
あけましておめでとうございます。
今年も残すところあと300と数十日。暮れの準備はよろしいでしょうかw
1年なんてあっという間ですからね。ボーッとしてると、またすぐ年末……なんてことになりますぞ。
さて、年末年始におすすめしたいゲームとして、今回目をつけたタイトルは『モンカルファンタ~勇者と水晶の少女~』。
ハクスラ&ダンジョンRPGの雄・エクスペリエンスがブッこんできた異色のタイトルっすな。
これまで『円卓の生徒』『デモンゲイズ』など、さまざまなハクスラ&ダンジョンRPGを発表してきたエクスペリエンスが、ハクスラ初心者向け&フィールドRPGを出してくるという。
……興味あるよね。どんなRPGか。
そんなわけで、さっそくモンカルをプレイしてみよー。

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- 1月3日(土)
『モンカルファンタ ~勇者と水晶の少女~』
エクスペリエンスのハクスラ初心者向けRPG。ハクスラ歴40年のライターが初心に帰る。
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年末年始ゲームレビュー祭まとめ2025
目次
モンカルの基礎知識
『モンカルファンタ~勇者と水晶の少女~』(以下、モンカル)は、オーソドックスな見下ろし型のフィールドRPG。
しかしながら、そこはエクスペリエンス。ハクスラ要素もちゃんとある。

勇者(名前は自分で決める。デフォルト名はサーン)が仲間3人とともに、人々を苦しめる「マ王」を倒しに行くというストーリー。
「魔王」の「魔」を書くのが面倒くさくて文字を崩したとかいうのではなく、ちゃんと「マ王」である。

勇者は職業を変えられないが、仲間3人は好きな名前・見た目・職業を選べるうえ、「転生の石板」というアイテムがあればいつでも転職が可能だ。
勇者以外の職業は「戦士」「騎士」「武闘家」「僧侶」「魔法使い」「盗賊」「ピエロ」の7種類。
いちばん最後の「ピエロ」が気になるところであるな。
火力で押し切る職業、手数(攻撃回数)で攻める職業、仲間の盾になるタンク職など、それぞれ特徴があるので好みの職業を選ぶべし。
たぶん、ハズレはないと思うぞ。
ちなみに「ピエロ」は攻撃や回復のマジックを使えるが、効果は運の値に左右されるという変わった職業。
ドラクエの「パルプンテ」、Wizardryの「マハマン」的な、使ってみないと効果がわからんマジックが使えるという特徴もある。
冒険の旅に出発だ!
モンカルが発売されているのは「Switch」版のみ。
さっそく立ち上げてみますかねぇ。

勇者の名前、性格、見た目を決めたら、ゲームスタートだ。

レベル1:ヒメリとの出会いとモンカル団

「はじまりの穴」から冒険はスタート。
ひとまず敵は出てこないので、どんどん奥に進んでいこう。最奥のツボを調べると……。

ヒメリ登場。
「マ王」によって水晶玉に閉じ込められており、なぜか勇者にしか姿が見えないらしい。
その後、チュートリアル的な戦闘が発生した後、勇者の故郷「エールの町」へ。

酒場の主人でもある勇者の母が登場。
このゲーム、あちこちで選択肢が発生するが、あくまで相手の反応を楽しむくらいで展開が変わるようなものはない。
気軽に選ぶとよろしかろう。

母から戦士のセンシオ、僧侶のナオリス、魔法使いのマージョを紹介してもらえた。
他の職業を選びたいなら、キャラを新たに作成して入れ替えをしなければならないが、やはり戦士・僧侶・魔法使いというのは鉄板の組み合わせ。
今回はこの3人でいくとしよう。

町を出ると、ヒメリがパーティ名を提案してくる。
有無を言わさず「モンカル団」に決定。
モンスターを狩るからモンカル団。仲間の名前といい、わかりやすくて結構であるなw
ちなみにRボタンを押すとヒメリが出てきて、いろいろヒントをくれる。どこに行くかわからなくなったら、ヒメリを呼び出してみよう。
ちなみに、最初の町から海を隔ててすぐ近くに「マ王」の城がある。
……感慨深いねぇ。
レベル2:レベル上げとハクスラと港町

フィールドは仲間がぞろぞろとついていくるタイプ。
左上にエリア名が表示されているが、少し進むとここに「適正レベル」が表示されるようになる。
これにしたがってレベル上げをしていけばよい。
また、フィールド・町・ほこらでは、他の町やほこらへ一瞬でワープできる。しかもMPいらず。なんと便利な。
ちなみに、セーブができるのもフィールドと町とほこらだけだ。

ダンジョンはそれほど広大ではないものの、トラップや仕掛けが多く仕込まれている。
どのダンジョンも「ショートカット」が用意されており、スイッチを踏んで扉を開けると、入り口からボスまで一直線……という構造。
ショートカットを開通できたらいったん町へ戻って回復し、ダンジョン入り口でセーブして全力でボスと戦う、といったことがしやすくなっている。

