大塚角満のゲーム漫遊記 第24回「どこまでもニーアだった」

大塚角満のゲーム漫遊記 第24回「どこまでもニーアだった」

最終更新 : GameWith編集部

角満のゲー漫 第24回!スクエニ期待の新作『ニーア リィンカーネーション』を紹介!サービス開始前のベータテストで掴んだアプリ版『ニーア』の手応えを興奮と共にお伝えしてくれます。

大塚角満のゲーム漫遊記

総評!「ココ」が凄かった!

あの『ニーア』シリーズがアプリになって帰ってくる! その“らしさ”と独特な雰囲気は健在で、今後のアプリ界を牽引する可能性を秘めている!

映像度
★★★★★(5)
絵画を思わせるグラフィックの美しさは、現在のゲームアプリの中でダントツのクオリティー。
音楽度
★★★★★(5)
『ニーア』シリーズと言えば音楽のすばらしさも出色なのだが、この『リィンカーネーション』もヤバい。数年ぶりに消音モードを解除してゲームを遊んでしまいましたw
待ち遠しい度
★★★★★(5)
とにかくいまは、本サービスの開始を待ち続けるのみ!! 1日も早く本編で遊んでみたいよ!!

今後のアプリの台風の目!

そのアプリに触れた瞬間に発生した、偽らざる俺の感想。

「まったく全貌は見えんけど……『ニーア』であることはよくわかった!!」

こいつはまた、とんでもないゲームが来てしまったなぁ……(遠い目)。

NieR Re[in]carnationの画像

この記事が公開されるころには終わっているのだが、7月29日~8月5日までの1週間、スクウェア・エニックスが開発中のアプリ『NieR Re[in]carnation(ニーア リィンカーネーション)』のクローズドβテストが実施された。

全20000名が参加する大規模なもので、ここから吸い上げたユーザーの意見を、遠くない未来にサービスインするであろうゲーム本編に反映させる狙いだ。

このβテスト募集が開始になったとき、我が事務所は壮絶な騒ぎとなった。

というのも、俺、そして同僚のひとりがともに『ニーア レプリカント/ゲシュタルト』の時代から(もっと言うと『ドラッグオンドラグーン』から)シリーズの大ファンで、『ニーア リィンカーネーション』についても第1報が出たときから、

「絶対にやる!! ほかのゲームをすべて止めてでも遊び尽くす!!!」

と、べつにほかのゲームはやめなくていいんだけど……と思いながらも、それくらい大仰に色めき立ってしまったのである。なのでβテストについても、

「こんなに『ニーア』を愛しているんだから……絶対に当選するはず!><」

と、根拠のない自信に押されて応募をしたんだけど……結果は、俺だけ当選するという天国と地獄^^;

「なんでキサマだけ受かるんや!!!(怒) わしのほうが『ニーア』のこと好きなのにぃぃいいい!!!(泣)」

と、怒ったり泣いたりで忙しい同僚を後目に、俺はホクホクと『ニーア リィンカーネーション』のテストプレイに突入していったのであったw

これは、動く絵画だ

さて、今回のレビューはあくまでもクローズドβテストを遊んだうえでのものなので、あまり細かく突っ込むようなヤボな真似はしない。

ファンの誰もが気になる、ヨコオタロウ節全開と思われる世界観やストーリーについても、公式発表されているもの以外は書かないのが礼儀だと思う。

……と言っても、

NieR Re[in]carnationの画像
NieR Re[in]carnationの画像

要所要所で出てくる会話や物語、伏字だらけで何が何だかわからないので、そこまで配慮する必要も感じなかったけどww

本編からプレイを始める多くの人にキチンとイチから楽しんでもらうため、開発サイドでも可能な限りネタバレを封じようとするこの覚悟……。

もう、素晴らしいとしか言いようがない。

物語性を重視するタイトルは、そうでなくっちゃな!

