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【プレイレビュー】韓国あるある、幻の未発売STG、そして最凶ボスとの脳筋バトル!グラビティゲームアライズの新作が尖りすぎで最高だった

【プレイレビュー】韓国あるある、幻の未発売STG、そして最凶ボスとの脳筋バトル!グラビティゲームアライズの新作が尖りすぎで最高だった

最終更新 :

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この記事でわかること

・『みんなで空気読み。ワールド 韓国Ver.』のシュールさ

・『ジャレコアーケードコレクション』の全方位っぷり

・『Light Odyssey』のワクワク感と気持ちよさ

澤田アイコンこの記事を書いた人
澤田アツシ

フリーランス物書き。ドーナツ食べながら子どもとゲームするのが至高。好きなジャンルはインディーズとFPS/TPS。ゲームの腕前は皆無のポテトゲーマー。ジャンルやタイトルに捕らわれずゲーム業界全体に興味があります。ゲーム以外にはアウトドア系やローカルニュースなどを執筆中。普段は塾講師、ときどきラジオパーソナリティ。

MMORPG『ラグナロクオンライン』シリーズなどで知られる開発会社グラビティのグループ会社、グラビティゲームアライズによるメディア向け試遊会が都内で開催された。

GameWithはこの試遊会に参加。同社が手掛けるインディーゲームやレトロゲームの魅力を発信する「START with GRAVITY」プロジェクトの最新6タイトルが試遊できた。

タイトルラインアップ

本稿では、その中から筆者がとくに注目している3タイトル『みんなで空気読み。ワールド 韓国Ver.』『ジャレコアーケードコレクション Vol.1&2』『ライトオデッセイ』について、その魅力をレポートする。

目次

必要性はともかく『みんなで空気読み。ワールド 韓国Ver.』なら、100問たっぷりと韓国の空気を読めちゃう

▲こ、これは……なんの空気を読めというのか。

まずは「空気読めてる度」を手軽に診断できるシリーズの最新作『みんなで空気読み。ワールド 韓国Ver.』を紹介。

なぜ、空気を読まなければならないのか?という疑問はさておき、本作はいわゆるミニゲーム集で、ヘンでシュールで妙に愛らしいシチュエーションにやめどきを見失う。

▲「韓国あるある」をバッチリ学べる。

前作の『タイVer.』に続き、今回は韓国文化の空気を読みまくるという謎展開。なぜ「韓国」なのか、本シリーズに限っては、筆者は考えたら負けだと思う。「考えるな、感じろ」なのだ。

本作は、現地のクリエイターが描き下ろしたオリジナル問題をどーんと100問も収録。さすがに100問すべてを一気にプレイするのはキビシイので、筆者は「お試し」モードをさくっとプレイ。まさにこの気軽さが本作の魅力だ。ポン、ピッ、パッ!でプレイできるお手軽感よ。

▲え、韓国ではこんなお酒の飲み方するの!?勉強になる。

酒の席で焼酎とビールの混ぜ加減を測る「タイタニック爆弾酒」や、韓国特有の上下関係を体験できる「長幼の序」、上司への適切な振る舞いを学べる「部長の帰宅作戦」、さらには「スプーンで瓶開け」「バス乗車」など、15問をプレイ。

これが韓国の日常「あるある」なのかと思うと興味深い。楽しく遊ぶだけで韓国文化を学べるのは本作ならではだ。

▲あの、接待プレイをしろということでしょうか?

さらに、待望の「UGC」(ユーザー生成コンテンツ)機能にも対応。イラストにフキダシを配置し自由にコメントを入力する「大喜利」機能が実装された。

2人プレイも可能なので、フレンドとプレイすれば盛り上がること間違いなしだ。

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令和よこれが昭和のアーケードだ!『ジャレコアーケードコレクション』は、幻の『キメラビースト』を収録

▲『Vol.2』には幻のアーケードゲーム『キメラビースト』を収録。

続いては『ジャレコアーケードコレクション Vol.1 & Vol.2』を大紹介。対象機種はNintendo Switch、PlayStation5、PC(Steam)向けで、全方位をカバーする。

1980年代から90年代にかけて、ゲームセンターでブイブイいわせたジャレコの名作たちが大集結。合計32タイトルの特盛ボリュームの復刻プロジェクトだ。

▲あの、それ首が取れていませんか?奇想天外すぎる攻撃を繰り出す自機。

最大の目玉は、1993年稼働予定でロケテストを行ったものの、結局一般にはリリースされなかった幻の横スクロールシューティング『キメラビースト』(vol.2)。

「敵を捕食すると自機が変態してパワーアップ」「自分の頭(というか口?)をオプションみたいに飛ばして攻撃」「そもそも自機がいちばん謎生物すぎる」など、いい意味で超ぶっ飛んだ内容だった。