戦闘はオーソドックスなターン制のコマンドバトル。
特に魔法やアイテムを使わなくても、敵の弱点や残りHP、敵にかかっているバフ・デバフがすぐわかるようになっている。
うーん、いたれりつくせりであるな。
敵を倒すと、かならず装備品の入った宝箱をドロップ。
このゲーム、町ではロクな装備を売っていないので、レベル上げがてら装備も整えていく必要がある。しばらく戦い続けていると……。

町に戻らず戦い続けることで「強敵」が登場。
出現する敵はエリアやダンジョンごとに固定だが、ボス並みのHPで戦闘BGMも変わる。

「強敵」を倒すと金の宝箱をドロップし、必ず「★3」の装備品が出てくる。
それぞれの装備品は「無星」「★1」「★2」「★3」の4種類があり、星の数が多いほど性能がよい。
ただ、★ごとに攻撃力や防御力が1~2ずつ変わるくらいで、特殊効果などは変わらないので、あまりこだわりすぎる必要はないであろう。

もうひとつ、重要な要素が「モンカルスキル」。
敵に直接ダメージを与える攻撃や魔法を使うとゲージがたまっていき、いっぱいになると使える。
「ダブルドロップ」を使ってそのターンで敵を倒しきると、装備品のドロップが2つ出現するのがうれしい。
「大逃走」は逃走成功率が100%になるので、パーティが壊滅寸前の時に使いたいところだ。

「港町ボヤジ」に到着すると、早くも船を手に入れるお話。
しかし、海が凍り付いて船が出せない。
商人の話によると、カザンの穴に原因があるのではないかとのこと。さっそく行ってみよう。

途中、モンスター使いランバダ率いる「ランバ団」と、壁を壊せるアイテムをめぐってひと悶着あったり。

カザンの穴を凍り付かせた元凶がいたり。

序盤のボスは回復しつつ、火力にモノをいわせてHPを削っていけばよい。

ボスを倒して港町ボヤジに戻ると、船を使えるようになった。
レベル3:世界一周と秘宝収集
船を手に入れたとたん、どこに行けばよいのかわからなくなるのが世の常、というかRPGあるある。
しかし、親切な『モンカル』は港町の親分がちゃんとどこに行けばよいか教えてくれるので助かる。

ついでに「ひかりクギ」なるものを集めてほしいという依頼も。「ちいさなメ〇ル」的なヤツっすな。

呪いで守銭奴になってしまった「砂漠の町パラビア」の女王を元に戻すため……。

ピラミッドでファラオを倒したり。

「雪の町スノスデン」の教皇に依頼されて……。

「聖地スノーレ」を占拠したキラーエンプレスとかいう女王を倒したり。

「死の町ムウド」で再会したランバダに秘宝を賭けて決闘を挑まれたあげく……。

ランバダが呼び出したモンスターが暴走してみたり。
秘宝を集めるごとに、新しい「モンカルスキル」が使えるようになった。

「無限スキル」は、使ったターンだけMP消費がなくなる。
「フルメタルボディ」は、使ったターンだけ被ダメージが減り、状態異常防御もしてくれる。
「時よ止まれ」は必ず先制攻撃ができるうえ、そのターンで倒しきるとドロップ2倍+経験値2倍+お金2倍。
どれも非常に便利なので、積極的に使っていきたい。
レベル4:最終決戦に向けて
このあたりまでくると、モンカル団もかなり強くなる……が、敵もそれ以上に強くなる。
多段攻撃を1ターンに2回とか3回とか、そんな敵が大群で現れたり。
そんな中、強烈な一撃を食らわしてくる敵が混じってくると、あっけなく沈んでしまうこともしばしば。

ザコ戦では、とにかく頭数を減らすことが重要。
攻撃力を上げる「オーダメン」を仲間にかけてもらい、勇者は全体攻撃「アレオアサルト」で一掃するか。
あるいは武器1本につき5回攻撃(勇者は両手に1本ずつ、計2本装備できるので10回攻撃)する「アレオスラッシュ」で確実に1体を落とすか。
敵の種類や編成によって、使い分ける必要が出てくる。

ボスも「力ため」などをした次ターンに強力な全体攻撃をかましてきたりするので。

モンカルスキル「フルメタルボディ」で……。

被ダメージを軽減したり。

僧侶がいるなら最高レベルの「カベルデン」で壁を4枚作り、全体攻撃を無効化したりといった戦術がないとキツくなってくる。
このゲーム、蘇生魔法がないうえに蘇生アイテム「ソセイの花」も店売りしていない超貴重品。
できるだけ死なないようにしたいところなのだが……。

前半でスキルポイントを使いすぎて、後半で覚えたスキルのレベルを上げられない、なんてこともあるだろう。
ここまでの冒険で宝箱をこまめに拾っていれば、「転生の石板」が人数分確保できていると思う。
「転生」または「転職」する時だ。
「転生」は同じ職業・同じレベルのまま、ステータスボーナスやスキルポイントだけをリセットする。
そして、後半に覚えた強力なスキルをすべて最高レベルにしてしまおう。
ステータスも、勇者や戦士は「腕力」と「体力」に全振り。
僧侶は「知力」「体力」「速さ」、魔法使いはもう補助魔法しか使わないので「体力」「速さ」を上げまくった。
「転職」も同じレベルのまま行えるので、気になる職業があるなら試してみてもいいだろう。
「転生の石板」さえあれば、いつでも元に戻せるし。

