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東京ゲームダンジョン7試遊レポート【後編】プレイヤーを魅了するインディーゲーム6作品と公式グッズをご紹介!

東京ゲームダンジョン7試遊レポート【後編】プレイヤーを魅了するインディーゲーム6作品と公式グッズをご紹介!

最終更新 :
東京ゲームダンジョン7の幕

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2月15日、2月16日の2日間、インディーゲーム展示会「東京ゲームダンジョン7」が開催されました

会場には、熱意あふれるクリエイターたちが手がけた個性豊かなゲームが集結し、多くの来場者で賑わいました。

そんな大盛況のイベントから、後編では試遊した6作品と、公式グッズ販売ブースの様子をお届けします。

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東京ゲームダンジョン7試遊レポート【前編】はこちら!

目次

※『ゲームタイトル』(出展者名)で表記します。

『One More Mix』(Annulus)

かわいい女の子2人による新感覚DJプレイリズムゲーム

Annulusブース

『One More Mix』は、ラジオ局で日々リクエストされる楽曲をDJプレイで盛り上げていく音ゲーです。マウスとキーボードを使った直感的な操作が特徴です。

『One More Mix』タイトル画面

▲メインキャラクターとなる女の子2人が、とてもかわいくてオシャレです。

青いノーツにはスペースキー白いノーツはマウスクリックピンクのノーツはマウスをフリックして対応します。フリック操作が加わることで、よりDJプレイらしいリズム感を楽しめるのが特徴です。

『One More Mix』操作方法

▲タイミングを合わせるには慣れが必要ですが、操作はシンプルです。

筆者は音ゲーをほぼプレイしたことがありませんでしたが、フリックに合わせて画面下部のターンテーブルがスクラッチするので、お手軽にDJ気分を味わえるのが最高でした。かわいい楽曲も魅力的で、プレイするだけで気分が上がります。

試遊版の難易度は、ノーマルハードの2つ。ノーマルはノーツがゆっくり流れてくるので、比較的BADやMISSを少なめでクリアできました。ハードはノーツの数が多く、どんどん流れてきます。

『One More Mix』筆者のリザルト画面

▲筆者のハードのリザルト画面。BADとMISSが多めでした。

一通り試遊を終えたタイミングで、ディレクター・プログラマーを務めるHolmoNさんがブースに現れました。

せっかくなので、ハードのプレイをお願いしたところ、ほぼパーフェクトの結果に。

『One More Mix』HolmoNさんのリザルト画面

▲リザルト画面はこちら。本人は「開発者として誰よりもプレイしているので」と謙遜していましたが、本当にすごかったです。

せっかくなので、HolmoNさんに、少しだけインタビューさせていただきました。

──特に、どの部分にこだわって開発されていますか?

HolmoNさん:

僕自身がガチの音ゲーマーなので、判定周りだったりとか、操作のフィーリングにこだわっています。

──プレイ中に画面が華やかになることがありますが、あの演出の発生条件を教えてください。

『One More Mix』華やかな演出

▲条件を満たすと、画面が華やかになる演出があります。発生するとテンションが上がります。

HolmoNさん:

試遊版では、30コンボに1回発生するようになっています。

製品版ではもう少し発生条件を調整し、ゲージのような視覚的にわかりやすいシステムを導入予定です。また、演出が発生するとボーナスを得られるような形にできればと考えています。

──インタビューと、素敵なプレイをありがとうございました。

現在、『One More Mix』は、鋭意開発中。今後のアップデートにも期待が高まります。音ゲー好きな方は、要チェケラ!ですね。

▶『One More Mix』公式Xはこちら

『鋼の戦騎 ARMIS』(IGL)

物語が熱い群像劇ローグライトSTG

IGLブース

『鋼の戦騎 ARMIS』は、戦場を生き抜くローグライトシューティングゲームです。プレイヤーは反乱軍の一員と、ロボット「ARMIS」のパイロットを操り、敵と戦います。

ちなみに、ARMISとは、「Advanced Robotic Mechanized Interceptor System」の頭文字を取った名称です。

▲鋼の戦騎ARMIS - Introduction Trailer

まずはパイロットとARMISを選びます。今回は試遊版なので選択肢は少なめですが、製品版では個性的なパイロットやARMISが多数登場します。

『鋼の戦騎 ARMIS』ゲオルク

▲パイロットのゲオルク。両目の傷と髭が特徴的です。

『鋼の戦騎 ARMIS』CANIS R
『鋼の戦騎 ARMIS』SPADA :Claymore

▲ARMISは「CANIS R」と「SPADA :Claymore」の2つから選べました。それぞれ武器が異なります。

いざ出撃。いわゆるヴァンサバライク(敵の大群を倒しながら成長していくローグライト系シューティング)なゲーム性で、大量に迫りくる敵を蹴散らす爽快感を味わえます。操作はマウスだけなのでシンプルです。

