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初めての「CoD」から約15年、再び戦場へ

2024年10月にPC,PS5,PS4,Xboxで発売された『Call of Duty: Black Ops 6』。
6月には次作となる『 Call of Duty: Black Ops 7』が発表され、シリーズ初の連続リリース作品ということもあり期待感はますます高まっている。
筆者が「Call of Duty」に触れたのは2009年発売のPS3版『Modern Warfare 2』。
当時は初FPSで、圧倒的なグラフィック表現に衝撃を受けた記憶はいまだに鮮明だ。

▲コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2
だが、キャンペーン序盤で操作に苦戦し、そのままコントローラーを置いたという苦い思い出もある。
それから約15年。CoDモバイルを除けば、本作が久々のCoDタイトルとなった。
寝る前にさくっと嗜んでいるカジュアルプレイヤーとして、「マルチプレイ」「キャンペーン」「ゾンビ」のモードを中心に、久々のCoD体験を語っていきたい。
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目次
次世代へと進化した『Call of Duty: Black Ops 6』

『Call of Duty: Black Ops 6』は、自由度の高いマルチプレイと、冷戦後の時代を舞台にした重厚なストーリーキャンペーン、定番のゾンビモードまで、多彩な遊び方を備えたタイトル。
モードごとに体験できる“緊張感の質”がまったく違うことも大きな魅力だと感じた。
さらに本作では、新たなシステム「オムニムーブメント」が導入されている。
ダッシュやスライディング、ダイビングを前後左右あらゆる方向で行うことができるため、比較的簡単にキャラコンが可能。
よりアグレッシブな動きで銃撃戦を楽しめるのが特徴的だ。
仲間と連携して戦場を駆け回るのも、映画さながらの没入感を味わうのもよし、迫り来るゾンビの群れとサバイバルするもよし。
プレイヤーごとに自分なりの楽しみ方を見つけられるのが大きな魅力だと感じた。
ここからは、それぞれ3つのモードの魅力をお伝えしていこう。
マルチプレイ──戦場に飛び込む“楽しさ”

BO6のメインともいえる6v6のマルチプレイは、シリーズ経験が浅いプレイヤーでも入りやすい作り。
定番の「チームデスマッチ」や「ドミネーション」をはじめとするお馴染みのモードはもちろん、新たなモードも用意されている。

▲物に擬態して隠れる“プロップハント”など様々
また、近年のFPSに多い“スキル”や“アビリティ”といった要素はなく、勝敗は己のエイムと立ち回りで決まるシンプル仕様。
逆に言えば理不尽な一撃死が少なく、純粋な撃ち合いを楽しめるとも言える。
(ただしスナイパーだけは絶対に許さない)
筆者はほぼ初心者なので戦場では翻弄されっぱなしだが、無限リスポーン制のおかげで“気軽に挑戦できる楽しさ”があった。
また、「アシストキル」があるので極端にキル数が少なくて落ち込むといったこともなく、自分のようなカジュアル勢でも楽しめている。

▲他のゲームに比べてデス数を気にせず遊べるのが特徴
とはいえ、やられまくるのは日常茶飯事だが、キルカメラで“強ポジ”を覚えるのも学びの一環だ。

▲好きなキャラクターを選べる

▲スコアストリークの種類も豊富
筆者が特に気に入ったのは「ステークアウト」という小規模マップ。

狭い家の中でさまざまなルールを楽しめるうえ、リスポーン直後に敵と鉢合わせるカオスな展開も。
試合時間も短く、通常のマップより常に撃ち合いが展開するため満足度は非常に高いものとなっている。
その他にもパーク、ワイルドカードといったカスタマイズ要素も豊富で、自分好みの戦い方を探すのも楽しめるモードだ。

▲グレなどを2個持てたり、パークを追加できたり様々

▲自分のプレイスタイルに合わせて選ぼう
キャンペーンモード──冷戦後の裏を描く物語

キャンペーンでは、冷戦後の陰謀が渦巻く世界を舞台に、スリリングな物語が展開される。
今作では『BO2』との繋がりがあるようだが、過去作をプレイしていなくても十分楽しめる内容だ。
実在した事件を下敷きにしつつも、架空の作戦や陰謀が交錯するストーリーは臨場感抜群。

▲没入感を高めるリアルな描写

▲ヘリを撃墜させろと無茶ぶり(何度も失敗した)
序盤は派手な銃撃戦から始まり、潜入ミッションや怪しげな研究施設、さらには超常現象を匂わせる展開まで盛り込まれており、緩急の効いた構成で飽きがこない作りになっている。
難易度は4段階となっており、一番下の難易度の「ルーキー」でプレイしたが敵のエイムは容赦なく、何度もやられることに…。
ただ、リトライがスムーズでテンポを損なわないのはありがたい。