ストーリーは佳境に入ってきたので、あまり多くを語らないほうがよいであろう。
これまでさんざん敵対してきた「ランバダ」も、下心まる出しではあるがいろいろと協力してくれた。

まぁ、ヒメリのピンチを助けてくれた代償に、ランバダの野望に協力させられるハメになったが。

とはいえ、その結果としてマ王に対抗する力を得ることができた。
マ王を倒すには「すごいスケベ心」が必要不可欠だw

さあ、準備は整った。あとはマ王を倒すだけだ!
レベル5:おまけ
マ王を倒し、エンディングを迎えるとシステムデータをセーブ。
クリア後のエンドコンテンツとして「おしまいの穴」「モンカルのほこら」という2つの要素が解放される。

「おしまいの穴」は適正レベル30の裏ダンジョン。

ザコもボスもつえーつえー。
しかし、それよりも特筆すべきは「モンカルのほこら」の方。
敵がおらず、開発者からのメッセージが書かれた石板や、超強力なチートアイテムが入った宝箱が置かれている。

経験値が5倍になる「エクスペリエンス玉」。

通常速度、ダッシュを問わず移動速度が倍になる「猛ダッシュのオーブ」。

町へ戻ると、店売りしていなかった蘇生アイテムが普通に売られている。(高いけど)
実は、「おしまいの穴」「モンカルのほこら」とも、一度クリアしたデータがあればレベル1の状態でも入ることが可能。
つまり、2回目以降のプレイはレベル上げに時間をかけることなく、超快適に進められる。
忘れたころにまたやりたい、っていう人にはうれしい配慮。
わかってらっしゃるなぁ。
モンカルのまとめ
さて、これにてプレイ終了。
ちなみに筆者はクリアまで30時間ほどかかった。
常に表示される適正レベルよりも2~3レベルほど上回るようにしていたことと、装備がある程度整うまで準備していたのが原因と思われる。
……そういうプレイスタイルなんよ。

で、プレイしてみての感想。
いつでも自由にワープができる、適正レベルが表示される、敵の弱点や状態がすぐにわかるなど、とにかく親切なシステムだった。
ハクスラ初心者向け、という以上にRPG初心者向けといってもいいくらい。
じゃあ、ヌルいゲームかというと決してそんなことはなく。
特に後半は、ザコ敵・ボス敵を問わず勇者たちを容赦なく殺しにかかってくる。
職業ごとのスキルや役割分担、モンカルスキルの運用など、戦略的に立ち回らないとかなりキツいバランス。
親切だけと甘やかさない……そんな感じなのかな。

ハクスラについては、間違いなく初心者向け。
①素材や合成といった要素はなく、装備品がそのままドロップする
②だれも装備できない職業の武器や防具はドロップしない
③★3はたしかに有用だが、攻撃力や防御力が少し違うだけなので、★1や★2でもまったく問題ない
ハクスラにかかる時間はグッと短縮されているのではないだろうか。
それでも、欲しい装備品がドロップした時はやっぱりうれしい。

個人的には、クリア後の仕様がうれしかった。
筆者のように2回目、3回目をプレイする人間にとっては、時間をかけずサクサク進められるチートアイテムは大歓迎だ。
ちなみにこのゲーム、クリア時間を競うオンラインランキング機能も実装されている。
RTA(リアルタイムアタック)に情熱を注ぐ人向け、というやつですな。
ただし、「モンカルのほこら」に入ってチートアイテムを取ってしまうと、ランキング登録ができなくなるので注意しよう。

以上。
少しお休みして、しばらくたったら勇者としてまたヒメリに会いに戻ってこよう。
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エクスペリエンスのハクスラ初心者向けRPG。ハクスラ歴40年のライターが初心に帰る。
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年末年始ゲームレビュー祭まとめ2025
『モンカルファンタ~勇者と水晶の少女~』とは?

エクスペリエンスが贈る、懐かしさあふれるコマンドRPG
エクスペリエンスから発売のSwitch対応ゲームソフト『モンカルファンタ~勇者と水晶の少女~』は、懐かしさを感じさせるグラフィックで描かれたコマンドバトルRPG。
8種類の職業から自由に編成可能な4人パーティを結成し、水晶球に封じられた少女ヒメリを解放するため「マ王」に戦いを挑む。
敵を倒すと出現する宝箱から得られる装備品で戦闘力を強化するなど、エクスペリエンスのRPGならではのハクスラ要素も健在だ。

発売日など基本情報
| 発売日 |
2025年9月18日 |
|---|---|
| 会社 |
エクスペリエンス |
| ジャンル | RPG |
| 対応ハード | Switch |
| 価格 |
Switch : 4,800円(税抜)
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