『スーサイド・スクワッド：キル・ザ・ジャスティス・リーグ』のゲーム紹介｜評価とレビュー

ゲーマー向け評価

皆の憧れのヒーローたち。その圧倒的な強さと絶対的な正義感はいつの世も憧れの的ですが、そんな彼らと実際対峙したらどうなってしまうのか…？
そんな現実には起こりえないであろう体験ができるのが、本作『スーサイド・スクワッド：キル・ザ・ジャスティス・リーグ』です。

本作最大の魅力は、やはりヒーローたちとの本気のバトルでしょう。

たとえば、ダークヒーローとしてお馴染みの「バットマン」なら、主人公たちを暗所の閉鎖空間に閉じ込め、その中のトラップで一人ずつ仕留めていく…という原作さながらの恐怖にプレイヤーを陥れていきます。
まさしく狩られる側の気持ちを味わっているようですが、これだけではありません。
昨年公開されたばかりの映画でも主役を張った「フラッシュ」は、持ち前のスピードでかき回し全く狙いを定められなければ、我らがヒーロー「スーパーマン」は小細工こそしてこないものの、絶望するほどの圧倒的なパワーでこちらをねじ伏せてきます。まさに原作通り。

とはいえ、主人公たち「スーサイド・スクワッド」も負けてはいません。
4人のヴィラン達それぞれ得意な戦闘スタイルが異なりますが、いずれも撃つ！爆破する！ぶん殴る！仕留める！！ といった感じでアドレナリン全開のバトルを楽しめます。
「飛びながらエイムして撃ち抜く」「華麗なパルクールで距離を詰め近距離攻撃でフィニッシュ」といったスタイリッシュな動きが、誰でもできるようにカジュアルな操作性になっているのも魅力なポイント。
エイムアシスト等が充実しているおかげで、こんなスーパープレイの数々を比較的簡単にできてしまうので、戦っていると気分は最高潮。敵をいかに血祭りにあげるか…といったヴィラン的思考に思わず染まってしまうでしょう。

さて、本作のメインテーマは「闇落ちしたヒーローたちを、ヴィラン達が殺しに行く」こと。中々過激なテーマ故に好みが分かれそうではありますが、そのテーマに真摯に向き合ったが故に、荒々しくも爽快感抜群なバトルと、ヒーローたちとの死闘に熱が入るとも言えそうです。

• コンテンツ量 3点

• 自由度 3点

• ソーシャリティ 3点

• BGM 3点

• グラフィック 4点

• 感情移入 4点

• ゲーム性 4点

カジュアル向け評価

• コンテンツ量 3点

• 自由度 3点

• ソーシャリティ 3点

• BGM 3点

• グラフィック 4点

• 感情移入 4点

• 敷居の低さ 3点