大軍同士がぶつかりあう集団バトルがアツい『エターナルサガ : 亡国の傭兵団』

『エターナルサガ : 亡国の傭兵団』の配信日やジャンルなどのゲーム情報をまとめています。『エターナルサガ : 亡国の傭兵団』について知りたい方はぜひご覧ください。

ゲーム概要

『エターナルサガ : 亡国の傭兵団』は、ドット絵で描かれた無数のキャラクターたちが“大軍”としてぶつかりあう、ファンタジー世界での争いを題材にした戦略RPG。

“傭兵王”の異名を持つ主人公・アルスは、大規模な戦いの果てに英雄としての記憶を失い、気が付くとゴブリンたちに囲まれ命の危機に瀕していた。

たまたまその場を通りかかった傭兵・レナに助けを求めるのだが…というのが本作における大まかな冒頭部分。具体的には記憶を失った主人公が過去を取り戻すために、大陸各地を旅していく物語となっている。

ゲームでは人間やエルフ、オークにリザードマンといった多種多様な種族たちが登場。プレイヤーはそれらのキャラクターを部隊に編成して、自分だけの傭兵団を築き上げていく。

▲敵味方が入り乱れる集団バトル。見ているだけでも中々にアツい。

部隊編成に組み込んだキャラクターは全員がバトルに参加する。そのため、バトルでは毎度のように大人数での激しい戦いが行われるのが本作の特徴だ。

また、バトルは自動で進むが、部隊全体の行動方針として“攻撃か防御”を切り替えることが可能。敵の攻撃が激しい時は「防御モード」、逆に敵の守りが手薄の際には「攻撃モード」に転じて、部隊を勝利に導いていこう。

▲気を抜いていると「指揮官」が敵に囲まれてボコボコにされることも...。

バトル中、部隊の中で「指揮官」と「副官」にあたるキャラクターには、プレイヤーが任意で発動できる「スキル」が用意されている。とはいえ、どのスキルも戦況を覆せるほど強力ではないため、過信は禁物だ。

スキルはあくまで攻撃手段の一つとして考え、部隊の采配に集中するのがバトルのキモになるだろう。

プロローグでは英雄に相応しく、勇ましい戦いを繰り広げる主人公だが、実際に操作するのは英雄とは程遠い気弱な青年。
しかし、物語が進むに連れて少しずつかつての“英雄らしさ”が頭角を現すシナリオは良い意味で王道的だ。

さらに、RPG作品の多くがイベントシーンとして扱う物語を盛り上げる大規模な戦いを、本作では当たり前のようにバトルとして体験可能。

あの戦いに参加できたら...という、少しニッチなRPGファンの夢が実現できてしまうだけでも、本作に触れてみる価値は十分にあると言える。

そりす

東京都福生市生まれのゲームライターで、お酒と革靴が好物でソロキャンプが趣味のミニマリスト気質おじさん。サ終ゲームのヒロインをAIで復活させてニヤニヤしたり、国語辞典を持ち歩いて山中フラフラしたりしています。ULキャンプに傾倒しているためSNSは大体キャンプの話題が多め。

エターナルサガ：亡国の傭兵団の情報