美少女系なのに超本格!いま注目したいイチオシタイトル『アッシュアームズ』序盤の手引き[PR]
10/25にリリースされたばかりの新作アプリ『アッシュアームズ‐灰燼(かいじん)戦線‐』。
戦車や戦闘機などの現代兵器を擬人化した少女たち「DOLLS」が活躍するシミュレーションRPGだ。
本作は、いわゆる「美少女系」タイトルでありながら、重くシリアスな世界観と、プレイヤーの戦略が試される本格的なゲーム性を両立しているのが特徴。
特にバトルは、しっかりとユニットを育成した上で、敵の特徴・味方の強みに合わせた的確な指示を出すことが勝利の鍵となる。
お手軽・サクサクが基本となりつつある美少女系ゲームへのアンチテーゼのようなタイトルとも言えるだろう。
そのため、新しく始めた方の中には、ゲームの効率的な進め方が掴めなかったり、そもそもバトルのセオリーがわからないという方も多いはず。
そこで今回の記事では、新規プレイヤーがスムーズに『アッシュアームズ』を楽しむためのコツや注目ポイントをまとめてお届けしていく。
前回の記事でもお伝えしたように、本作は素通りするにはあまりに惜しいハイクオリティなゲームである。
ユーザーからの評価も非常に高く、配信2週間にして熱狂的なファンも獲得している。
ゲームを始めたけど詰まってしまった方や、ゲームをまだプレイしていない方はぜひ、この記事をきっかけに遊んでみていただけると嬉しい。
序盤の手引き①:まずは引き直しガチャを頑張ろう
『アッシュアームズ』では、最初のチュートリアル10連ガチャを、自分の気に入った結果になるまで何度でも引き直すことができる。
この引き直しガチャ、どれくらいで終わればいいの?という疑問は、おそらくゲームを始めたばかりのプレイヤー全員が抱くものだろう。
まずは、初心者の最初の壁(?)でもある、この引き直しガチャについて攻略していこう。
結論から言うと、できれば★3(ガチャ産の最高レアリティ)ユニットが「2体以上」出るまでは粘りたいところ。
本作の引き直しガチャでは、★3ユニット1体が確定で登場し、他の9体は★1〜★3がランダムで登場する。
本作のチュートリアルガチャは制限が緩めで、ランダム枠からも★3が登場するのが嬉しい。
最高レアの複数抜きも、十分狙える範囲だ。
以下に、ざっくりとした終了基準を掲載しておこう。
【Sランク】 即終了! | ★3ユニット 3体以上 |
---|---|
【Aランク】 終了ライン | ★3ユニット 2体 ★2ユニット 1体以上 |
【Bランク】 好みのキャラがいれば | ★3ユニット 1体 ★2ユニット 3体以上 |
かく言う筆者も、15分ほど粘って★3ユニットを2体獲得。
実際に主力として大いに活躍してくれているので、時間をかけた分の見返りはあると感じた。
また、万が一キャラが被っても共通の素材に変換され、後から好きなユニットの育成アイテムに交換できるため、キャラ被りをそれほど気にしなくて済むのも嬉しいところだ。
ちなみに、本作ではどのユニットも★5まで育成でき、後述する「ポジションスキル」で戦い方をスイッチできるため、レアリティ間の性能格差は小さい。
★3、★2に関してはどのユニットでも活躍が見込めるので、手に入れるキャラ1人1人までは厳選しなくても問題ないだろう。
…とはいえ、引き直しに時間をかけすぎるのもそれはそれでオススメできない。
本作ではガチャ石にあたる結晶石の入手頻度が高く、ゲームを始めた後も毎日着実に獲得できるため、ある程度の結果で切り上げてゲームを進めるのも1つの手だ。
ガチャでの★3の出現率は5%と比較的高め。
さらにピックアップキャラ排出率も2%と高めに設定されているので、欲しいキャラの目星がついている場合は、結晶石を貯めてピックアップを待つのも悪くないだろう。
引き直しに全力をかけすぎてゲームを楽しめなければ元も子もない。
「負担にならない範囲で」を念頭に、よりよい結果を目指してほしい。
序盤の手引き②:バトルのキーポイントを押さえよう
引き直しガチャを終えたら、いよいよ本格的にゲームをプレイしていくことになる。
その中で次にどこで詰まるかと言えば、やはりバトルではないだろうか。
