バディミッション BOND
『バディミッション BOND』とは?
ニンテンドースイッチ対応ゲームソフト『バディミッション BOND』。
本作は、漫画『ワンパンマン』等の作画を担当されている村田雄介氏をキャラクターデザインに起用した、推理アドベンチャーゲーム。
怪盗や忍者といった個性豊かなキャラクター達の中から2人組の「バディ」を組み、各キャラの特性を活かしてさまざまな謎を解いていく。
また、コミック調のイラストによる演出も魅力で、漫画を読むような感覚でストーリーを楽しめるぞ。
バディミッション BOND
『バディミッション BOND』プレイした感想!
おすすめポイント
- 「バディ」の個性がカギになる、捜査・潜入パートのおもしろさ
- 画面演出にストーリー展開も!「マンガ」をトコトン意識した作り
- 伏線・キーワードが散りばめられた、ミステリーゲームとしての手応え
「バディ」の個性がカギになる、捜査・潜入パートのおもしろさ
2人1組で進める捜査・潜入は本作の大きな魅力の1つ。
情報収集・敵地への潜入と目的は異なるが、カギになるのはいずれも、4人のうちから状況に適した2人を選ぶことだ。
シナリオの中で描かれる4人の個性を踏まえ、聞き込み相手や、潜入ルートに合わせて「バディ」を組む。
各キャラの性格や長所・短所が明確にプレイに紐づくため、いっそうキャラに感情移入できるのが嬉しい。
また、相手とのやり取りや「バディ」の会話内容は組んだ2人に合わせて変化するのもユニーク。
ルーク&アーロンで一度訪れた場所にも、モクマ&チェズレイで尋ねれば新たな発見があるかもしれない。
丁寧に作り込まれたバリエーション豊かな展開は、ぜひ注目してほしいポイントだ。
画面演出にストーリー展開も!「マンガ」をトコトン意識した作り
マンガ家・村田雄介さんによる多彩なイラストが特徴の本作。一方で、絵柄以外にも「マンガ」を意識したポイントが隅々まで散りばめられている。
マンガのようにコマを割ったゲーム画面に、単行本のように装丁された各シナリオ。
「文章を読む」ことがメインのアドベンチャーゲームにマンガチックな体験が加わることで、テンポよくストーリーを進められたのが印象深い。
見た目に限らず、ストーリー展開も「マンガ的」。
例えば新たな事件の発生だったり、新キャラの登場だったり、各シナリオは必ず「引き」のある形で終了する。
連載マンガに毎週飛びついてしまうように、本作のシナリオも次へ次へと夢中で読み進めてしまう。中毒性高いストーリー展開には、普段アドベンチャーを遊ばない方でもやめ時を見失うこと請け合いだ。
伏線・キーワードが散りばめられた、ミステリーゲームとしての手応え
画像から手がかりを探す「サーチモード」、選択肢を選ぶ「ヒーローズチョイス」といったシーンでは、プレイヤーが実際に推理をして正解を導かなければならないことも。
過去のできごとや得た情報がヒントになることが多く、プレイヤーの観察眼や記憶力が試される。
ミステリーゲームとしても手応えは十分で、その手のファンでも満足できるはずだ。
ルークたちの軽快な会話劇に目を引かれがちだが、犯罪組織「DISCARD」を追う物語の本筋はかなりシリアス。
謎が謎を呼ぶ重厚な物語も、ミステリー好きにはたまらない魅力になっているぞ。
まとめ
キャラクターデザインに村田雄介さん、主人公は男性4人組、CERO:Cの本格アドベンチャー…と、任天堂作品としては異彩を放つ本作。しかし蓋を開けてみると、しっかりとした読みごたえ、遊びごたえを感じる良質なアドベンチャーゲームに仕上がっていた。
完全新規のタイトルだけあって、前知識なしでスッと楽しめるのも嬉しいポイント。1人でじっくり、腰を据えて遊びたい方にイチオシの一本だ。
バディミッション BOND
無料体験版
本作の無料体験版が配信。
体験版では主人公ルークと相棒アーロンの出会いを描いた「ミッション#0」と、誘拐事件の解決に乗り出す「ミッション#1」が収録。
なお、体験版のデータは製品版に引き継ぐことが可能だ。
■ 体験版はこちら
Switchでリリースされたおすすめ新作ソフト | |
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#PS5 #PS4 #Switch | |
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バディミッション BOND
『バディミッション BOND』発売日など基本情報
発売日 | 2021年1月29日(金) |
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会社 | 任天堂 |
ジャンル | 3Dアクション/アドベンチャー |
価格 | 6,480円(税抜) |
対応ハード | Switch |
商品情報 | パッケージ版/ダウンロード版 |
©2021 Nintendo / KOEI TECMO GAMES CO., LTD.