敵を倒し、経験値を得てレベルが上がったときに、ランダムで現れるパワーアップ装備を選択することで、ARMISを自分好みに強化できます。

『鋼の戦騎 ARMIS』武器選択画面

▲レベルが上がると選択できる武器は……

『鋼の戦騎 ARMIS』ARMISの武器

▲攻撃性能を高めるものや、自身を強化するものなど、さまざまです。毎回違ったゲーム体験を楽しめます。

『鋼の戦騎 ARMIS』戦闘画面

▲担当者の方によると、シールドが結構便利だそうです。

プレイ中にシームレスに縦型シューティングモードへ移行する場面もあるとのことで、異なるプレイフィールが融合した新しい体験を楽しめます。

『鋼の戦騎 ARMIS』縦スクロールシューティングモード

▲異なる2つのゲーム性を、1つの作品で楽しめるのも魅力的です。

本作の魅力の1つは、まるで往年の熱いロボットアニメを見ているかのような物語です。戦闘中のキャラクター同士の掛け合いに注目です。

全5章で構成されたストーリーには、それぞれ異なる主人公が登場します。

『鋼の戦騎 ARMIS』掛け合い

▲名前が明かされていない、右側の女性が気になります。

『鋼の戦騎 ARMIS』シール

▲Steamのウィッシュリストに登録した際にもらえるステッカーにも、熱いセリフが並んでいます。

『鋼の戦騎 ARMIS』は、2025年にSteamからリリース予定です。メカ好きの方や、熱血ロボットアニメが好きな方は要チェックですね。

Steamで詳細を見る

『ダンジョンアーティファクト』(ExertionGame)

カード選択が運命を決めるローグライクデッキ構築型ゲーム

ExertionGameブース

ExertionGameブースでは、『ダンジョンアーティファクト』と『Echoes of Metal: 学園防衛線』が展示されていました。今回は、筆者がデジゲー博を取材した際に試遊の機会を逃していた『ダンジョンアーティファクト』をプレイすることに。

▲ダンジョンアーティファクト PV

『ダンジョンアーティファクト』は、デッキ構築とローグライク要素が融合した奥深いゲームプレイが魅力の作品です。

プレイヤーは、ダンジョン内でカードを獲得したり削除したりしながらデッキを強化して、敵と戦います。

登場するカードは300種類以上。カードの組み合わせ次第で無限の戦略が広がります。

『ダンジョンアーティファクト』カード選択画面

▲ダンジョンを進めながら、デッキを強化して戦います。

『ダンジョンアーティファクト』敵の攻撃

▲敵もカードを使って攻撃してきます。

ゲーム開始時に、「リディア」「スミルナ」の2人のキャラクターから1人を選択できます。それぞれ入手できるカードが違うので、異なる戦略でプレイすることができます。

『ダンジョンアーティファクト』リディア

▲攻撃に特化したリディアと……

『ダンジョンアーティファクト』スミルナ

▲戦略重視のスミルナ。どちらも超かわいい。

カード同士の組み合わせ、プレイヤーと敵の位置関係や残りHPなどなど、考えながらカードを使うのが面白いです。

特に、頭で描いていたコンボが決まったときの爽快感がたまりません。

『ダンジョンアーティファクト』敵の攻撃範囲

▲次のターンの、敵の攻撃力や攻撃範囲も考慮しながら戦います。

多くのカードは使用すると即座に効果が発動しますが、中には所持しているだけで効果を発揮するカードや、相手のターンに使えるカードもあります。デッキが少しずつ強くなっていくのも楽しいですね。

そんな『ダンジョンアーティファクト』は、Steamにてリリースされています。カードゲームが好きな方に、ぜひおすすめしたい作品です。

Steamで詳細を見る

『じゃんつの -Janken Horn-』(ホロライブプロダクション "holo Indie")