▲“ルーキー”だからといって決して簡単なわけではない
銃撃戦、ステルス、防衛戦など、多彩なシチュエーションが詰め込まれた、映画のような没入感を味わえるキャンペーンだった。
次作の『BO7』では約40年後の世界が描かれるようだが、どんな形で繋がるのか今から楽しみだ。
ゾンビモード──協力×謎解きで生まれるカオスな楽しさ

シリーズの人気要素ゾンビモードは、今作でも健在。
8月8日(金)には今作最後となるマップ「レコニング」が追加されている。
計6マップとなったが、いずれも広大なフィールドと謎解きギミックが満載。
初見では何も分からず終わることも多く、仲間と協力して生き延びるスリルは格別だ。
ラウンド制で進行していき、進むほど敵が強くなるが、制限付きの「ガイド」と、無制限の「スタンダード」があり、手軽さを求めるならガイドがオススメ。
ただのサバイバルではなく、本格的なストーリーも展開されており、続きが気になるのにクリアできないジレンマに苦しめられることもしばしば。
うっかり大量のゾンビに囲まれて一瞬でダウン…なんてこともよくある。

▲新たに追加された連射力があがる“ダブルタップ”

▲今回は出なかったが、強力な武器がでることも
また、能力の強化や武器のアップグレード、運が良ければ激レア武器などが入手できるといった要素も盛りだくさん。
協力プレイとやり込み要素が融合した、混沌かつ奥深いモードに仕上がっている。
お気に入りの一本が見つかる多彩な銃火器たち

さらに触れておきたいのが、武器の種類とカスタマイズ要素の豊富さだ。
アサルトライフルやサブマシンガン、スナイパーライフルといった定番の銃から、近距離での火力が頼もしいショットガンや、扱いは難しいけれど決まれば爽快なマークスマンライフル、威力が高く中遠距離に対応できるライトマシンガンまで幅広く用意されている。

▲毎シーズン武器が追加されており、あまりにも豊富
どの銃も撃ち心地がそれぞれに異なり、反動や連射速度、リロードのタイミングまでリアルに作り込まれているので、実際に構えて撃っているような感覚が味わえるのが嬉しいポイント。

▲アタッチメントで使用感が大幅に変わる
さらに、アタッチメントや迷彩などのカスタマイズも自由度が高く、自分のプレイスタイルに合わせて最適なロードアウトを作れるのも魅力のひとつだろう。
自分に合った武器を見つけて育てていく感覚は、CoDならではの楽しさだと改めて実感した。
まとめ:シリーズ初心者でも楽しめる絶好のスタート地点

ほぼ初めてと言っていいほど久々に触れたCoDだったが、『Black Ops 6』は十分に楽しめるタイトルだと感じた。
マルチプレイは手軽さと奥深さが両立し、キャンペーンは映画級の重厚なストーリー体験、ゾンビモードは協力プレイと謎解きが絡み合うカオスな遊び心地。
どの要素も主役級のクオリティでまとまっており、「CoDを遊んでよかった」と素直に思える仕上がりだった。
次作『BO7』に向けてシリーズを追いかけるなら、 本作は絶好のスタート地点だ。
シリーズ未経験者でも十分楽しめる内容なので、ぜひ今のうちにプレイしてみてほしい。
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『Call of Duty: Black Ops 6』とは?

Activisionから発売のPC,PS5,PS4,Xbox Series X|S, Xbox One対応ゲームソフト『Call of Duty: Black Ops 6』は、戦争をモチーフとした『CoD』シリーズの中でも、高い人気を誇る『ブラックオプス』の新作FPS。
本作は、ソロプレイでキャンペーンモード(ストーリー)を遊べるほか、マルチプレイでは2v2をはじめ、6v6のように大人数で対戦することもできる。
また、本作では、過去作でファンから人気を集めている「ゾンビモード」の復活も決定しており、新たに2種類のマップが追加されて進化したゲーム体験を味わえるのが特徴だ。
さらに、戦闘ではヒットゾーンが細分化し、『CoD』シリーズでは初となる9か所となったため、よりリアルな銃撃戦を楽しめる作品となっている。
発売日など基本情報
発売日 |
2024年10月25日 |
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会社 |
Activision |
ジャンル | シューティング |
対応ハード | PC / PS5 / PS4 / Xbox |
価格 |
PC : 8,909円(税抜)
PS5 : 8,909円(税抜)
PS4 : 8,909円(税抜)
Xbox : 8,909円(税抜)
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公式HP | |
公式Twitter |
GameWith編集者情報

幼少期に『ポケモン』と出会い、そこからゲーム人生がスタート。学生時代にはゲーム実況にドハマりし、様々な職種を経験したのち、憧れだったゲームライターに。FPSなどのシューティング系を中心に幅広いジャンルをプレイしている。特技は台パンと大皿料理。 |
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