配信までもう間もなく!
レベルファイブ×稲船敬二氏が手がける新作を先行プレイ!
レベルファイブの日野晃博氏と、「ロックマン」などのメガヒットシリーズを手がけたcomceptの稲船敬二氏がタッグを組んだゲーム開発スタジオ「LEVEL5 comcept」。
そんな注目のスタジオが、スマホゲーム第一弾『ドラゴン&コロニーズ』を6月に配信予定だ。
GameWithでは、リリースに先駆けて先行プレイする機会を得られたので、ゲームの模様やプレイ感をご紹介していくぞ。
"おもちゃ感"と"ファンタジー"が融合!王道なのに新しい世界観!
『ドラゴン&コロニーズ』は、ガチャンコバトルRPG。
見渡す限りの空と海。キューブ型の王国「ハコロニー」にて生活が営まれている世界が物語の舞台となる。
プレイヤーは「ハコロニー」の新米王となり、親友のテリーや秘書となる少女と共に自分だけの王国を創って戦っていく。
グラフィックにもこだわりが感じられ、ストーリーシーンではキャラクターのまばたきや表情などがぬるぬる動く2Dアニメーション。
バトルやクラフトにて展開するデフォルメされた三頭身ユニットや建物などには3Dグラフィックを採用。
2Dと3Dが見事に融合し、2Dのアニメーションで物語にグッと惹き込まれつつ、3Dのグラフィックのキャラを動かしていく"ホビー感"も感じられるような世界観に仕上がっていた。
遊びやすいのに戦略性抜群!1vs1の白熱対戦バトル!
メインのバトルは他プレイヤーと1vs1で戦うリアルタイム対戦。
3分の間に、バトルフィールドの端と端に位置する自分と敵の防衛拠点を先に破壊した方が勝利となる。
事前にユニットを編成しておき、戦闘が始まるとユニット達が自動で進軍・攻撃を行っていく。
プレイヤーは時間経過でたまるエナジーを消費して「支援カード」を使い、ユニットをサポートしていこう。
基本のバトルルールは対戦ゲームではおなじみのものなので、誰でも気軽にプレイしやすいシステムになっていた。
ここからはバトルの要となる3つの要素について掘り下げていくぞ。
①ユニットとオブジェ
戦闘要員となるユニット・オブジェは兵士・巨獣・兵器の3種類。それぞれ相性があり、3すくみの関係になっている。
例えば巨獣ユニットであれば範囲攻撃ができ、兵士ユニットに対して特に強力な効果を発揮する。
逆に巨獣は、砲撃を中心としたオブジェである兵器に弱く、狙い撃ちに非常に弱い。
編成ユニットを兵士特化にするのもよし、3種を織り交ぜバランス良く配置するのもよし。どんな組み合わせが効果的かを考えて編成していこう。
②ユニットタイプ・属性
ユニットには前述した種類だけでなくタイプも存在する。
タイプは「進撃」「射撃」「飛行」「巨獣」の4つ。
地上を攻めるのが得意な進撃タイプや、遠距離攻撃ができる射撃タイプなど様々。
さらに「火・水・雷・木」の属性を持つユニットも存在する。
同じ兵士ユニットであってもタイプや属性によって攻撃方法やスキル、得意不得意が異なるので、いかにユニットそれぞれの特性を配慮して編成を組み立てられるかがカギとなるぞ。
③支援カード
バトルではプレイヤーは「支援カード」を使ってユニットのサポートをしていく。
ユニットの追加召喚や軍団の召喚、任意の場所に繰り出せる魔法発動、さらにはユニットごとのスキル発動など、徹底的にパーティを指揮することが可能だ。
「支援」と言っても、スキルや魔法攻撃の対象となるユニットをスワイプで指定したり、ユニットを召喚する場所を決めたり、プレイヤーが介入できる部分が多いのも嬉しいところ。
3分間の中で手が空くことががほとんどない、常に緊張感のあるバトルを堪能できるぞ。
戦術が一気に変わる!
「ハコ回転」で一発逆転のチャンス!
ここからは本作の一番のポイントとなる「ハコ回転」について紹介していこう。
プレイヤーの王国でもあり、戦場でもある、ハコロニーは正方形キューブの形をしており、面ごとにそれぞれ異なる機能を持つ。
紋章面は、バトル時に敵のハコロニーと合体するための面。
王都面は、紋章面の反対に位置する面。宝物庫や王城強化といった国政機能が集約されている。(バトルでは使用しない)
その他の4面が国土面となり、バトルで戦うユニットを配置したり国を強化する施設を建設したり自由に国づくりが可能だ。
バトルではこの4面のどれか1つが戦場となり、「ハコ回転」によってバトル面を切り替えることができるのだ。
国土面は各面3×3のマスで成り立っており、配置するユニットや施設など面ごとに全く異なる戦略を立てられるのがポイント。
1面は巨獣を配置、もう1面は兵士特化型、もう1面は生産面など、それぞれの面をどう設計していくかが最もプレイヤーの腕が試される部分だろう。
バトル開始時に、まず最初に戦場となる面を決められるのだが、バトル中支援カード「ハコ回転」を使用することで、戦う面を変更可能。
フリックでハコロニーを回転させられ、ステージにしたい面を自由に決められるぞ。
また、自分の拠点に敵が攻め入ってきている状況で「ハコ回転」を行うと中間地点まで強制的に敵ユニットを押し戻せるので、体制を整えるなんて戦法も可能だ。
いつ、どのタイミングで、どのステージに変更するか。「ハコ回転」でガラッと戦局が変わるのが本作の醍醐味であり面白いポイントだ。相手の裏をかいて一気に大逆転できたときはとにかく爽快だぞ。
畑仕事から国政まで!
自由に王国づくりを楽しめる!
バトル以外にも「ハコロニー」では自由な「ハコライフ」を堪能できる。
ユニットやオブジェ、支援カードを強化する施設を建設できるのはもちろん、畑で食料や資源を生産したり、水辺のある地形から魚を獲ることも出来るぞ。
施設や生産した資源でユニットやオブジェを強化していこう。
また、川などの地形は、バトル時にユニットの移動速度が遅くなるなどのギミックにもなるので、どこにどんな地形を配置するのかも戦略の一つとなる。
ハコロニーに配置するユニットについても、戦闘要員であるユニット以外にも生産特化型ユニットが存在。
決められたマスの中でバトル向きのユニットを配置するのか、生活特化型のユニットを配置するのか自分の戦略に合わせて決めていこう。
この他にも、「にぎやかし」という装飾アイテムも置けるので、自分好みの王国にカスタマイズしていくのも楽しそうだ。
まとめ
ここまで『ドラゴン&コロニーズ』の先行プレイレポートをご紹介してきた。
実際にプレイして感じたのは、対戦ゲームとして王道ルールの中に「ハコロニー」を活用した独自のシステムが加わり、遊びやすさと戦略性が両立した作品に仕上がっていた。
特に、手持ちのユニット・地形を一転出来る「ハコ回転」は、今までにない斬新なシステムでワクワクしながら遊ぶことができたぞ。
スワイプしてキューブを回していく、という操作感も気持ち良いので、対戦ゲーム好きの方もそうでない方もぜひ一度体験してみて欲しい。
リリースは6月を予定しており、皆さんが実際にプレイ出来るまであとわずかだ。配信を楽しみに待とう。
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