![CJ](https://img.gamewith.jp/assets/images/common/transparent1px.png)
![百英雄伝 Rising](https://img.gamewith.jp/assets/images/common/transparent1px.png)
百英雄伝 Rising
発売直前レビュー!見どころだけでなく、気になるクリア時間やボリュームも紹介
2022年5月11日(水)、幻想水滸伝のクリエイター陣が手がける注目の新作アクションRPG『百英雄伝 Rising』がついに発売。
大きな期待が寄せられている本作をGameWith編集部でも先行プレイさせていただいたので、ストーリーの根幹に関わるネタバレには触れずにレビューしていく。
なお本稿の筆者はあまりにもハマりすぎてクリアまで遊んでしまったので、クリア時間や全体のボリューム感についても紹介していこうと思う。
また、「幻想水滸伝って何?」と思った方や「基本的なゲームシステムや世界観から知りたい!」という方は、以下の序盤プレイレビュー記事から目を通していただけると幸いだ。
![百英雄伝Risingクリアレビュー](https://img.gamewith.jp/assets/images/common/transparent1px.png)
![百英雄伝 Rising](https://img.gamewith.jp/assets/images/common/transparent1px.png)
百英雄伝 Rising
この3人、大好きだ。町おこしを通じて描かれるアツい絆の物語
メインキャラクターである「CJ」「ガルー」「イーシャ」の3人の絆が芽生えていく様子は、アツい友情シナリオが大好物な筆者にどストライク。
伏線を張り巡らせたような難しいシナリオ展開ではないが、王道RPG好きにはたまらない心へストレートに訴えかけるセリフが多く、「こういうのを待ってた!」と思わされた。
![心を開くイーシャ](https://img.gamewith.jp/assets/images/common/transparent1px.png)
▲最初は仲間ですらなかった3人が、少しずつ信じ合える関係になっていく。眩しすぎる友情、最高です。
さらにゲームを進めていくと、本作ならではの“町おこし”要素が段々とストーリーに深く絡んでくるのも面白い。
![復興が進むシーン](https://img.gamewith.jp/assets/images/common/transparent1px.png)
▲様々な人の依頼を解決していくことで、町が発展して賑わっていく。ストーリーを進めて探索できる場所が広がってくると、町に秘められた謎が少しずつ明らかに…。
特に中盤〜終盤にかけて加速度的にストーリーが盛り上がるので、一気にクリアまで遊び切ってしまいたくなる展開に仕上がっていた。
三者三様なメインキャラクター
メインキャラクターの3人はそれぞれ単体で見ても魅力的だが、三者三様なトリオとして描かれているのも大きな特徴。
3人の会話は笑いあり涙ありといった様子で面白く、プレイしているうちに自然と3人とも好きになれる不思議な魅力がある。
以下、そんな3人のメインキャラクターを少し掘り下げてご紹介。
■ CJ
![CJ](https://img.gamewith.jp/assets/images/common/transparent1px.png)
本作の主人公。
困ってる人を見過ごさない正義感に溢れた少女。
とことん明るく素直な性格で、クリアした時には「この子が主人公で良かった…」と思うこと間違いなし。
![CJのアクション](https://img.gamewith.jp/assets/images/common/transparent1px.png)
▲CJは、ピッケルのような武器を使い二刀流で戦う。手数の多さが魅力で、前後に素早くダッシュもできる。弱い敵を蹴散らしながらサクサク進みたいときにピッタリだ。
■ ガルー
![ガルー](https://img.gamewith.jp/assets/images/common/transparent1px.png)
金にがめつい元傭兵の冒険者。
困ってる人に無償で手を差し伸べるCJとは口喧嘩になることも多いが、文句を言いつつも付き合ってくれる良いヤツ。
そして強面な見た目からは想像が付かない、意外な一面も…?(ギャップ萌えに弱い人、要チェックです)
![ガルーのアクション](https://img.gamewith.jp/assets/images/common/transparent1px.png)
▲ガルーの攻撃は、見た目通り一撃の重さが魅力。盾を構えた防御の固い敵などに対して頼もしいキャラクターだ。敵の攻撃をガード・パリィすることも可能。
■ イーシャ
![イーシャ](https://img.gamewith.jp/assets/images/common/transparent1px.png)
行方不明の父の代わりに「ニューネヴァー」の町長代行を務める少女。
冒険者を集めて町に賑わいを取り戻す施策を打ち出すなど、若くして優れた手腕を発揮している。
武器で戦うCJやガルーとは異なり、魔法を使えるのが特徴。
![イーシャのアクション](https://img.gamewith.jp/assets/images/common/transparent1px.png)
▲イーシャは魔法の球を敵にぶつける中〜遠距離の攻撃が得意。後述のルーンによって魔法が変化するので、トリッキーなアクションが楽しめる。
![百英雄伝 Rising](https://img.gamewith.jp/assets/images/common/transparent1px.png)
百英雄伝 Rising
3人揃うとアクションの幅広さが段違い!遊びやすさと多彩なアクションを両立したルーン
