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YYZ Studioが開発し、Pretty SoonおよびIndieArkが発売した『Havendock』は海上を舞台にした心地よいコロニーシミュレーションゲームだ。約2年の早期アクセスを経て、2025年4月22日に正式リリースされた。

プレイヤーは広大な海の真ん中に漂着した遭難者となり、何もない場所から自身の安息地、やがては高度な文明を築き上げる。初めは小さな足場ひとつだが、海に漂う木材、葉っぱ、時には貴重な資源などを拾い集め、少しずつ居住スペースを拡張していく。基本操作はWASD移動とマウスの左・右クリックで行い、直感的で遊びやすい。

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Havendock
細々とした仕事は住民に任せられる親切設計

本作は、サバイバル要素と拠点の建設、そして文明発展の要素が絶妙に絡み合っている。まずはポンプで海水を汲み、蒸留器で真水に変えて飲む。食糧の確保も欠かせず、海で魚を釣ったり、鳥の巣箱から種を手に入れて農場で野菜や作物を栽培したり(ハンバーガーの種もあり)、牧畜などを営んで自給自足を目指すのだ。
拠点が少し大きくなると、他の遭難者たちが船でやってきて、コロニーへの参加を求めてくる。彼らは貴重な労働力となり、資源の収集や水やり、料理、クラフトなどの仕事が割り当てられる。その見返りに、プレイヤーは空腹、渇き、休息、幸福といった欲求を満たし、家や娯楽施設を提供する。細々とした仕事は住人に任せ、主に研究や建設といった高度な作業こそがプレイヤーの仕事である。

Havendock
豊かなテックツリーとリラックスした雰囲気

そうして研究を進めると、広大なテックツリーが開放される。最初は基本的な施設しか建てられないが、より高度な生産設備や自動化装置、最終的にはドローンや潜水艦といったハイテクな技術がアンロックされていく。これらの技術を活用することで、コロニー運営は効率化され、海底での資源採掘や新たな島の探索も可能となるのである。

本作はマイクロマネジメントに追われることが少なく、全体的にリラックスした雰囲気でプレイしやすい。序盤こそサバイバル要素は強めだが、設定により難易度を調整でき、過度にシビアになることも避けられる。キュートで魅力的なグラフィックと、心地よいサウンドデザイン、分かりやすく整理されたインターフェースが、初心者でもスムーズにゲームに入り込めるように配慮されている。
ゲームが進むにつれ、水や食糧の確保が安定して、より文明的な発展に集中しやすくなる。海上で穏やかな生活を送りつつ、自分だけの壮大な海上都市を作り上げる体験は、多くのプレイヤーにとって魅力的だろう。

Havendock
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発売日など基本情報
発売日 |
2025年4月22日 |
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会社 |
IndieArk |
ジャンル | アクション |
対応ハード | PC |
価格 |
PC : 2,090円(税抜)
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公式Twitter |
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