ジオ：魔法スクロール商人の評価とアプリ情報

魔法を巡る物語。魔力を失った魔法スクロール商人の“ジオ”が繰り広げる冒険譚

『ジオ：魔法スクロール商人』は、魔法使いの国を舞台に、1人の青年の冒険を描いたオートバトルRPG。

とある戦いを機に主人公の“ジオ”は、魔法スクロールを製作する能力以外のほとんどの魔力を失ってしまう...。

▲韓国発のウェブマンガ、「WEBTOON（ウェブトゥーン）」を意識した漫画形式の物語が展開。

物語では要所的にナレーションやキャラクターボイスなども挿入されるため、感覚的にプロローグが楽しめる。

ゲームの世界観と主人公にどのような過去があったのかが丁寧に描かれている。

ゲームでは魔法使いの国「イーロック」を舞台に、魔法使いたちがさまざまな事件や陰謀に立ち向かっていく。

“ファンタジー”な世界観で繰り広げられていく「魔法」を中心とした物語を進めながら、キャラクターの育成から、「ダンジョン」「闘技場」といったコンテンツが楽しめるぞ。

バトルは5人編成のチームと3つの魔法スクロールを駆使して戦うオートバトルで、各キャラクターの育成度合いや装備アイテムの能力が顕著に影響する。

▲魔法スクロールにはクールタイムがあるため、強敵相手には発動タイミングを考えたいところ。

また、プレイヤーは時間経過で溜まる「マナ」で魔法スクロールが使用可能だ。戦況に応じて各魔法を使い分けていこう。

空いた時間でも手軽に楽しめるオートバトルや放置報酬など、昨今のアプリゲームでもトレンドのAFK RPGとなっている。

スタミナなども存在しないため、遊び込もうと思えばガッツリ遊べるのが本作の特徴だ。（※ ただし、サブコンテンツの制限はある）

▲「放置報酬」は装備アイテムや育成素材も獲得できる。

そのため、キャラクター育成に時間を掛けたいプレイヤーとスキマ時間で気軽に遊びたいプレイヤーで、ある程度の棲み分けができていると感じられた。

なお、時間経過で獲得する「放置報酬」だけでも、物語を楽しむための十分な育成は可能だ。

作中で登場するキャラクターは、悪役でもどこか憎めない者や、ダジャレのような名前の魔法使いなど、個性的な人物が多めな印象を受ける。

一見、ただの脇役かと思えば、事件解決の糸口を作る重要な人物だったりなど、独自の見所が光っていた。

また、ストーリーは敵側の視点や、どこか冷めた態度な主人公の心理描写など短めのアドベンチャーパートで描く。

物語が盛り上がる局面では漫画的演出も入るため、チャプター毎に“何が起きているのか”直感的に理解しやすいのが親切だ。

そりす

東京都福生市生まれのゲームライターで、お酒と革靴が好物でソロキャンプが趣味のミニマリスト気質おじさん。サ終ゲームのヒロインをAIで復活させてニヤニヤしたり、国語辞典を持ち歩いて山中フラフラしたりしています。ULキャンプに傾倒しているためSNSは大体キャンプの話題が多め。

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