前回の先行プレイではCJとガルーシャの2人しか操作できなかったが、今回は3人目のプレイアブルキャラクターであるイーシャの操作感を中心に紹介。
まずCJとガルーシャと同じく、イーシャも1つのボタンで簡単に切り替え&攻撃可能。
アクションの幅は広がりつつも、ワンボタンで次々にキャラクターを切り替えられる遊びやすさは変わらない。
![フリーワープ](https://img.gamewith.jp/assets/images/common/transparent1px.png)
▲イーシャの固有アクションは「フリーワープ」。短い距離だがワープが可能で、攻撃だけでなく回避にも使える万能アクションだ。
また、パーティが3人になると、キャラクターを切り替えながら大ダメージを与える連続攻撃「リンクアタック」の回数も増える。
アクションにさらなる爽快感が加わり、バトルの楽しさが倍増すると言っても良いだろう。
▲イーシャも加わった状態でのリンクアタック。キャラクターが切り替わった瞬間の、時間が止まるような演出もカッコいい。
ルーンの属性に合わせてガラッと操作感が変わる魔法
![イーシャのステータス](https://img.gamewith.jp/assets/images/common/transparent1px.png)
イーシャの最大の特徴として、装備した「ルーン」の属性に応じた魔法を使える点が挙げられる。
ルーンは装備すると攻撃に属性を付与できるアイテムで、CJとガルーも装備可能だ。
CJとガルーがルーンを装備してもアクションは変化しないが、イーシャは魔法自体が変化するので操作感もかなり変わってくる。
![土のルーンで戦うイーシャ](https://img.gamewith.jp/assets/images/common/transparent1px.png)
▲例えば土のルーンでは岩の塊を相手にぶつけたり、尖った岩を置いて継続ダメージを与えることも可能。一発ごとの攻撃範囲が広く、複数の敵と戦う際にも便利な属性だ。
![氷のルーンで戦うイーシャ](https://img.gamewith.jp/assets/images/common/transparent1px.png)
▲氷のルーンを装備すると、氷の弾が高速で撃ち出される。かなり遠くまで飛ばすことができるので、遠距離からの素早い攻撃が楽しい。
この他にも、雷や火といった属性のルーンも登場する。
敵の弱点属性に合わせたルーンを装備するも良し、自分好みの操作感のルーンで攻めるも良し。
ルーンはアクションがより一層楽しくなる要素のひとつなので、プレイする際には是非色んな属性を試して遊んでみてほしい。
![百英雄伝 Rising](https://img.gamewith.jp/assets/images/common/transparent1px.png)
百英雄伝 Rising
気になるクリア時間は?コスパ良しで満足感バッチリ
![ニューネヴァーの人たち](https://img.gamewith.jp/assets/images/common/transparent1px.png)
筆者の場合、サブクエストも可能な限りこなしながら進めつつ11時間ほどでクリアできた。
町の完全復興などのやりこみ要素もあるため、全ての要素のコンプリートを目指すのであればもっと遊べるだろう。
「RPGにしてはボリューム少ない?」と思った人も居るかもしれないが驚くべきはその価格で、なんと1,650円(税込)。(PC版は1,580円(税込)。)
ここまで作り込まれたストーリーとアクションが楽しめるのにこの価格は、かなりコスパが良いと感じた。
ちなみにメインストーリーに関わるクエストだけ進めればもっと早くクリアも可能だとは思うが、装備やレベルが敵の強さに追いつかなくなってくるため難易度は高くなりそうだ。
![百英雄伝 Rising](https://img.gamewith.jp/assets/images/common/transparent1px.png)
百英雄伝 Rising
感想まとめ。期待が高まる前日譚
世界観や雰囲気は幻想水滸伝と異なるものの、古き良きRPGを思わせるアツいセリフやストーリーを堪能できて満足感があった。
本作は『百英雄伝』の前日譚ということもあり、クリアまでサクサク楽しめる丁度良いボリューム感だったのも◎。
すでに本作の時点でかなり楽しめたので、『百英雄伝』本編の発売がより一層待ち遠しくなるばかりだ。
どこか懐かしい、真っ直ぐな冒険心をくすぐられるようなRPGを探している人は、是非プレイしてみてはいかがだろうか。
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SteamEpic Games![百英雄伝のアイキャッチ](https://img.gamewith.jp/assets/images/common/transparent1px.png)
![百英雄伝 Rising](https://img.gamewith.jp/assets/images/common/transparent1px.png)
百英雄伝 Rising
GameWith編集者情報
![豆煎 路和(まめいる ろわ)のプロフィール](https://img.gamewith.jp/service/hd/images/7347a0351761fdde2caa3322328795b3.png)
Webサイト運営を約4年経験した後、GameWithへ。小さい頃からRPGが大好物で、特技はストーリーを読んで涙腺を崩壊させること。人生に影響を与えたゲームは「ドラクエ3」「ファイナルファンタジー8」「グランディア」。また、ゲームと同じくらい音楽も大好きで、バンド活動から合唱曲の作編曲まで、ジャンル問わず何でも挑戦するタイプ。趣味は、綺麗なホットケーキの焼き方の研究。 |