書ける範囲で書くと、『ニーア リィンカーネーション』の主人公は、ゲームの舞台となる“檻(ケージ)”に倒れていた“白い少女”である。

NieR Re[in]carnationの画像

脚に巻かれた包帯や佇まいが『ニーア』に出てきたあのキャラを髣髴とさせるものがあるが……現時点では、この少女が何者なのかはよくわからない。

ひとまず立ち上がって、つねに付き従う“ママ”と名乗る不思議な生き物(これまた過去の名物キャラを想起させる)とともに、檻を登っていくことになる。

NieR Re[in]carnationの画像

それにしても……。

このゲームの、美しさたるやどうだ……。

NieR Re[in]carnationの画像

当連載でPS4の『ゴースト・オブ・ツシマ』のことを“史上もっとも美しいゲーム”と書いたけど、その写実的な表現とは対極にある絵画的な究極美が、『ニーア リィンカーネーション』には確かにある。

決して多くの色を使っているわけではないのに、光の加減や表現方法、陰影、カメラのアングル等々で、ここまで色彩豊かに見せることができるとは……。

檻に漂う乾いた空気と埃の匂いまで漂ってきそうな、思わずため息が出てしまう美しさであるよ。

その景色があまりにもキレイで感激したので、じつは……

すでに300枚ほどスクショを撮ってしまったという^^;

NieR Re[in]carnationの画像

物語の進行とはぜんぜん関係ないし、ましてや記事で使うわけでもないのに、こんなに撮影してどうすんだ俺!!

いやでも、あまりにも美しいからついつい場面を切り取りたくなっちゃうんだよ!!><

と、遊びながら自問自答している(苦笑)。グラフィックが美しすぎて、おじさんに葛藤が生まれてしまったじゃねえか。

待ち遠しすぎる!

そんな景色を堪能しながら進んでいくと、やがて白い少女は“黒いカカシ”に出会う。

NieR Re[in]carnationの画像

ママに促されるままこのカカシに触れると、武器に埋められていた記憶(ウェポンストーリー)が始まり、

NieR Re[in]carnationの画像

それに即したバトルを行う。

NieR Re[in]carnationの画像

このくり返しにより世界観の輪郭が見えてきて、同時にウェポンストーリーの登場人物をゲット→パーティー編成→育成……などの要素に発展していく。

大まかなゲームの流れは、こんな感じのようだ。

ちなみにウェポンストーリーは、その物語に出てくる人物で戦闘を行うが、檻を上る途中に出てくる黒いバリケードとの戦いでは、プレイヤーが編成したパーティーで戦うことに。

NieR Re[in]carnationの画像
NieR Re[in]carnationの画像
NieR Re[in]carnationの画像

戦闘は基本的にオートで進行する。その間、キャラスキルや武器スキルが溜まっていくので、いいタイミングを見計らって任意で発動!!

NieR Re[in]carnationの画像

派手なエフェクトとキレのいいアクションが入り乱れるスピーディーな戦闘は、このゲームの大きなウリになりそうだ。

なお、パーティーメンバーは、武器やキャラクターをゲットできるガチャでも入手可能だ。

NieR Re[in]carnationの画像

特定の武器では、それに紐づいたキャラもいっしょに手に入るので、ガチャはかな~り白熱することになりそうである。

NieR Re[in]carnationの画像

こんな感じで駆け足だったが、今年の台風の目になりそうなアプリ『ニーア リィンカーネーション』をざっと紹介してみた。

まだクローズドβテストなので点数を付けるのもアレなんだけど、現時点でもとてつもない完成度にあることはわかったので、あえていくつかの点を採点してみた。

角満さんの画像
大塚角満
(おおつかかどまん)
20年以上にわたりファミ通で記者、編集長などを務めつつ、自ら著者としてゲームプレイ日記の単行本、『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズなどを上梓。ベストセラーとなる。2019年より独立し、パズドラのストーリーダンジョンのシナリオ担当を務めるなど、活動の幅を広げている。

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