プチデポットより発売(※)のSwitch,PC,PS5,PS4,Xbox対応ソフト『グノーシア』は、SF世界を舞台とした人狼ゲーム。
プレイヤーは人間に擬態して人間たちを消し去る謎の存在「グノーシア」とループする宇宙の謎に挑んでいく。
会議パートでは登場人物に紛れ込んだグノーシアを見つけ出すために、各キャラクターが互いに疑いを向けたり、逆に自分の疑いを晴らしたりと懸命に議論を繰り広げる。
そして最終的にそれぞれ最も疑わしい人物に投票し、最も得票数の高い人物がコールドスリープに就くことになる。
移動パートでは船内を移動して仲間たちと会話をすることができる。
仲間との絆を深めて信用を勝ち取るか、はたまた怪しい人物に近づいて探りを入れるか、物語はプレイヤーの判断によって様々な展開を迎える。
※PC,PS5,PS4,Xbox版はPLAYISMより発売
一人で遊ぶ人狼ゲームということでAIと戦っていくのだが想像以上に手強くやりごたえがある。イベントを進めることで「勘が鋭い」「演技が上手い」「本心を見せない」といったキャラクターごとの細かい情報が手に入れ、これらの情報を駆使して勝利したときの気持ちよさは癖になってしまう。
また、人狼ゲームでありながらレベリングやスキルの概念が存在。スキルを習得していくにつれ議論時の選択肢も増えていき、グノーシア(人狼)をどう追い詰めるか試行錯誤する楽しみが大きくなっていく。
序盤は退屈なシーンや負けが続いてしまうのも否めないが、慣れてくると勝てるようになっていきじわじわと本作の魅力に気づいていくはず。個性的で謎に包まれたキャラクター達の背景も明かされていくので、まずは20ループほどしてもらいたい。
人狼ゲームでありながらアドベンチャーやRPGの要素が詰まった作品となっていて、少し変わった作品に興味がある方はぜひプレイしてほしい。
コンテンツ量 3点
自由度 2点
ソーシャリティ 3点
BGM 4点
グラフィック 2点
感情移入 5点
ゲーム性 3点
個性的なキャラクターが数多く登場し、プレイしたほとんどの人がキャラと出会うたびにド肝を抜かれることでしょう。しゃべるイルカ、宇宙人の姿をした人間、首が猫と繋がっている人間など...独創的な世界観が病みつきになります。
個性的なキャラクターたちにもそれぞれ背景があり、イベントを進めるにつれてキャラクターも魅力的に見えてきます。そんな中グノーシア(いわゆるワルモノ)と疑われたキャラを冷凍するのに気が引けてしまうのだが、そういうときは大体グノーシアだったりするんですよね...
1つ懸念点を挙げるとするなら、全く人狼ゲームというジャンルに触れたことがない方はルールを理解するのに時間がかかってしまう点です。馴染みがない方は「人狼ゲームとはなんぞや?」というのを理解してから本作をプレイするのをオススメします。
コンテンツ量 3点
自由度 2点
ソーシャリティ 3点
BGM 4点
グラフィック 2点
感情移入 5点
敷居の低さ 3点
グノーシアをプレイしたユーザーのレビュー。
騙されたと思ってみんなプレイして欲しい。これはやばい名作です。AIとの人狼ゲームと聞くと、つまんないし飽きそうって思うかもしれないけど、ストーリーが骨太過ぎて、そしてキャラが魅力的過ぎてどハマり、全然飽きない。しかも人狼も普通に楽しい。タイムリープ・世界線移動のような要素が詰まっていて、某ゲーム(アニメ)が好きな方は好きなはず。値段も安いから手軽にできて、コスパGOOD。