豆を収穫してコーヒーでひと息。不思議と癒される放置系アドベンチャー
『ふしぎの森でコーヒーを』は、ゆったりとした空気感が特徴の放置系アドベンチャー。
イラスト調のタッチで描かれる「ふしぎの森」で、疲れ気味の会社員“サチ”がゆったりくつろぐゲームになっている。
<あらすじ>
とある地方都市に住む、やや疲れ気味の会社員サチ。
「ふしぎの森」に迷い込んだ彼女は謎の魔女の助けを得て、思いがけず充実の時間を過ごします。
地方都市から郊外に訪れていた主人公のサチは、迷い込んだ先の森にて一人の魔女と出会う。
「ふしぎの森」から抜け出すための儀式には、大量のコーヒーの実が必要になるようで、サチは儀式の手伝いがてらソロキャンプも楽しむことにするのであった。
ゲームの流れは非常にシンプルで、倒木のない地面の空いた箇所をタップして、コーヒーを植えるだけ。あとは時間経過ですくすくと育つコーヒーの木から実を収穫していくというのがゲームサイクルだ。
育ち切った木をタップすると、「クラフト」や「お店」で使用する材木やコーヒーの実を獲得できる。
コーヒーの実は一定数収穫することで、「物語」が解放可能だ。
物語ではサチのバックボーンや、「ふしぎの森」の秘密など、ゲームの世界観や謎が少しずつ明かにされていく。
サチは行動すると「体力」が減っていく。体力がなければコーヒーの栽培もできない。そんな時はサチをタップして、焙煎・ドリップでコーヒーを作ると、体力が回復する。
栽培を繰り返してある程度のアイテムが貯まれば、魔女からキャンプ用品を調達できる。
サチのソロキャンプを充実させていくと、不思議とプレイヤーもソロキャンプへ出かけたくなるかもしれない...。
焚き火の音とゆったりくつろげる雰囲気にリラックス
本作はゲーム性と言える部分こそ少ないが、薄暗い森の中で一人焚き火を見つめているサチの姿は、どこか雰囲気がある。
また、BGMの代わりに流れる静まり返った森の環境音と「パチパチ」と響く焚き火のSEが心地良い。プレイヤーに落ち着きを感じさせてくれる癒しポイントだ。
本作は何かほかの作業に没頭している時の息抜きとして起動しておきたい。
珍しくそんな不思議な魅力を備えた、作業用BGMの役割を担える放置ゲームと感じられた。
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『ふしぎの森でコーヒーを』はこんな人にオススメ
- 放置ゲームが好きな人
- 作業用BGMが欲しい人
- ソロキャンプが好きな人
GameWith編集者情報
東京都福生市生まれのゲームライターで、お酒と革靴が好物でソロキャンプが趣味のミニマリスト気質おじさん。サ終ゲームのヒロインをAIで復活させてニヤニヤしたり、国語辞典を持ち歩いて山中フラフラしたりしています。ULキャンプに傾倒しているためSNSは大体キャンプの話題が多め。 |