2015年に発売されたローグライクRPG『不思議のダンジョン 風来のシレン5plus フォーチュンタワーと運命のダイス』が、Switch,PC,iOS,Android対応ゲームソフトとして新たに登場。スパイク・チュンソフトが手がける『風来のシレン』シリーズの続編だ。
本作は、入るたびにマップや敵が変化する不思議のダンジョン「フォーチュンタワー」に挑むRPG。
やりこみ要素として新たに3つのダンジョンが追加され、新機能「ライブ探索表示」も登場。探索中のステータスやアイテムの視認性が大幅に向上し、遊びやすさが進化しているぞ。
コンテンツ量 4点
自由度 3点
ソーシャリティ 2点
BGM 3点
グラフィック 3点
感情移入 3点
ゲーム性 3点
コンテンツ量 4点
自由度 3点
ソーシャリティ 2点
BGM 3点
グラフィック 3点
感情移入 3点
敷居の低さ 4点
不思議のダンジョン 風来のシレン5plus フォーチュンタワーと運命のダイスをプレイしたユーザーのレビュー。
不思議シリーズの生みの会社。慢心に胡坐をかく。
非常に出来悪い。こんなものがシリーズを六つも出していることに世間の評価を疑いたいレベル。
シリーズ未プレイ。トルネコは三シリーズ、会社違うがチョコボ二シリーズ、ボイドテラリウム二シリーズとダンジョン系はプレイ済み。
以下に悪い点を挙げていく。
1.なんといってもボタン機能の統一化が図れていない。というのも任天堂ハードのゲームはBがキャンセル、Aが決定と昔から決まっているが、それができていない。場面場面でBボタンでキャンセルができるところとできないところがある。操作性低下はもちろん、老舗のゲーム会社がこのような体たらくでは目も当てられない。
2.ストーリーがしょぼい。主人公が某シリーズのヴァンとパンネロのように物語を進めるキャラのわき役でしかない。ストーリーの中核をなさず、主体性もなく、話にひねりもない。主人公は病気の幼馴染を助けたい熱血キャラ、のお助けキャラの立ち位置。せめてストーリーだけでもひねりがあればいいものを。
3.プレイ時間のかさまし。ストーリーを進めていくうえで新しいダンジョンに遭遇していくのだが、そのダンジョンがすべてクリアしたダンジョンの奥にある。そのため町→ダンジョン→ダンジョン→ダンジョン→ダンジョンといった感じに目的のダンジョンに達するまでに不要な立ち回りを必ずしなければならない。初見で立ち回る以上たびたび死に曹宇になるために脱出するのだが最初の町からスタートとなる。プレイ時間の大半は既クリアのダンジョンを通るのにつかわれる。
4.相対的な難易度の緩和。トルネコシリーズとの比較になるが食糧難で倒れることなどないし、レベルが上がりまくったモンスターに倒されることもない。簡単すぎる。
5.バグ。お金が拾えない、もしくは化けているモンスターが化けて出てきてくれない。見えているモンスターがくぼみに引っ掛かかってこちらに向かってこないなど、ほかシリーズでは見られなかった変な部分が散見している。
6.やりこみ要素がない。トルネコ2のようにゲーム内での実績があればよかったのにそれがない。なんでこうまで劣化してしまったのだろうか。
余談であるがセーブくらい自動で行えよと思ったが、2010年販売のリメイクとのことでそこは仕方ないかと思った。BGMは可もなく不可もなく、同じ会社のトルネコとはことなり耳に残るようなBGMはない。
ううーん、この値段でリメイクを購入するのであれば完全上位互換のボイドテラリウムシリーズをおすすめする。