魔砲をチャージしてぶっ放せ！ボクセルアート×学園モノアクション『マ砲学園』

『マ砲学園』の配信日やジャンルなどのゲーム情報をまとめています。『マ砲学園』について知りたい方はぜひご覧ください。

ゲーム概要

『マ砲学園』は、可愛いボクセルアートのような世界観とキャラクターが特徴の3Dアクション。プレイヤーは「私立魔砲学園」の新入生として、学園生活を送りながら学園内のランキング上位を目指すことになるのだが...。

▲ 攻撃をチャージし、狙いを付けたら画面から指を離すだけ。最大火力の「魔砲」は中々キモチイイ

バトルシステムは至極シンプルで、キャラクターの移動と攻撃に画面のロングタップを使用するだけ。
最初の内は攻撃と移動の動作に慣れこそが必要だが、どの武器でも基本操作は共通しているので、感覚さえ掴んでしまえばかなり直感的に遊べるアクション性となっている。

▲ 気になるあの子とも無論、生き残りを賭けて戦わなければいけない。なんて無情な学園なの...

ゲームでは「演習」と「トーナメント戦」をプレイし、Fクラスから少しずつ昇格しながら物語を進めていくのが基本的な流れ。
「演習」はザコ敵やトラップが出現するフィールドを攻略し、「トーナメント戦」ではクラスの生徒たち同士で生き残りをかけたバトルロイヤルが行われる。

▲ 武器は消耗品。バトルに役立てたいところだが、魔砲使いに似つかわしくない物騒な武器に視線が行く

学園内では自由に移動が可能。学園の生徒たちは皆個性的で、物語での登場が待ち遠しくなるようなキャラクターばかりだ。物語が進むと新しいエリアが解放されたり、生徒たちとの会話の中身も変化していく。

筆者としては会話に主人公の活躍が反映されていると、少年漫画のように“話題の新入生”的な目覚ましい活躍を頑張ってしまうところ。

RPGのようにガッツリと物語が描写されるタイトルではないが、いわゆる学園モノらしい鉄板ネタはしっかり網羅。権力を持ってそうな生徒会など、どことなくコテコテな王道展開には安心感さえ覚えるほど。

▲ 冒頭での学園長とのやり取りがとても好き。ひょっとすると本作のメインヒロインなのでは...

また、断片的に挿入されるストーリーでは、登場キャラクターたちが皆ボクセルなのに対し、愛着が湧いてしまうような個性付けがされているのも流石である。
前述した生徒会のメンバーたちは、プレイヤーの前に立ち塞がるライバル的な存在で、あの手この手でちょっかいを出してくるのだがどこか憎めない。

本作はシンプルなアクション性と、魅力的な世界をしっかり両立しており、筆者は流れるようにBクラスまで遊び込んでしまった。恐るべし『マ砲学園』。

そりす

東京都福生市生まれのゲームライターで、お酒と革靴が好物でソロキャンプが趣味のミニマリスト気質おじさん。サ終ゲームのヒロインをAIで復活させてニヤニヤしたり、国語辞典を持ち歩いて山中フラフラしたりしています。ULキャンプに傾倒しているためSNSは大体キャンプの話題が多め。

マ砲学園の情報