『アッシュアームズ』のバトルは、シミュレーションRPGらしい駆け引きや戦略性と同時に、スマホゲームでは珍しく「難しさ」も楽しむプレイ感になっている。
難しいからこそ戦術がハマった時の達成感もひとしおなのだが、そもそもバトルに馴染むまでに時間がかかってしまうという側面も否定できない。
ここからは、悩める初心者のみなさんがバトルを理解する手助けになるポイントを、いくつかご紹介していきたい。
ユニットの「向き不向き」を考えよう
ゲーム開始直後であれば、バトルの部隊はおそらくレアリティ順であったり、好みのキャラだったりで構成されているだろう。
もちろんそれ自体はまったく間違っていないのだが、部隊の中で「壁役」や「攻撃役」といった役割が分担できているかは改めて確認してほしい。
壁役とは読んで字のごとく、前線に立ち、敵の攻撃を受ける役割。ステータスで言うと、耐久(HP)や装甲(防御力)が高いユニットが適している。
反対に、攻撃役はその後ろから敵を攻撃しダメージを与える役割で、対空/対地の攻撃力や命中率、加えて攻撃の射程に優れたユニットが適任だろう。
例えば、部隊が壁役向きのユニットだらけなら火力が足りずジリ貧がちだし、攻撃役のユニットだらけなら敵の反撃ですぐに撃破されてしまうかもしれない。
戦略や育成でユニットの弱点をカバーしにくい序盤は、特に部隊のバランスを意識すべきだと言える。
またバトル中でも、壁役はきちんと最前線に、攻撃役はその後ろに位置させる動かし方を徹底しよう。
もし部隊のバランスが完璧でも、攻撃役を壁役の先に進めてしまうと本来の役割が果たせなくなってしまう。
本作では防御力と機動力が反比例する傾向にあるので、ユニットのAP(行動ポイント)が余っているからとむやみに動かせば逆効果になりがち。
ユニットの「向き不向き」を考えて、適切な編成・采配をするだけでも、勝率はグンと上がるはずだ。
ポジションスキルを切り替えてみよう
「編成煮詰められるほどキャラ持ってないし!」
…そんな声も聞こえてきそうだが、少ない手持ちユニットでも試行錯誤する余地はある。
その鍵になるシステムが、各ユニットの「ポジションスキル」だ。
ポジションスキルは、「火力型」「迎撃型」など、大まかな戦い方に合わせてユニットのバトルスキルを変化させられるシステム。
スキルのプリセット、と言えばイメージがつきやすいだろうか。
ユニットごとに所持数が異なり、レベルアップに合わせて新しく増えるケースもある。
セットしたポジションスキルに応じてステータスにも多少の補正がかかり、同じユニットでも違った運用が可能になるぞ。
「ジョブ詳細」でポジションスキルごとの特徴を確認できるので、色々と切り替えながら手になじむ編成を探してみよう。
主力ユニットのポジションスキルはくまなくチェックしてほしいところだが、特に気をつけたいのは航空機(空中ユニット)のポジションスキル。
ユニットによるが、航空機はポジションスキルを切り替えないとそもそも空中の敵に攻撃できない場合もあるので、編成したDOLLSがどのスキルをセットしているかは忘れずに確認しておきたい。
「小隊システム」について知ろう
キャラクター詳細画面の右下を見てほしい。バトル中に表示されるSDイラストと、ユニットによって異なる数字が表示されているのがわかるはずだ。
この数字はユニットの「小隊数」であり、多いユニットにも、少ないユニットにもそれぞれ長所と短所がある。
バトルのキーポイントでありながら、少し踏み込まないとわからない「小隊システム」。
ここを知ることで、ゲームの面白さと遊びやすさが格段にアップするはずだ。
まず前提として、小隊は、軽戦闘機や軽戦車といった小型ユニットだと多く、重戦車や爆撃機など大型ユニットほど少ない傾向にある。
小型ユニットが巨大な敵に立ち向かうために、数の力に頼るイメージだ。
すなわち小隊数は、基本多ければ多いほど強くなる。
単純に3vs1、あるいは2vs1になるのだから、ある意味では当然だろうか。
例えば万全の状態で軽戦車が重戦車とぶつかれば、この世界では基本的に数で勝る軽戦車が有利と捉えて問題ない。
では、小隊数が多いユニットは何が弱いのか?
