
龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties
2026年2月12日 発売予定
各ストアで詳細をチェック!
いかにして東城会の「峯義孝」は誕生したのか。『龍が如く3外伝 Dark Ties』は闇をテーマにした作品!

2026年2月12日(木)に発売予定の『龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties』は、『龍が如く3』のリメイク作『龍が如く 極3』と完全オリジナルのストーリーが展開する『龍が如く3外伝 Dark Ties』の2つを1本に収録した作品。
異なる2つの生き様が交わり、互いの作品がそれぞれの物語をさらに重厚なものにしているので、両方セットで遊んでほしいという意図も感じられる。

今回、2つの作品を先行でプレイする機会を得たので、本記事では『龍が如く3外伝 Dark Ties』のレビューをしていく。
本作自体のネタバレには配慮しているが、説明の過程で『龍が如く3』の多少のネタバレがある点には留意いただきたい。

目次

龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties
2026年2月12日 発売予定
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どちらを先に遊ぶべき?ボリュームは?

先ほど2つの作品が1本に収録されているとお話ししたが、どちらの作品からでも遊べるようになっている。
しかし、『龍が如く3外伝 Dark Ties』を始めようとすると、エンディングには『龍が如く 極3』のストーリーの結末に関わるシーン描写が含まれているとの注意喚起が出る。
峯の存在自体が作品の核心に繋がるようなところもあるので、やはり『龍が如く 極3』をクリアしてから遊ぶのが無難だろう。私のように過去に3をクリアしたことがある人はこちらから遊んでも問題ない。

ボリュームについては、本作は全3章からなるコンパクトなもので、クリアするだけなら5、6時間くらいとかなり遊びやすい。
ただ、後述する「神田カリスマプロジェクト」「地下ファイトクラブ」などのサブコンテンツを遊び尽くすなら倍以上の時間が必要。
私は「龍が如く」の遊びは寄り道にこそあると思っているので、物語だけでなく"龍の世界観"を存分に楽しんでほしい。
龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties
2026年2月12日 発売予定
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極道に魅せられた男の生き様に魅せられる!

シリーズを全作品遊んでいる身としては、なによりもまず「やっと峯の話が見られる」うれしさが強かった。ナンバリングでは『龍が如く3』のみの出演と出番は少ないものの、その圧倒的な存在感で一気に目が離せない存在に。
細かな部分が語られていなかったこともあって、私は3の前後の話を見たくて神田の如く「峯、峯、峯!」と彼の名前を方々で出していたくらい。この記事を見ているファンの方々は共感してくれるだろう。

タイトル画面は桐生とは対照的に背景は暗く、下を見つめ、言葉が蜘蛛の巣のように張り巡らされ彼を包んでいる。あまり多くは語れないが、クリアしたときにもう1度この画面を見てほしいと思った。
ストーリーの雰囲気はどちらかというとナンバリング1、2に近く、ヤクザ社会にフォーカスされているシリアスな感じ。3で少し明るめにシフトした桐生との対比という面でも本作が一層際立っている。

対比でいうと、「神田強」の存在が峯の人間味を引き出してくれていた。冷静でクレバーな峯に対して感情的で粗暴な神田。
一見相容れない火と水のような関係の2人が互いを補い合う様子も描かれており、案外いいコンビじゃんと思わされる。
全員神田みたいな人間でも困るが、峯みたいなのが大勢いたからといって良くはならないし、なにごとにもバランスが大事なのだろう。

▲まっすぐというか馬鹿正直というか。
本作を遊んで、『龍が如く3』をプレイ済みならわかっているはずなのに、それでもどこか神田に期待している自分がいた。
それほど神田も魅力的に描かれていたのだ。クズには違いないが、別のベクトルというか「愛嬌のあるクズ」くらいには見る目が変わった気がする。

しかし、蓋を開けてみればもう1人の主人公は「堂島大吾」であった。大吾も峯という人間を形作る上で大事なキャラクターなのは間違いない。
勘違いしないでほしいのは、峯が闇堕ちしたみたいなストーリーでは決してないこと。この辺りも大吾を絡めた「闇」の解釈が上手く表現されていて素晴らしかった。
冒頭でボリュームがコンパクトという話をしたが、短いということは感じず、むしろ凝縮された濃い物語になっていた。
龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties
2026年2月12日 発売予定
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シンプルかつタクティカルなバトル!


バトルの基本操作はシリーズお馴染みの形。マニュアルとセミオートが選択でき、セミオートの場合は攻撃ボタン(PSの場合は⬜︎)の入力だけで色々な技を出してくれる。
峯のバトルスタイルはシュートボクシングをベースとしたもので、手数やスピード感あるスタイリッシュなもの。宙を舞うアクロバティックな戦い方は『龍が如く4』などに出演している秋山駿を彷彿させる。
手数、スピードと言えば真島吾郎もいるが、そういった他のキャラと同じ感じにはならないよう差別化されていて操作感は新鮮だった。
今作から「クリティカル」の要素が追加され、背後からの攻撃やジャストスウェイ、ジャストガードをすることで通常よりもダメージを与えることができるようになった。
クリティカル攻撃を当てると強敵がまとう「闘気」状態を早く解除することができたりもして、シンプルな操作性のままタクティカルなバトルも可能となった。
必須とまではいかないが、これから紹介するサブコンテンツで強敵と戦う際に役立つので覚えておいても良いだろう。