Vol.1には、変形メカが空に陸に大暴れするシューティング『フォーメーションZ』や、爆弾を投げ合うポップなサバイバルアクション『ぶたさん』などを収録。

▲『ぶたさん』。なぜブタ同士がダイナマイトで争わねばならないのか……疑問に思ったら負けだ。

Vol.2には、独特の浮遊感が気持ちいいシューティング『エクセリオン』、過酷なラリーを踏破するレーシングゲーム『ビッグラン』を収録するなど、どちらも納得のラインナップ。

▲『ビッグラン』。高速で砂漠を疾走する躍動感!

現代的な「巻き戻し機能」や「クイックセーブ&ロード」を搭載し、高難度ゲームの救済措置もそつがない。 さらに、オリジナルのアスペクト比でドットを緻密に再現する「ドットバイドット」にも対応。グラフィック面でも現代的なプレイ環境に合わせてある。

▲色褪せた思い出も「ドットバイドット」で鮮やかに蘇る。

タコ殴りの爽快感を味わえる『Light Odyssey』(ライトオデッセイ)

▲抜群の爽快感を誇る、高難易度ボスラッシュ・ソウルライク。

『Light Odyssey』は、韓国のSSUN GAMESが開発する3Dボスラッシュ・ソウルライクだ。

白と黒を基調とした美しくも不気味なモノトーンの世界を舞台に、プレイヤーは光を取り戻すため巨像をぶっ倒して突き進む。

主人公の「バンディ」はめちゃくちゃ小さい。対するボスは数十倍の大きさだ。巨大ロボに子どもが立ち向かうような構図にワクワクが止まらない。

▲道中のギミックを解き明かしてボスの元へ急行せよ。

そんなはちゃめちゃなスケール感だが、いざボス戦が始まると意外と戦える。むしろ、ボスの重い攻撃をギリギリでかわしてチクチク攻撃するのが妙にツボにはまる。

今回の体験版には、新たなボス「アルタイル(Altair)」が追加された。グラビティゲームアライズの担当者さんによると「エグい攻撃をしてくる」とのこと。

▲耐えて、溜めて、我慢して「バースト」で一気にフルボッコへ転じるカタルシスがたまらない。

いざ対峙してみると、でかいわ、黒いわ、激しいわで大苦戦。ボスの体力に応じて3段階に攻撃が変化。画面狭しと暴れまくって筆者を追い詰めてくる。

何よりすげー固い。何度も倒されながら敵の攻撃を見切る「死んで覚える」ソウルライクの醍醐味を原液で楽しむことができた。

▲よっしゃ、オマエの攻撃は見切った。勝利は目前だ!

敵の攻撃を回避してゲージを溜め、ここぞのタイミングで「バースト」を発動。一定時間スタミナを気にせずに敵をタコ殴りにできるナイスな必殺技だ。

「オラオラオラオラァ」と、バリバリぶん殴ってボスを追い詰めていくのがマジで気持ちいい!

▲うっしゃああああ!ブブゼラを爆音で鳴らしたいくらいの大勝利。

こうして、アルタイルと筆者の脳筋バトルは筆者の辛勝で幕を閉じた。

まとめ:サービス精神とオリジナリティは共通

▲ダンジョンを探索して、食材を集めて、パンを焼くアクションRPG『アルタ』。

韓国文化をユルく学べる『みんなで空気読み。ワールド 韓国Ver.』、昭和ゲームの魅力を体験できる『ジャレコアーケードコレクションVol.1&2』、見切って、溜めて、ぶん殴るソウルライク『ライトオデッセイ』。

いずれの作品も、ターゲット層やジャンルはバラバラでも「プレイヤーをとことん楽しませる」というサービス精神と突き抜けたオリジナリティは共通している。

▲ ファンタジー世界でギルドの受付になるSLG『ガルバテイン:冒険者ギルド事務所』。

カジュアルに笑いたい人も、懐かしいドット絵に浸りたい人も、拳で白黒はっきりさせたい脳筋プレイヤーも、必ず心に深く刺さる1本が見つかるはずだ。

▲スーパーファミコン用ゲームをなぜかレースゲームにフルリメイク『はしれへべれけ EX』。

今回ご紹介したタイトルを含む注目のラインナップは、9月に開催された東京ゲームショウ2026グラビティゲームアライズブースに出展され、注目を集めていた。

そのときのブースの模様は下記を参照してほしい。

TGS2026 グラビティゲームアライズブースレポート

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