それは、映画を超えたゲーム体験。4人の人生に隠された「1つの嘘」を暴け。
アナタの前にあるのは、アメリカ国家安全保障局のデータベースが閲覧可能なノートPC。
そこには、2年間にわたる4人のプライベートな生活を撮った映像が収められていた…といった状況でゲームは始まる。
ただしそれらは初めから全て見れるわけではない。
検索窓に「キーワード」を打ち込み、ヒットした映像のみを見ることができるのだ。
そのためアナタが次に見る映像は、どんな「キーワード」を入れるか次第。
例えば「友達」「レストラン」など、闇雲に打ち込むのも一つの手。
だが、核心に迫る映像を見るには、ある人物が発言した「固有名詞」や「人名」など頼りにするのが重要であろう。
やがて、4人のストーリーに関係性があることに気づくだろう。
だがそれで「はい、おしまい」ではないのが本作。
このストーリーの裏には「1つの重大なウソ」が隠されているのだ。
その違和感を突き止め、真実を解き明かすことが最大の目的となる。
サスペンス映画のような展開だが、映画のようにただそれを眺めるだけではない。
アナタ自身の手で調査し、アナタ自身の推理でその真実を解き明かしていく。
そういった点で「映画を超えた体験」ができるゲームとなっているのだ。
ルートがないからこそ、語り合いたい
どのようなキーワードを打ち込み、どのような映像を見て、真実にたどり着くのか。
それはプレイヤーによって全く異なるだろう。
だからこそ、他のプレイヤーと語りたくなる。
「俺は〇〇の映像が手がかりだったなぁ」「え、それ見ていないけど△△で答えにたどり着いたわ(笑)」など、自分の推理過程を共有したくなる魔力に駆られるのだ。
このゲームの評価
◯ここがGOOD!
- 自分の手で推理していく圧倒的な没入感は、他のゲームや映画では体験できない代物。
- 『スパイダーマン』『X-MEN』などの出演経験を持つ実力派俳優を起用。迫真の演技による"リアルな人間模様"が、臨場感をより演出してくれる。
×ここがBAD・・・
- 本作は17歳以上が対象。セクシャルな表現も出てくるので、苦手な人は注意。