まもなくリリース!『メモリア』を先行プレイレビュー
2022年3月30日に配信が予定されている新作ゲームアプリ『メモリア~夢の旅人と双子の案内人~』(『メモリア』)。可愛らしいイラストと不思議な雰囲気で2021年夏の制作発表から注目を浴び、SNSを中心にリリースを待ち望む声が大きいRPGだ。
このたびGameWithでは特別に先行プレイの機会をいただいたので、本記事では『メモリア』を実際にプレイして特に面白いと感じたポイントを①ゲームシステム ②世界観 ③デザインの3点から紹介していくぞ。
① 3つのラインにユニットを配置!「頭を使う」フルオートバトル
まずは『メモリア』のメインどころであるバトルのシステムから紹介していこう。本作のバトルはフルオートで、戦いが始まってからプレイヤーが操作する要素は一切ない。たとえば味方が倒されたり敵が自陣に迫ってきたりしても、祈る気持ちで画面を見つめるしかないのだ。
そう聞くと「とりあえず強いキャラを入れておく」以外にやることがない、何も考えなくてOKなゲームだと思われるかもしれない。実は『メモリア』はその真逆で、「頭を使う」ことが鍵になるフルオートバトルなのだ。
いったいどのようなものなのか、実際の画面を見ながら解説していこう。
3つのラインで進む戦局。相手をよく見て編成を考えよう
戦場は3つのラインに分かれており、それぞれ同時にバトルが進行する。各ラインで出撃した味方ユニットが敵陣の最深部に到達し、敵のリーダーを倒せば勝利だ。
逆に自陣まで攻め込まれてこちらのリーダーが倒されてしまったり、制限時間内に敵のリーダーを倒しきれなかったりすると敗北となる。敵を先に行かせないよう、各ラインにバランス良く戦力を分散し、相手を先に行かせないことが重要になる。
ユニットの出撃タイミングを見極めよう
全ユニットが一気に出撃できるわけではないというのも大事なポイント。味方ユニットが1人出撃してから、次の味方ユニットが出撃するまでには数秒ほど時間を要する。
戦う前に相手の編成を確認することができるので、これをよく観察してこちらの編成を見直すことが重要だ。手強そうな相手と当たるポジションに同じくらい強いキャラを置けば、戦局を優位に進めることができるぞ。
逆に、強い敵がひしめくラインをあえて力押しせず、弱いラインに主力を集めて速攻でぶち抜くという電撃戦だって可能だ。
開戦前にじっくり作戦を練り、アイディアと工夫しだいで多種多様な勝ちパターンを作り上げることができるのが『メモリア』の醍醐味だと言えるだろう。
② ”記録”を観測する町に迷い込んだ、”記憶”を失った主人公!
おとぎ話のように幻想的な世界観やシナリオも、『メモリア』の魅力の一つ。主人公は、宇宙の真ん中にあるという不思議な町から、様々な”記録”の世界へ冒険に出かけていく。
宇宙の中心に浮かぶ「コーラル」
宇宙の中心に浮かぶ星に築かれた町「コーラル」。ここは、古今東西のあらゆる情報を残す『アカシック・メモリア』に接触することができる、”記録”の町だ。
そんなコーラルに、記憶を失った主人公・ユラが迷い込んだところから物語は始まる。流されるまま「探検家」という肩書きを与えられ、膨大な”記録(メモリア)”の中に潜って自分の記憶の欠片を探していく……、というのが序盤のあらすじ。
記録世界へ冒険に出かけよう
主人公が潜り込む記録世界はさまざま。魔王と勇者の伝説が残る「草原のメモリア」や多種多様な異星人が登場する「宇宙のメモリア」、人魚が息づく「海底のメモリア」など、どこも王道のファンタジー感満点でワクワクが掻き立てられる。
ガチャで手に入れた味方ユニットが後に訪れる世界でメインキャラとして登場するというケースもあり、シナリオを先に進めるのが楽しくて仕方がないぞ!
③ 絵本を思わせる、懐かしくて不思議なイラストタッチ!
世界観ともしっかり合致した、どこか絵本を思わせるデザインやイラストのタッチも『メモリア』の特徴だ。
チカチカしすぎない、優しい色づかいは見ていて疲れることがなく、いつまでもこの世界に浸っていたくなってしまう。
可愛らしいデザインのキャラクターたち
キャラクターの造型もみんな可愛らしく、会話の際には表情豊かに笑ったり渋い顔をしたりするので自然と愛着が湧いてくるぞ。
ちなみに性格のほうも穏やかな人物が多くて好印象。血なまぐさい設定やギスギスした会話に少し疲れてしまった人には、特にプレイをおすすめしたい。
まとめ
以上が、先行プレイしてみて筆者が感じた『メモリア~夢の旅人と双子の案内人~』の魅力だ。頭の体操になるゲームシステムやワクワクする世界観、幻想的なイラストのタッチがハイクオリティに結びついた良作だと言えるだろう。
そんな本作は2022年3月30日にリリースを予定している。気になる方はGameWithのリリース通知を登録の上、お待ちいただきたい。
© 2021 Dwarf Works , Inc.