

インディゲーム100選!
樹海を舞台にしたSFサスペンス
中国のインディーゲーム開発者・致意が手がけた『樹海迷路』は、富士山麓に広がる青木ヶ原樹海を舞台とするSFサスペンスのビジュアルノベルゲームである。前作『神無迷路』で高い評価を得た制作陣が再び集結し、往年のサウンドノベルを思わせる緊張感を継承しつつ、現代的で洗練された演出によって、不可思議な物語世界へとプレイヤーを引き込んでいく。
消えた恋人と「樹海館」の謎

主人公の波立良志は、人気VTuberとして活動する恋人・霜月時雨に同行し、Vlog撮影のため樹海へと足を踏み入れる。当初は穏やかな撮影旅行となるはずだったが、猛烈な台風の接近によって視界は閉ざされ、霧雨に包まれた森の中で時雨は忽然と姿を消してしまう。

やがて良志自身も、奇妙な精神病棟「樹海館」へと導かれる。そこには、来世や死後の世界を研究すると称する謎の機関と、狂気とも真実とも判別のつかない言葉を語る人々、そして不可解な殺人事件が待ち受けていた。
分岐を可視化するシステムと次元切り替え

本作で特筆すべきは、物語の複雑な分岐を視覚的に把握できる「フローチャートシステム」の完成度である。プレイヤーは自らの選択によって変化する運命を俯瞰し、複数の結末へ至る手がかりを探る過程そのものを楽しめる。
さらに物語が進行すると、「次元切り替え機能」が解放される。これは記憶や現実が異なる複数の次元(並行ルート)を行き来しながら、探索や救出イベントを進める仕組みだ。過去の出来事が現在の決断に干渉し、点と点が線で結ばれていく展開は、知的好奇心を強く刺激する。
演出と体験が生む深い没入感

映画的な質感で描かれるビジュアル表現と、キャラクターたちの繊細かつ豊かな表情の変化は、物語への没入感を一層高めている。全編日本語フルボイスによる演技は、登場人物それぞれの葛藤や恐怖をリアルに伝え、プレイヤーの感情を揺さぶる。
また、メインストーリーとは別に、自由に樹海を歩き回り、その幻想的な景色を記録できる「樹海フォトモード」も搭載されている。美しい風景を眺めたり、野鳥を撮影したりと、張り詰めた物語の合間に静かな時間を味わえる点も印象的だ。

プレイヤーは良志の視点を通して、愛する人を救うために過酷なループと絶望的な選択に立ち向かう。その果てに辿り着く真実と結末は、言葉にしがたい余韻と感動をもたらすだろう。
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発売日など基本情報
| 発売日 |
2026年1月21日 |
|---|---|
| 会社 |
致意 |
| ジャンル | アドベンチャー |
| 対応ハード | PC |
| タグ | |
| 価格 |
PC : 727円(税抜)
|
| 最大プレイ人数 |
1人
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