流石にもう旬は過ぎたな、異変の答えも出尽くしちゃってるし。毎月異変が全部変わる位の事はせんと2、3日で飽きられるだろ
KOTAKE CREATE※から発売のPC,Switch,PS5,PS4対応ゲームソフト『8番出口』は、0番から始まる地下通路を進んで「8番出口」を目指すウォーキングシミュレーター。
操作方法は非常にシンプルで、ただひたすらに似たような道が続く地下通路を進んでいく…のだが、異変を見つけた際は、すぐにその場を引き返さなくてはならない。
また、異変はさまざまであり、現在の進行方向が間違っていないかとほんの少し不安になりながらも、出口に近づいていくドキドキ感を楽しめるのが本作の魅力だ。
本作は、日本の地下通路、不気味な空間としてネット上で代表的な「リミナルスペース」「バックルーム」などがモチーフとなっており、精神的な違和感という意味合いでの“ホラー要素”をあわせ持つ作品となっている。
※Switch,PS5,PS4版はPLAYISMより発売。
本作のVR版『8番出口VR』が2024年7月12日(金)より発売中。
コンテンツ量 2点
自由度 2点
ソーシャリティ 3点
BGM 1点
グラフィック 3点
感情移入 3点
ゲーム性 3点
ゲームを始めた途端広がる見慣れた光景。
パッと見だと現実的すぎる光景に、一体どんなゲームなのか想像が付きにくいかもしれません。ですが、その印象こそがこのゲームの魅力であり面白さを感じるきっかけになっているのです。
このゲームの魅力の一つとして、まずゲーム内に登場する通路のリアリティさが挙げられるでしょう。
通勤や通学、買い物に向かう際に多くの人が通ったことがあるであろう地下鉄の地下通路そのものとなっています。とても無機質な通路に、関係者だけが出入り出来る扉、壁に張り出されているポスターの内容すらも本当に存在するものではないかと疑ってしまうほどリアルなものとなっています。
そんな”日常的な場所”で起こる様々な”非日常的なイベント”がプレイヤーにワクワク感を味わわせてくれます。普段から歩き見慣れた光景だからこそ、自分が実際にその場にいるかのように感じやすく、私たちプレイヤーは感情移入しやすい為他のゲームではあまり味わえないようなリアルな没入感を楽しめます。
二つ目の魅力としては、ゲーム内で起こる様々な異変の演出が、ホラー要素が得意な人から多少苦手な人であっても楽しめるレベルのものとなっている事が挙げられます。
無機質なゲーム画面や何が起こるか分からないという点でホラー要素が強いのではないかと思われやすいでしょう。ですが実際にプレイしてみると、ホラー要素が得意では無い私でも楽しめるレベルの演出で、リアリティによる没入感とそれにより増幅される程良い緊張感で終始飽きることなくプレイする事が出来ました。
ただ不思議なことが起こるだけではなく、自分で探し見つける必要があるので、「次は何が起こるかな」という好奇心が恐怖心を上回っているのかもしれません。
唯一気になってしまう点として、一度クリアしてしまったら繰り返し楽しむことは難しいという部分が挙げられます。ただ、こちらのゲームは470円と非常に手ごろな価格で購入する事が出来るので、一度体験してみる分にはお得感を味わう事が出来るのではないでしょうか。
とても日常的でありふれた光景で起こる様々な非日常的な現象を味わえるゲーム。ついつい「次は何が起こるんだろう」と気になってしまうようなワクワク感と、ゲームに没入しているから味わえる緊張感。
”日常的”な”非日常”を味わってみたい方は是非1度プレイしてみてはいかがでしょうか。
コンテンツ量 2点
自由度 2点
ソーシャリティ 3点
BGM 1点
グラフィック 3点
感情移入 3点
敷居の低さ 4点
8番出口をプレイしたユーザーのレビュー。
会社 | KOTAKE CREATE |
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ジャンル | シミュレーション |
ゲーム システム |
その他シミュレーション |
タグ | |
発売日 |
PC : 2023年11月29日
Switch : 2024年4月17日
PS5 : 2024年8月8日
PS4 : 2024年8月8日
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価格 |
PC : 427円(税抜)
Switch : 427円(税抜)
PS5 : 427円(税抜)
PS4 : 427円(税抜)
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最大プレイ人数 |
1人
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公式Twitter |