シンプルで奥が深いじゃんけんバトル

『じゃんつの -Janken Horn-』タイトル画面

holo Indieブースでは、リリースされているさまざまなゲームタイトルを遊ぶことができました。

今回は、ホロライブ4期生の角巻わためさんがメインキャラクターの、カードを使ったじゃんけんゲーム『じゃんつの -Janken Horn-(以下、じゃんつの)』を試遊しました。

▲【holo Indie】じゃんつの -Janken Horn- Trailer

操作もルールもシンプル。じゃんけんの結果に応じて、得点カードを獲得できます。

勝ったときに獲得できる「得点ホーン」を10点以上集めたプレイヤーの勝利となります。

勝ち勝った手に対応した、フィールド上の得点カードを獲得します。
負け得点ホーンを獲得できません。
あいこどちらも得点ホーンを獲得できません。
ただし、フィールド上の得点カードは、次のターンに持ち越されます。

ただ勝つだけでなく、なるべく多くの得点を得ることを考えて手を決めると良いでしょう。ただし、それは相手も同じなので、駆け引きが発生します。

『じゃんつの』フィールド

▲例えば、この場合はグーで勝てば2点、チョキで勝てば1点、パーで勝てば5点獲得できます。できれば、パーを出して勝ちたいところ……。

『じゃんつの』あいこ

▲あいこになった場合、次のターンは得点ホーンを2枚獲得できます。より熱い駆け引きが生まれますね。

じゃんけんバトルをさらに面白くするのが、対戦中に1度だけ使える「わためぇナイトフィーバーカード」です。使用したターンのみ、2倍の得点を獲得できます

5点以上の得点カードを獲得できるタイミングで使えば、一気に勝利できる可能性があります。

『じゃんつの』わためぇナイトフィーバー

▲わためぇナイトフィーバー(わためぇ Night Fever!!)は角巻わためさんの歌枠の名称です。

CPUと戦う「勝ち抜きチャレンジ」モードでは、勝つとホーンを獲得できます。

「ホーン交換所」で集めたホーンをホロライブタレントと交換すると、好きなタレントでプレイ可能です。

『じゃんつの』ホロライブタレント

▲さくらみこさんや、星街すいせいさんなど、総勢20名が登場します。

『じゃんつの』は現在Steamにて配信中。2人対戦や3人対戦もできるので、ぜひお友達と一緒にプレイしてみてください。

▶『じゃんつの』の詳細はこちら

『ビビッド・ビート・スプライト』(株式会社マトリックス)

色鮮やかなハイスピード・パズルアクション

株式会社マトリックスブース

『ビビッド・ビート・スプライト』は、爽快感がクセになるスピード感のあるパズルアクションゲーム

▲『ビビッド・ビート・スプライト』紹介映像

形の合ったプレートを素早く繋げて、敵を倒していくシンプルなルールです。

プレートの形は丸・三角・四角の3種類で、対応する形を素早く選んでいきます。例えば、後ろが三角のプレートをタップしたら、次は先っぽが三角のプレートをタップするようなイメージです。

『ビビッド・ビート・スプライト』プレート

▲プレートは5枚ずつ表示されます。

1ターンの制限時間は5秒と短め。プレートを1枚タップすると、カウントダウンが始まります。最初に表示された5枚のプレートの選択はじっくり考えられますが、1枚タップした後はテンポ良くカードを選ぶ必要があります。

プレートの繋がりを考えながらテンポよくタップしていくのが醍醐味。筆者は、「丸!三角!三角!四角!」のように、声を出しながらプレイしていました。

『ビビッド・ビート・スプライト』ステージクリア

▲ステージをクリアすると、スプライト(敵)が手に入ることがあります。キャラクターがかわいい。

ステージを進めると、色のついたプレートが登場。色つきのプレートにはタイプ効果があり、プレートを繋げると自動で発動します。

さらに、そのターンの最初の1枚に選んだプレートはスタートボーナスとして、より強力な効果を発揮します。

『ビビッド・ビート・スプライト』色つきカードの効果

▲「赤は攻撃UP」「青は防御UP」など、色によって効果が異なります。

特に重要だと思われるのは、時間を回復する黄色のプレートです。制限時間を延長できるので、その分より多くのプレートをタップできます。

また、ステージを進めていくとさまざまなギミックも登場します。

『ビビッド・ビート・スプライト』ギミック

▲このギミックは、指定したプレートを使えなくする効果です。4枚だけで繋がないといけないので、難易度が上がります。

筆者は最大10枚までしか繋げられませんでしたが、上手い人は20枚以上繋げられるそうです。

鮮やかな色彩とノリノリな音楽も特徴的な、『ビビッドビートスプライト』は、2025年春にリリース予定です。

▶『ビビッドビートスプライト』の詳細はこちら

『狐のかえり道』(ビサイド)

