
『ウィッチャー3 ワイルドハント』とは?
作品の紹介・世界観
▲ウィッチャー3 ワイルドハント プロモーションムービー
PS4対応ゲームソフト『ウィッチャー3 ワイルドハント』は、怪物狩りを生業とする主人公「ゲラルト」となり、広大なオープンワールドを冒険する3DアクションRPG。
中世ヨーロッパ風の世界観で展開されるダークファンタジーで、綿密に作り込まれた舞台設定と、シリアスで重厚なシナリオが特徴の作品となっている。
▲広大なフィールドには、作り込まれたサブクエストが点在。すべてのシナリオを確認しようとすれば、総プレイ時間は100時間をゆうに越える。
▲異形の怪物たちには、それぞれのバックストーリーや出現規則、弱点などの生態が詳細に設定されている。
▲「ゲラルト」の養女である「シリ」も本作の主要人物の1人。ゲームの一部には、この「シリ」を操作してストーリーを進めていく箇所も存在する。
ゲームシステム
ゲームは、広大なオープンワールドで展開されるアクションRPG。
剣を振るい、多様な効果を持つ魔法“印”を駆使しながら、異形の怪物やならず者たちと戦っていく。
プレイヤーの行動がゲーム内のあらゆる要素に影響を与えるのも本作の大きな特徴で、会話や行動の選択次第でシナリオが分岐したり、街の経済が活発化したりといった変化が生じる。
自分の下した決断が次々と物語に反映されるため、没入感の高いゲーム性を楽しむことが出来るぞ。
▲敵の一撃はボスでなくとも非常に重く、緊張感の高い戦闘が楽しめる。怪物それぞれに弱点や習性があるので、それをよく見極めて器用に戦っていこう。
▲街に住む人々の生活模様も丁寧に描かれている。裕福な人物や、犯罪に手を染める悪人まで、現実と遜色ないほどに多様な人物が存在するぞ。
▲超人的な視覚・聴覚・嗅覚を持つ「ゲラルト」。感覚を研ぎ澄ませば、ヒントになるものがハイライト表示されるので、迷わず怪物対峙や調査を進められるぞ。
『ウィッチャー3 ワイルドハント』プレイした感想!
おすすめポイント
- やり込みプレイヤーも唸らせる豊富なクエストと分岐する物語
- 2本の剣と魔法で戦うアクションバトル
- 探索し甲斐のある、とてつもなく広く綿密なフィールド
やり込みプレイヤーも唸らせる豊富なクエストと分岐する物語
本作の最大の魅力といっても過言ではないのが、豊富でボリューミーなクエストだろう。本作ではDLCによる追加ストーリーを含めると、150時間以上ものシナリオが用意されている。
メインクエストのほかに受けることができるサイドクエストには、行方不明の捜索やモンスターの駆除から、ウィッチャーを指名しての依頼までさまざま。中にはメインクエストと関係の濃いものも存在。
ほぼ全てのクエストには複数の選択肢が用意されており、プレイヤーの選択により結末が変化する。ポジティブな結末を迎えるクエストがある一方で、どんな選択をしても救いがないようなクエストも多く存在するのが本作の魅力だ。
▲メインクエストはもちろん、サイドクエストでも選択肢によって結末が変化する。
▲行方不明の奥さんの捜索を依頼されたクエスト。ウィッチャーを指名しているクエストもある。
▲時には相手を操って情報を聞き出すことも。
2本の剣と魔法で戦うアクションバトル
本作の戦闘は、基本的にアンデットのような怪物に対して有効な銀の剣と、人に対して有効な鋼の剣、この2本の剣と5種類の印(ひらたく言えば魔法のようなもの)を組み合わせて戦っていく。
また本作ではレベルアップ時などに得られるポイントを割り振ることでアビリティを獲得でき、剣術や印を強化するものから、ステータスやアイテム効果を強化するものなど、多様なアビリティから自分好みにビルドしていける。
対峙する敵によって有効な攻撃方法を選択するだけでなく、錬金術で作れるアイテムを組み合わせ、自身のステータスを吟味しながら自分の戦いやすい環境を見つけだすのも本作の楽しみのひとつだ。
▲銀の剣と鋼の剣、ウィッチャーは2本の剣を背負った独特の後ろ姿をしている。
▲攻撃や防御などそれぞれが異なる特徴を持った印。剣術と組み合わせて使用する。
▲キャラのアビリティは個人の好みで大きくビルドが変わる。食事の効果が伸びる美食家は、アクションに自信がない人におすすめだ。
探索し甲斐のある、とてつもなく広く綿密なフィールド
本作のフィールドはとにかく広い。そして広い上に密度が濃い。
本作でプレイヤーが訪れることができるエリアは、そのどれもがオープンワールドになっておりダンジョンや街をシームレスに移動できる。
広大なフィールドには小さな村や発展した大きな街はもちろん、盗賊の野営地やステータスボーナスが得られる力の場、隠された宝などがかなりの密度で配置されている。
地域によって景色や雰囲気が大きく変わるフィールドでは、道に沿って歩いているだけでもさまざまな発見があり、非常に質の高い探索プレイを楽しむことができるぞ。
▲序盤に訪れるヴェレン―主無き地。限界まで視点を引いてもマップの端まで映すことが出来ない。
▲広大なマップでの移動は馬や徒歩だけでなくファストトラベルも可能だ。
▲プレイヤーが訪れることができるフィールドでは時間や天候次第で絶景も現れる。
まとめ
広大なフィールドでの探索やプレイヤーの選択によって結末の変わる物語、特性やステータスによって変化する戦闘スタイルにミニゲーム。クリアまで150時間以上ものボリュームを持つ『ウィッチャー3 ワイルドハント』。
必ずしもハッピーに終わるとは限らない暗く美しい世界感は本作独特の魅力であり、クエストだけでなく怪物図鑑やミニゲームといった収集要素は、やり込み好きのプレイヤーも存分に満足させてくれる内容だ。
また本作は2015年に発売した作品であるが、執筆時の2020年最新タイトルと比べても決して見劣りしない。まだプレイしたことがない方は、全追加コンテンツを含んだ完全版も発売されているため、ぜひ手に取ってみて欲しい。
『ウィッチャー3 ワイルドハント』発売日・価格
発売日 | 2015年5月21日 |
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価格 | ダウンロード版 6,035円(税込) パッケージ版 8,200円(税抜) |
対応機種 | PS4 |
会社 | CD Projekt S.A. |
ジャンル | 3Dアクション / RPG /オープンワールド |
体験版 | なし |
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