こちらもきわめて当然なのだが、少なくなったら弱くなるのだ。
各ユニットは小隊数ぶんだけHPバーが用意されており、1本失うごとに弱体化していく。
要するに、ダメージを受けて小隊が減れば、戦力もその分1/2、1/3と減少していくわけだ。
反対に小隊数が1つのユニットであれば、最後まで身一つで戦うため戦力が減少することはない。
小隊が少ない大型ユニットほど耐久力も高いため、最後まで粘り強く戦い続けることができるぞ。
先ほど例に挙げた軽戦車vs重戦車のケースでも、軽戦車小隊が残り1つまで減っていれば、もちろん重戦車が勝つことだろう。
さらに深掘っていくと、ユニットの小隊数は、ダメージを与える敵の数とイコールになる。
例えて言うなら、3小隊の敵と対峙した際、3小隊の軽戦車なら全員に攻撃できるが、重戦車だと1体分にしか攻撃できないという形だ。
つまり、ザコ敵はじめ群れをなす敵との戦闘には、小隊数の多い小型ユニットが長けている。
重戦車は確かに単独だと強いが、ザコ相手だと最大で1/3しかダメージを通せなかったりするため、殲滅効率が大きく変わる。
おそらく多くのプレイヤーは「なんで★3ユニットなのに全然ダメージ入らないんだ?」と首を傾げた経験があるはずだが、そこにはこういうカラクリが隠れていたということだ。
一方で、強力なボス戦であれば、敵が単体で向かってくるため、数の力に頼らない大型ユニットが活躍することも。
多くのユニットを集めて育てて、バトルごとに編成を切り替えられるのが『アッシュアームズ』における理想の戦い方だろう。
大型ユニット・小型ユニットと活躍の場がくっきりと分かれていることがわかれば、おのずと編成の幅・遊びの幅も広がるはずだ。
序盤の手引き③:バトルの準備も綿密に
バトルのポイントでかなり尺を取ってしまったので、最後は駆け足で進めていこう。
ここでは、バトルに挑む前・挑んだ後に取り組むべき準備のしかたについて、簡単に説明していきたい。
キャラの育成は…とりあえずレベルアップでOK!
スマホRPGでバトルの準備といえば、最初に浮かぶのは育成だろう。
『アッシュアームズ』でもそれは間違いないし、むしろ難易度の関係で他作品より重要度が高いくらいだ。
じっさい、『アッシュアームズ』には非常に多くの育成方法が用意されている。
レベルアップを筆頭に、改造、突破、武装、人格…
先ほど紹介した「ポジションスキル」も、見方によっては育成の一種と取れそうだ。
が、とりあえず序盤を進めるにおいて、だいたいの育成は一旦置いておいても問題ない。
とりあえずレベルだけ上げておけば、「どうしようもない」ということはないだろう。
というのも『アッシュアームズ』では、バトルの仕組みを理解して戦略を立てることが、育成よりもさらに重要なポイントになっているからである。
レベルは、バトルや経験値素材の使用によって上げていくことができる。
手持ちの素材を使い切ってなお苦戦する相手がいれば、その時こそ他の育成を試して、かつ編成や戦略を見直してみてほしい。
…これだけではあまりアドバイスになっていなさそうなので付け加えておくと、種々の育成素材を効率よく集められる「訓練所」には毎日欠かさず挑戦してほしい。
4つの訓練を、それぞれたった1日1回行うだけでどんどん素材が貯まっていくぞ。
ある程度集まったと感じたら、「前線に立つユニットを中心に」強化してみると良いだろう。
DOLLSの「在庫」は常にチェック!小型ユニットは定期的に「生産」しておこう。
『アッシュアームズ』では、バトルでユニットが消耗しても自動で回復することはない。
人造人間たるDOLLSの「在庫」を確保して、手動で補充することによって、ふたたび万全に戦えるようになる仕組みだ。
DOLLSの在庫は、量産工場で生産できる。
時間と、素材「合金」をかければいくらでも作れる上、合金は1時間ごとに自動配給されるため、生産をサボらなければまず尽きることはないだろう。
本作にはスタミナがなく、実質的に「在庫数」によってプレイ制限がかかることになる。
(在庫がなくなれば出撃できなくなり、生産にかかる時間分はプレイできない)
要は、序盤のうちから工場を覗いてユニットを生産し続けるクセを付けておけば、ゲームを無制限に遊びまくれるぞ。
なお、在庫は小隊数が多い小型ユニットの方が消費スピードが早い傾向にある。
どんな作戦で戦うかにもよるが、基本は小型ユニットを優先して生産しておくと良いだろう。
まとめ
今回の記事では、初心者が『アッシュアームズ』を楽しむためのコツをお届けしてきた。
ここまで読んでいただけた方は、本作がいかに「一般的なスマホゲームと違うか」を汲み取っていただけたのではないだろうか。
書いた身としても、普段使わない表現や難しい説明が頻発し、難しくも面白く感じていたのが正直なところだ。
そう、この「難しくも面白い」が、『アッシュアームズ』いちばんの魅力。
ライターとしてはちょっと歯がゆいものの、文字では伝わりにくい楽しみや、やらないとわからない見どころはぜひ、頭でなく身体で体験してみてほしいと思う。
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