ちょっぴりセクシーな狐巫女の舞に紛れる嘘を見極める

ビサイドブース

『狐のかえり道』は、狐巫女の舞の真偽を見極めるアドベンチャーゲーム。異世界に迷い込んだプレイヤーは、元の世界に帰るために、狐巫女の儀式を見届けます。

ゲームのルールは非常にシンプル。「物の怪」たちの異変に惑わされずに、舞が本物か偽物かを見極めるだけです。

▲『狐のかえり道』公式PV ボイスVer.【狐巫女(CV: 内田真礼)】

最初に本物の舞を見せてもらえるので、目に焼き付けましょう。その後、儀式が行われるので、真偽を見極めます。8回連続で正解すればクリアとなります。

『狐のかえり道』お手本

▲こちらは本物の舞。狐巫女があまりにもかわいすぎる。内田真礼さんのボイスも大好きです。

いよいよ儀式に挑戦。「物の怪」は巫女に化けている場合もあれば、舞台や空に化けていることもあるようです。

しっかりと見極めるためにも、拡大縮小しつつさまざまなアングルから舞を見ることが重要です。

儀式中は画面右上にお手本が表示されるので、比べながら間違いを探せるのが良いですね。

『狐のかえり道』儀式

▲服装はお手本と同じっぽい。でも何かが足りないような……。

偽物を見破る際は、「どの部分が異なるのか?」も正しく指し示さないと、失敗になってしまうので気をつけましょう。

『狐のかえり道』儀式(耳がない)

▲お手本より少し色っぽい気がする……?

『狐のかえり道』セリフ(セーラー服)

▲正解時、不正解時のコメントもかわいいので必見です。

筆者は何度か間違えてしまったものの、試遊時間ギリギリでなんとかクリア。

クリア後は「物の怪図鑑」が表示されます。遭遇回数と正解回数だけでなく、「物の怪」を見破った瞬間のスクリーンショットも保存されるため、後からじっくり見返すことも可能です。

『狐のかえり道』物の怪図鑑

▲こんなに素晴らしい機能があるとは……「物の怪」を見破るときのアングルにもこだわりたくなっちゃいますね。

『狐のかえり道』は、PCとSwitchで発売中です。

……「えっ?終わり?もっと狐巫女の写真が見たい!」という声が聞こえてきそうですが、筆者は「物の怪」の色香に惑わされていたので、あまり写真を撮れていませんでした。

気になった方は、ぜひ自身の目で確かめていただければと思います。

▶『狐のかえり道』の詳細はこちら

東京ゲームダンジョングッズ販売所(道具屋)

オシャレな公式グッズを買える

東京ゲームダンジョングッズ販売所(道具屋)ブース

最後に、東京ゲームダンジョンの公式グッズを購入できる東京ゲームダンジョングッズ販売所(道具屋)をご紹介します。

販売されているのはトートバッグやステッカー、アクキーなどなど。かわいいグッズがもりだくさんで、終始賑わっていました。

東京ゲームダンジョングッズ販売所(道具屋)商品

▲特にトートバッグは人気が高く、多くの来場者が手に取っていました。

東京ゲームダンジョングッズ販売所(道具屋)グッズ一覧
東京ゲームダンジョングッズ販売所(道具屋)グッズ一覧

▲グッズ一覧。キャラクターのTシャツは、新商品です。

筆者も、ペリーヌがデザインされたダークグレーのTシャツを購入しました。せっかくなので、次回の東京ゲームダンジョンの取材時に着て行こうと思います。

東京ゲームダンジョン8は、2025年5月4日に開催予定。どんな素敵なゲームに出会えるのか、今から楽しみです!

その他の新作ゲームもチェック!

GameWith編集者情報

むーこのプロフィール
むーこ
小学生のときにゲームボーイを買ってもらったことをきっかけでゲーム好きになる。
「ポケットモンスター」シリーズや「パワプロクンポケット」シリーズ、「逆転裁判」シリーズが好き。

特にハマっているスマホゲームは『ポコロンダンジョンズ』で、8年間プレイし続けている。
休日は、『ポケモンGO』のために、いつもどこかを歩きまわっている。

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