『グランブルーファンタジー(以下、グラブル)』は今年で10周年。長く愛される本作には、年末恒例のリアルイベントが存在している。
それが「グラブルフェス」。2017年から開催され続けている、騎空士にとってはお馴染みのイベントだ。
今年の会場は東京ビッグサイトで、2024年12月21日及び22日の2日間にわたって開催。筆者はDay1に参戦した。
本稿では、武器や星晶獣、ゲーム内の建物を再現した展示物やアトラクション、限定のフードなどの様子をレポートしていく。
終末の神器やグラーシーザーなどのリアル武器、主人公の部屋など見どころだらけ!【展示ブース】
大迫力のビッグサイズな武器がずらっと展示
騎空士にとって大切で、一番お世話になっていると言っても過言ではない武器。そのレプリカがズラーっと並べられたブースが会場中央に設置されていた。
展示されている武器は、お馴染みの終末の神器から懐かしのグラーシーザーをはじめ、ルミナスシリーズなどなど約19本ほど。
会場では、多くの騎空士たちが思い思いに武器の写真を撮影していた。いち騎空士である私もパシャリ。
アウギュステの海岸や、ルナールの鉄火場、主人公の部屋がリアルに再現
武器以外にも、撮影コーナーには複数の展示物があった。例えば、主人公の部屋。これは、『グラブル』の主人公の故郷であるザンクティンゼルにある部屋を細かく立体化したもの。
他にも、六竜たちの屋台である「ゐるなす」や、イベント「えとキャン」で十二神将たちがキャンプを行ったシュピーゲルキャンプ場も。周年イベントであり、多くの騎空士の胸に熱いものをたぎらせた「どうして空は蒼いのか」からカナンの神殿も展示されていた。
個人的にBGMが大好きで思い出深いアウギュステの海岸や、この時期のビックサイトから連想する某同人イベントに関連したルナールの鉄火場も素晴らしかった。
超巨大なガレヲンやスーパーアルティメットバハムートが!
中央のエリアには、マルチバトルで数々の騎空士を苦しめたスーパーアルティメットバハムートや、巨大さに定評のある星晶獣・ガレヲンが堂々と佇んでいる。
会場の薄暗い雰囲気にもマッチしていて、迫力満点な姿に息を呑んだ人もいるだろう。
十天衆や六竜&オロロジャイアのアトラクションが凄まじい人気……!【アトラクションブース】
展示以外には参加型のアトラクションブースが用意されている。今年の「グラブルフェス2024」では、十天衆のアトラクションである十天衆のテラ・ヘッドクォーターと、六竜&オロロジャイアのアトラクションくさびたちのおもてなしアイランドが登場。
十天衆のテラ・ヘッドクォーターでは、それぞれの十天衆に関連するゲームを楽しめる。例えば、弓を扱うソーンなら、弓矢を使ったいわゆる射的に近いミニゲーム。シエテとウーノは、タルに剣を刺して、ウーノを助け出す危機一髪的なものだった。
くさびたちのおもてなしアイランドでは、六竜たちにまつわるものが用意されていた。例えば、ウィルナスならば、彼の情熱がこもった特製のポップコーンを楽しめたり、水の竜・ワムデュスなら水面に浮かぶゆる六竜のボールをすくうミニゲームなどなど。
もちろんほかの六竜にまつわるゲームもあり、非常に多くの騎空士で賑わっていた。待ち時間は朝の時点では50分程度だったが、すぐに90分に増えていた。
ビストロ・フェードラッヘのメニューを楽しめる、グラサイキッチン出張所【フード】
展示を見たりアトラクションを体験したりすると、次はお腹を満たしたくなるもの。そこに颯爽と用意されているのが、グラサイキッチン出張所 with ビストロ・フェードラッヘ。
ここでは、イベント「ビストロ・フェードラッヘ」で登場したメニューが、本イベントの特別仕様となって販売されていた。
せっかくなので、フードとドリンクを1つずついただくことに。選んだのは、イベント内でヴェインが料理したドラッヘントラウトのキッシュと、ルシファーの終末グレープソーダ。
キッシュは、再現度が非常に高いものになっていた。サーモンの塩気と、サクサクの生地がマッチしていてとても美味。きっと、ゲーム内のお客さんも美味しい料理を楽しんだのだろう。
ドリンクの終末グレープソーダは、ルシファーがテーマということもあり、暗めなカラーが目立つ。
飲んでみると、甘さ控えめでスッキリした後味が最高。キッシュのリッチなコクが爽やかにリセットされる。
なかなかに良い組み合わせで、とても満足のいく食事を楽しめた。また、これらのフードには特典としてコースターも付属しており、「グラブルフェス2024」のビジュアルに選ばれたキャラがデザインされている。
まとめ
年に1度のお祭りイベントということもあり、会場にはものすごい人数の騎空士たちが駆けつけており、大盛況だった。
展示物からアトラクションまで、「ユーザーをいかに楽しませるか」を考えていることが伝わるものばかりで、あっという間に時間が過ぎてしまった。
きっと来年にも開催されるであろう「グラブルフェス2025」にも大きな期待が持てる、最高のイベントだった。
© Cygames, Inc.
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