▲峯の蹴りは十分凶器。
また、桐生などのバトルとは少し違い、武器を装備したり看板やコーンなどの街にあるものを使うことはできない。
私は物足りなさというよりは、純粋な殴り合いができて良かったと感じた。
龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties
2026年2月12日 発売予定
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闇のバトルや人助けに大忙しのサブコンテンツ!
ここからはストーリー以外のサブコンテンツや、やり込み要素を紹介していく。
新規要素だけでなく従来の遊びも改良されていたりするので、シリーズ経験者の視点でレビューしていけたらと思う。
強さだけでなく知略も試される「地下ファイトクラブ」

「ヘルズ・アリーナ」は神室町にあるVIPたちが多額の賞金をかけて闘いを楽しむ地下ファイトクラブ。
従来の闘技場のようなリングで戦う「ヘル・ファイト」、ダンジョンを進み最後に待ち受けるボス撃破を目指す「サバイバル・ヘル」の2つが遊べる。

「ヘル・ファイト」は制限時間内に敵を倒すことでクリアとなり、残り時間に応じてS、Aなどのランクがつけられる。
連戦なうえ体力やヒートゲージなどが引き継がれるためゲージ管理が重要だ。

ステータスをかなり強化した状態で挑んだのだが、★2ですらゴリ押しが通用せず攻撃一辺倒でのSランククリアは難しい。
クリア自体は簡単だが、オールSを目指すにあたってはバトルの項目でお伝えした「クリティカル」を上手く使うことが鍵となる。
戦いをどう組み立てていくか、相手をどう崩すかといったバトルそのものを突き詰めるやり込みが可能でシリーズ経験者も歯応えを感じられるだろう。

「サバイバル・ヘル」はダンジョンを進んでいくアクションRPG的な要素のコンテンツ。アイテムを拾い自身を強化しながら、制限時間内に最奥にいる「マスターキーパー」を倒すことができればクリア。
しかし、ボスや道中で体力が0になると入手したものすべてが失われるシビアな面もあり、最後まで気が抜けないのが特徴だ。
ダンジョンに連れて行ける仲間「傭兵」の編成や、このコンテンツ限定で使用できる武器」、ステータスを上げられる「福音書」といった様々な要素を駆使して攻略していく。
「福音書」はダンジョン内で入手できるほか、ショップでも購入できる。本編では感じられない中毒性や独特な緊張感で気付けばのめり込んでしまっていた。
ちょっと残念なのが、武器の使い勝手が悪いこと。武器の出が遅いのと攻撃方向が定められず範囲攻撃が上手く当てられないことが多かったので慣れが必要。武器使用中は無防備になり被弾してしまう点も気になった。
笑いあり涙なし!?高みを目指すための「神田カリスマプロジェクト」

「神田カリスマプロジェクト」はその名の通り、神田をカリスマ的存在にすべく峯がかわりに評判を上げていくというもの。
そんな無茶なこと峯がやるはず…いややるんかい!と冒頭から面白い。
街の人々の頼みをきいたり絡まれているところを助けたりする「カタギレスキュー」、シリーズでいうところの達成目録にあたる「カリスマチャレンジ」をしつつ神田のカリスマランクを上げていこう。
いくつかランクを上げないと「人間」にすらならないのには笑ってしまった。

▲なにとは言わないが気になるクエストがある。
本作はサブストーリーがないかわりに「善行クエスト」なるものが用意されている。
桐生とは違った悪ならではの視点で展開していくので、解決のアプローチなどが普段と違って楽しい。

最初は嫌々ながらやっていたが、最終的に自分の意思で行動するところに峯らしさを感じた。
人間臭さというか本来の姿が垣間見える貴重なコンテンツともいえる。

神田のカリスマランクが上がったりプロジェクトの進行度に応じて絆ドラマが見られる。
話の内容だけでなく峯の冷静なツッコミも必見。

長くプレイしていると神田に愛着が湧き、カリスマというより可愛いマスコット的な存在に見えてきた。
今後の運命を知っていると心が痛むが、今はとにかく楽しもう。
いつものミニゲームも!
カラオケやボウリング、ダーツなどのミニゲームも遊ぶことができる。ボウリングは遊べない作品も多かったので久々かも。

お馴染みのものでもマイナーチェンジされており、例えばバッティングセンターでは球の軌道が表示されるようになっていた。
最高難易度の超人級でも表示されたので難易度は関係なさそう。速度は覚えて対応する必要はあるが、方向に気を配らなくてもよくなったのはありがたい。
他にはゲームギアの作品や「救急車」などのアーケードゲームが遊べるようになっていたりと新しいものも多い。
最新ハードでレトロゲームがプレイできるというだけでも本作を買う価値があるように思う。
龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties
2026年2月12日 発売予定
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まとめ

『龍が如く3外伝 Dark Ties』は、「外伝」と名付けられた作品としては3作目となる。過去2作とも期待値を超えてきたのでハードルが上がっていたけれど、本作もまたさらに上をいくクオリティになっていた。外伝の立ち位置を確立させたと言っても過言ではない。
無限に語りたいところだが、皆の楽しみを奪いかねないのでこのへんで締めさせていただく。ぜひ自身でプレイして「龍が如く」に新たな歴史が刻まれる瞬間を見届けてほしい。
発売日など基本情報
| 発売日 |
2026年2月12日 |
|---|---|
| 会社 |
セガ |
| ジャンル | アドベンチャー |
| 対応ハード | Switch2 / PS5 / PS4 / PC / Xbox |
| タグ | |
| 価格 |
Switch2 : 8,173円(税抜)
PS5 : 8,173円(税抜)
PS4 : 8,173円(税抜)
PC : 8,173円(税抜)
Xbox : 8,173円(税抜)
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| 最大プレイ人数 |
1人
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| 公式HP | |
| 公式Twitter |
龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties
2026年2月12日 発売予定
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