2015年も残りわずか。先日GooglePlayとAppstoreが2015年のベストゲームを相次いで発表したばかりだ。
そんな年の瀬ムードということで「日本一新作ゲームを遊んでいる、かもしれない」の奥田総帥が、今年リリースされた注目ゲームをさっくりまとめていく。
今回は上半期にリリースされたゲームをフィーチャー。
2015年 1〜2月
「大物」が相次いで登場!
2015年の始まりを告げる1月〜2月は、2015年のゲームアプリの盛り上がりを予感するような新作が相次いだ。
まずは、世界でも最強クラスのIPといっていかもしれない「ドラゴンボール」の本格アプリ「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」が登場。
パズドラの熱狂冷めやらぬなか、タッチベースのパズル要素を持ったRPGとしてリリースされた同作。
またたくまにランキングを駆け上がり、今のなお上位の常連となっている。
次に登場したのは、ゲームのクリエイティブ界では知らぬ者のいない吉田明彦氏、崎元仁氏が参加したRTS「リトルノア」。
透明感のあるファンタジー世界が、高品質なグラフィックとサウンドで再現された同作。
最初にDLしたときに、その圧倒的な世界観に驚いたユーザーも多かったことだろう。
そのほかにも、人気の根強い「城とドラゴン」「ぼくとドラゴン」がリリースされた月でもある。
ドラゴン尽くしだった時期。と言うこともできそうだ。
2015年 3〜4月
スマホゲームのクオリティは、さらに高みへ
スマホゲームのクオリティが、どんどん進歩していることは周知の事実。この時期は、それを実感させてくれるアプリが登場した。
まずはSEGAから登場した「オルタンシア・サーガ」。
フルアニメーションのOPから始まる同作は、統一感のあるキャライラストにフルボイスで進行するストーリーパート、重厚な世界観と圧巻の出来。
ゲームも、カジュアルなバトルを脱した、本格的な戦略性を持っていた。
もう一本、3Dゲームの領域では「バトルガール ハイスクール」がコロプラからリリース。
学園内まで作り込まれた3D部分のボリュームは、当時の日本のスマホゲームのなかでは白眉といえるだろう。
またこの時期は、モンストのヒットを受けて「キン肉マン マッスルショット」「三国大戦スマッシュ」など引っ張りアクション系がよくリリースされた時期でもある。
2015年 5〜6月
「ドラクエ」「FF」!スクエニフィーバー
上半期の最後を飾るこの時期は、「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」の新作に沸いた。
まずは「ドラゴンクエストどこでもモンパレ」が登場。
すでにブラウザゲームで人気を博していた同作。
いきいき動き回るモンスターたちがスマホでも再現されていた。
そしてもう一本「MOBIUS FINAL FANTASY」がリリースされたのもこの時期だ。
コンソールゲームと見紛うほどの高精細な3Dグラフィックは、今のストアでも目立つ存在。
ゲーム性も、片手・縦持ちという手軽さを持ちながら、しっかりバトルの戦略も兼ね備えた新しさを持っていた。
ほかにもSEGAの「モンギア」「エレスト」など、いまだランキングで光るアプリがリリースされている。
総括
今回は上半期にフィーチャーした。半年だけ見ても、注目作が続々リリースされていた2015年。次回は下半期だが、こちらもなかなかすごいラインナップが出ているので、乞うご期待だ。
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