

インディゲーム100選!
魔法図書館を“整理”する快感 異色のお片付けシミュレーター
ArtRisingが開発・発売した『司書のお仕事:魔導図書館を片付けろ!』は、ファンタジー世界を舞台にした一人称視点のお片付け体験シミュレーターだ。

物語は、悪ふざけが大好きな妖精たちによって、美しい図書室が見る影もなく散らかされてしまったところから幕を開ける。プレイヤーは司書として、床などに散乱した全3072冊の本を、本来あるべき本棚へ戻すまで外出を禁じられるという、少し理不尽ながらも楽しい戦いへ挑むことになる。
本を分類していく“知的パズル”の面白さ

基本となる操作は、広大な館内を歩き回りながら床に落ちている本を拾い上げ、背表紙のデザインやタイトルから内容を推理し、正しい棚へ収めていくというものだ。
蔵書のジャンルは、破壊魔法や恋愛小説、異世界紀行など実に幅広い。それぞれ決められた場所へ整理していく必要があり、単純な作業に見えて意外なほど頭を使う。

一見すると途方もない単純作業のようだが、この仕分け作業にはパズルを解き明かしていくような知的な面白さがたっぷり詰まっている。

さらに、一冊一冊の本のタイトルが非常に個性的なのも魅力だ。真面目な学術書に混じって、どこかで見たようなネットミームを彷彿とさせるジョーク本や、思わず吹き出してしまう題名の書物が登場するため、「次はどんな本が見つかるのか」と自然にワクワクさせられる。
魔法アビリティで作業効率が激変

本の片付けを進めていくと、プレイヤーは便利な術を習得できる。
「シリーズ作品をまとめて手元に呼び寄せる」「持っている本を自動で棚に戻す」といった魔法アビリティが順次解放され、作業効率はどんどん向上していく設計だ。
これらの能力が解禁されることで、本の整理は単なる地道な肉体労働から、「いかに素早く効率的に目標を達成するか」を考える戦略的なリソース管理へと変化していく。
どのスキルを優先して成長させるか、どの順番で館内を回るかを考える過程には、しっかりとゲームらしい戦略性がある。作業ゲームでありながら、効率化を突き詰める楽しさが用意されている点は非常にユニークだ。
その一方で、あえて便利な魔法を封印し、自分自身の記憶力と足だけを頼りにコツコツ整理していく遊び方も可能である。プレイヤーごとに異なるスタイルで楽しめる自由度の高さも、本作の大きな魅力と言えるだろう。
散らかった図書館が蘇る達成感

本作最大の魅力は、やはり図書館が少しずつ秩序を取り戻していく過程にある。
最初は足の踏み場もなかった図書室が、作業を進めるごとに徐々に片付き、乱雑に積まれていた書物が整然と並び始める。その光景には、強烈な達成感と満足感がある。
無秩序だった空間が、自分の手によって完璧な秩序を取り戻していく感覚は、“整理整頓好き”にはたまらないはずだ。
魔法を駆使して爽快に片付けを進めるもよし、静かな空間で一冊一冊の本とじっくり向き合うもよし。本作は、日常の喧騒から離れ、自分だけの整然とした聖域を作り上げる喜びを味わわせてくれる一本である。
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発売日など基本情報
| 発売日 |
2026年4月30日 |
|---|---|
| 会社 |
ArtRising |
| ジャンル | シミュレーション |
| 対応ハード | PC |
| タグ | |
| 価格 |
PC : 636円(税抜)
|
| 最大プレイ人数 |
1人
|
| 公式X |
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