フロム・ソフトウェアの傑作である『ダークソウル』シリーズや『SEKIRO』は、私たちにとって当然の選択です。しかし、それだけではありません。「ゲームプレイ第一」を掲げるスタジオとして、私たちは任天堂の伝説的な作品群、プラットフォーマーの王様『スーパーマリオブラザーズ』、先駆的な『メトロイド』シリーズ、そして忘れられない『ゼルダの伝説』シリーズを心から尊敬しています。

また、日本の開発者はホラーにおいても世界の頂点にいると深く尊敬しており、『バイオハザード』と『サイレントヒル』も必ず挙げたい作品です。正直なところ、日本のゲームデザインが世界に与えた影響は非常に大きく、私たちのゲーム開発のビジョンを形作ったタイトルを挙げれば、何十、何百にもなるでしょう。

Q: ゲーム開発における興味深いエピソードはありますか？

A: 『Ghostrunner』シリーズを2作作った後、私たちはカタナ（正確にはサイバーカタナ）の戦闘をある程度マスターしたと言えます。驚くべきことに、『Valor Mortis』でサーベルのような異なる近接武器タイプに取り組んだ際、予想以上に難易度が高かったのです。サーベルは、私たちの拠点であるポーランドの歴史と強く結びついているので、より自然に感じられるはずでしたが、実際には、カタナのポップカルチャー的な参照元が豊富だったため、『Ghostrunner』でのカタナのゲームプレイ（特に象徴的なワンヒットキル）を作りやすくしていました。

とはいえ、どちらの武器にも独自の魅力があります。サーベルの戦闘をカタナのゲームプレイと同じくらい爽快で満足できるものにするには、非常に骨の折れる作業でしたが、非常にやりがいのあるプロセスでした。私たちの最終的な目標は常に、鋭く、手応えがあり、没入感のある戦闘を提供することです。プレイヤーの皆様は、それをすぐに感じていただけると信じています。